歴人マガジン

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もう「ブーム」じゃない・・・「城人気」 定着の秘密に迫る!

“参加”と“体験”をキーワードにした「城ファン」のためのイベントプロジェクト「城フェス」。
その4回目が8月31日(日)に下北沢の本屋B&Bで開催との情報を聞きつけ、歴人マガジン編集部KとYが取材に行ってきました!

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小学校のときに城に魅せられて以来、趣味が高じて各地の城に関する著書を執筆されたり、城めぐりツアー企画や講演をされている「城メグリスト」こと萩原さちこさんと、歴史書籍などの編集プロダクション「かみゆ」の滝沢弘康さん

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この二人を中心に城郭研究家などのゲストを招いて開催されているこのイベント、歴人マガジン編集部で2月にお台場で開催されたVol.3にも参加しましたが、100名を超える参加者に「ブーム」を超えた「城人気」を実感したのです。

 

会場でまず驚くのは「女性ファンの多さ」
これはやはり実行委員長で「城メグリスト」萩原さんの存在が一番でしょう。

一見歴史好きとは分からない、若くてカワイイ萩原さんが「城めぐり」の楽しさを分かりやすく発信して「女性城ファン」を開拓された功績が大きい!

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また「参加と体験」というコンセプトも人気の秘密。

「歴女」がどちらかというと「人」にフォーカスした感じがあるのに対し、「城」という建造物の魅力と「山城」といって今はただの山になってしまっている場所を巡るというトレッキング的要素があるのも、新しいファンが増えた原因だと思われます。
とはいっても毎回のトーク内容はしっかりと深いところまで押さえてあるので、これまでの男性城ファン・歴史ファンも納得させる充実の内容。

まさに編集長Kと副編集長の私の両方がともに楽しめる、まことによくできたプロジェクトなんです!

4回目の今回は城郭研究家・ナワバリストの西股総生さんがゲストに「土の城vs天守」というテーマで開催、満員のファンを前にアツいセッションになりました。

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例えば「城と言えばほとんどの人が「天守」を好きになると思いますが」という萩原さんの問いに、西股先生は「軍事論として城を見た時に天守はどう見えるのかを考えるんです。」と返答。現存する12天守の写真をスライドで見ながら、デザイン的な要素や、軍事的な観点からお二人が初心者にも分かりやすく解説してくれます。

面白かったのは、西股先生が「城は城であり、ビルではない。サムライが命をかける場所として建てる以上、ダサいのはイヤだという美学が見えるところだ」とおっしゃったことはグッときましたね〜。

なので、先生曰くビルとして建てられた大阪城や名古屋城は「ダサい」そうで、文明批判をテーマにした映画「ゴジラ」では盛大にその2つが壊されているというトークの時には会場からもドッと笑い声が(笑)

また、萩原さんが「山城7つの楽しみ」と称して中世城跡をめぐるトレッキングの楽しさを解説。まず最初に「運動になります。」というところで笑いが。

その他にも「お弁当が楽しい」といったご当地グルメの楽しさや、土だけでここまで感動できる!という「無の境地」の魅力など、「わかるわかる!」という内容のプレゼンも盛り上がり、あっという間に2時間が経過。
最後に会場のファンに挙手してもらった結果としては天守のある城と山城、双方の魅力を感じた人が半々、この勝負はドローと相成りました(笑)。

終了後は、西股先生の『土の城指南』と萩原さんの著作『お城へ行こう!』刊行記念サイン会も。

私Yも、萩原さんの「お城へ行こう!」にサインをいただきましたよ!
これからお城の魅力を知ろう、と言う方へ西股先生が「山城はそのあたりにあるので、まずは土塁の上にも3年、と思って始めてみてください」とアドバイス。
確かに城跡はここかしこにもあるので、探しながらのお散歩は、今までのお散歩より格段に深く楽しいものになるでしょう!
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この秋はみなさんも「城ガール」「城レディ」「城女」としてデビューしてはいかがでしょうか?

また「城フェス」次回もこちらで取材していきたいと思いますので、みなさんもお楽しみに!

「城フェス」URL: http://46fes.com/
 写真提供:中島明菜さん

 

 

訂正のご連絡
「城メグリスト」は城フェスや著書の中で萩原さんの一人称として使用していらっしゃる表現とのことで、「城ガール」「城レディ」「城女」と該当箇所に関し、訂正させて頂きました。
以後、「城メグリスト」に関しては、萩原さんを表現する際に使用させて頂きます。

何卒ご了承の程、宜しくお願い致します。

歴人マガジン編集部

 


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