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【 2018年NHK大河ドラマ予想 】幕末か、戦国か!?それとも?

【 2018年NHK大河ドラマ予想 】幕末か、戦国か!?それとも?

NHK大河ドラマ「真田丸」が変わらず絶好調ですね!
関ヶ原の戦いにむけて物語が緊張感をもって進んでいます。
また来年放送予定の「おんな城主 直虎」もキャストが発表され、盛り上がってきていますね。

そこで今日は再来年2018年の大河ドラマについて、いくつかのファクターをもとに、願望半分の大胆予想をしてみることにしました!

時代〜3年連続の戦国?幕末?それとも!?

まずはドラマの舞台設定として最も重要かと思われる「時代」から。
ここ数年はこんな感じですね。

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歴史ファンのみなさんにはやはり「幕末」か「戦国」が人気。
特に戦国時代は、群雄割拠の時代、各武将の個性が光っていることと、今年の真田ブームが後押ししているため、一歩幕末をリードしている感があります。

また、歴人マガジンライター陣からはなんと全会一致で「島津が観たい!」という案が。
確かに薩摩藩の祖である島津氏については、2014年「軍師官兵衛」で出たくらいで、主役はまだないのですね。
しかし、さすがに3年連続はないだろう・・・という予想。

とはいえその他の時代が舞台になったのは、2012年松山ケンイチさん主演の「平清盛」、それ以前では実に2005年、タッキーこと滝沢秀明さん主演の「義経」までないのです。

やっぱり幕末と戦国以外って人気がないのかな・・・と思いきや、平均視聴率データによれば、平清盛は12%と低迷するも、義経は19.5%と、2010年福山雅治さん主演で大ヒットした「龍馬伝」の18.7%を超える大健闘。
時代に関係なくヒットするものもあるが、外すと散々・・・という感じのようです。

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出典:社会実録データ図録

ここまで来て、さてどうだろうか?というところですが、ここで大事なニュースが一つ。
「2018年は明治維新150周年」

坂本龍馬の故郷高知をはじめ、明治維新の志士たちを生んだ山口県や鹿児島県でも、2018年にむけたキャンペーンを次々企画中。
この大波に乗らないはずはないだろう・・・と考え、時代は「幕末」と予想します!

性別〜 男性?それとも女性?

これまた難しい要素。
2012年の「平清盛」から2017年「おんな城主直虎」まで「男女男女男女」と交互になっており、この傾向から見れば2018年は「男」になるわけですね。

一方、2015年の関連記事によれば「女の大河」は2000年以降、20%以上の安定した人気の平均視聴率を稼いでいるとの結果も。
関連記事:
【NHK大河「おんな城主 直虎」はヒットするのか?】これまでの“女の大河”を振り返る

うーーーーん、難しい。
しかしさらなる情報として、2015年に井上真央さん主演で吉田松陰の妹杉文を描いた「花燃ゆ」は歴代最低視聴率を記録してしまったということもあり、必ずしも「女性の大河は当たる」とも言えないようです。

ということで結論。2018年の主人公は「男」と予想しますです!

人物〜どんな功績を残した人??

さて、ここまでの予想はある程度傾向を見れば予想もしやすかったわけですが、最後に残る最大の難関に直面しました。
それは・・・

「誰??何をした人?」

ということろ。ここは本当に難しい。
近年の大河ドラマ主人公を「幕末の男性」で見てみると、2010年「龍馬伝」の坂本龍馬、2004年「新選組!」の近藤勇以前には1990年「翔ぶが如く」の西郷隆盛・大久保利通までないのです。
これらの話題を編集会議で話していたところ、女性編集部員Mが大胆も大胆な予想を。。

「ジョン万次郎とかどうですかね?」

「ナニ!?ジョン万次郎!!??」

しかし視点としては確かに斬新かもしれない・・・

イケメンジョン万次郎。大穴を開けるか!?

イケメンジョン万次郎。大穴を開けるか!?

ジョン万次郎は、文政10(1827)年に高知県に生まれ、捕鯨漁師として海に出るも遭難。
奇跡的に無人島に漂着後、アメリカの捕鯨船に救出され本土へ渡米。
助けてくれた捕鯨船の船長の養子となりアメリカで熱心に勉強したのち帰国し、幕末の日本で大活躍した人物です。

確かにスペクタクル要素もあり、幕末の日本に彼が残した功績は大変に素晴らしいもの。
とはいえ坂本龍馬、近藤勇、西郷隆盛、大久保利通のあと「ジョン万次郎」は飛躍しすぎじゃないか!?

そこで「幕末の男性」の代表的な人物を考えてみると、中岡慎太郎、高杉晋作、桂小五郎などの倒幕側か、徳川慶喜、勝海舟、土方歳三、斎藤一、松平容保、小栗上野介などの佐幕側の人物が挙げられます。

倒幕側は2010年「龍馬伝」、佐幕側は2013年の「八重の桜」で結構カブリで出ていますね。
前述のとおり2018年は明治維新150周年ということもあり、その辺りを考えれば倒幕側の人物が出てきそうなものですが、それではあまりにもベタで面白くない。

ということで、あえて逆張りし、「佐幕側の人物」をここは予想してみました。

いよいよ最終結論!!!!

ようやく最終結論を出すところまで来ました!
NHK大河ドラマのプロデューサーになりきって熟考を重ね、私Yが導いた答えは・・・

「小栗上野介忠順」です!!!

え?ダメ?? そう言わずに、まあ聞ききください。

小栗上野介。幕末の勘定奉行や外国奉行を歴任。

小栗上野介。幕末の勘定奉行や外国奉行を歴任。肖像画はちょっと地味ですが・・

小栗上野介は、文政10(1827)年、江戸の旗本の家に生まれ、幼少期からその頭脳明晰さで注目され、剣術も直心影流免許皆伝の腕前で鳴らします。

安政7(1860)年には、遣米使節目付として正使の新見正興らと渡米。
帰国後の文久3(1863)年、軍艦や武器を造るための製鉄所を横須賀に建設。これが後に横須賀海軍工廠と呼ばれ、明治時代に日本海軍を支える一大基地として活躍することになります。

左から村垣範正、新見正興、小栗忠順。

左から村垣範正、新見正興、小栗忠順。

また銃砲製造の責任者としても活躍、日本初の西洋式火薬工場を建設したり、幕府に対して、フランスの援助を得ることを計画、総計72万ドルという莫大な予算をもって幕府軍を強化。
それだけではなく、拡大する外国との商取引について商社を設立したり、日本初の本格的ホテルを建設したりと、激動の日本を経済面、軍事面でリードしてきた第一人者なのです。

慶応4(1868)年、ついに始まった戊辰戦争では、第15代将軍徳川慶喜に徹底抗戦を主張。
箱根で新政府軍を陸軍で迎撃しつつ、幕府海軍の戦艦からの艦砲射撃で足止めし殲滅する」という案を出しますが、却下されてしまいます。
しかし後にこの策を聞いた明治政府日本陸軍の祖 大村益次郎は「その策が実行されたら今頃我々の首はなかったであろう」といい恐れたそうです。
ここでもし幕府軍が勝っていたら・・・歴史は大きく変わっていたはず。

その後小栗は「慶喜に薩長と戦う意志がないのなら、大義名分のない戦いはしない」と職を辞し、故郷の上野国で静かに暮らしていましたが、慶応4(1868)年に捕えられ、新政府軍に斬首され、その激動の一生を終えました。

後年、新政府で首相などを務めた大熊重信は「明治政府の近代化政策は、小栗の模倣に過ぎない」、また日露戦争の連合艦隊司令長官 東郷平八郎は「日本海海戦に勝利できたのは小栗氏のおかげである」と語るなど、彼の功績を称える明治の重鎮が多数いるのです。

そして最後にこの小栗上野介を推すうえで興味深い要素が一つ。

「これだけの人物なのに、ほとんど大河ドラマで出てきていない」

これについて調べたら、2003年岸谷五朗さん主演のNHK正月時代劇にはなったものの、大河ドラマでは2010年「龍馬伝」でもほとんど登場せず。

やはり佐幕側であることが影響しているのか。。
それはナゾですが、それにしても取り上げられ方が小さい、そんなところもあえて逆張りで話題を呼ぶはず!?と、個人的願望も含めて予想をしてみました。

さて、長くなりました。
2018年のNHK大河ドラマ、みなさんの予想はいかがでしょうか?
ちなみに外れても苦情などは受け付けませんのであしからず(笑)

なんにせよ、歴史ファンにとってはいつまでも語り尽くせる、気になる話題ではないでしょうか。
ぜひ、みなさんのご意見もお聞かせくださいね!

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編集長Y

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