歴人マガジン

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【7つ全部言える??】年末年始の食べすぎで疲れた胃腸にはやっぱり「七草粥」

年末年始ってホント胃腸には試練ですよね。
私の場合ほぼ1年に1回この時期だけ食べるものが、モチをはじめ多々あり、休み明けは確実な体重増加が毎年の常です。

そして毎年恒例の胃腸疲れ・・・そこで頭に浮かぶのが「七草粥」。
編集長Kも同じ思いだったようで、思いっきりカブり、我ながらもベタな記事だと思いつつ、その歴史や由来を調べてみました。

まず「七草」はそもそも何を指すのか?みなさん言えますか??

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」なんだそうです。
恥ずかしながら副編集長Yは、せりとなずなくらいしかちゃんと味わったことがない・・・

七草粥の歴史はかなり古くに中国から伝わったものだそうで、日本では平安時代の初期に宮中の行事となり、江戸時代になって庶民に広まりました。
しかし、古代の粥は「七種粥」と言われ、その材料は、「米・粟・きび・ひえ・みの・ごま・小豆」と、今とはまったく異なったものでした。今の7種類になったのは、鎌倉時代になってからだと言われています。最初の七草粥は、タネ系のものを入れたものだったんですね。

ではなぜ7日なのか??ですが、これについては中国の古俗に人日というものがあり、正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占うというもの。その日が晴天ならば吉、雨天ならば凶の兆しであるとされていました。

6世紀頃の中国中南部地方の風俗を記した書物には、「正月七日を人日となす。七種の菜を以て羹(あつもの)をつくる」とあります。
7日の人日には七種の若菜を羹(熱く煮た吸い物)にして食べると年中無病でいられるという俗信を伝えたものです。おそらく初春の野から摘んできた生命力のある野草を食すれば、7日の”人の日”に邪気が祓えると考えたのでしょう。

左上から「すずしろ なずな すずな せり」下段は「はこべら ごぎょう ホトケノザ」ですね。わかんね〜ww
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しかし古い風習に併せて科学的な根拠も相まって、七草粥は大人気。
横浜の農家さんが1982年に発足させた「横浜七草研究会」、試行錯誤の末商品化に成功、最初は500パックほどの出荷量が今ではなんと横浜を中心に35万パックも製造販売するまでになったとか。凄い!

最初はこのような由来ではじまった七草粥ですが、まさに素晴らしい先人の知恵。正月休みで疲れた胃腸を休めるという医学的な根拠にもピッタリで、そのあたりの風習とも深く関係して今に至っているのでしょう。納得感バッチリです。

それにしても今と昔では料理の質も油の量なんかもケタ違いなはず。
先人の知恵に力を借りて、疲れた胃腸を労ってあげるのは私達のほうかもしれません。
今年も元気で健康に過ごせるよう、明日7日はぜひ七草粥を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(副編集長Y)

参照元
春の七草」七草研究会オフィシャルサイト

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