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【 長年の論争に決着!】坂本龍馬が極めた「北辰一刀流」の目録はコレだ! (6/8追記修正)

日本史上最も人気者!?「坂本龍馬」という男

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諸説あるかと思いますが、日本史で最も有名な人と言って坂本龍馬が挙がらないことはないと思います。

土佐藩の商家の次男坊として生まれ、下士と呼ばれる土佐藩独特の身分制度に悩んだ末脱藩。
幕末の志士として野に下りた後は、まさに龍のごとく日本各地を駆け巡ります。
倒幕の最大要因であった薩長同盟を締結したほか、徳川家に政権を返上をさせる大政奉還を促し、さらには船中八策という、新政府の人事構成までを示唆するという大活躍をしながら、志半ば、実に31歳の若さで暗殺、天に召されてしまった男。

彼をここまで有名にしたのは、巨匠司馬遼太郎氏の小説「竜馬がゆく」であろうと思いますが、彼が大変筆まめだったことから司馬氏によって描かれた彼のキャラクターは、当たらずとも遠からずだったと私は思っています。

この写真も好き。

この写真も好き。

また彼の人気をさらに高めているのは、18歳のころに江戸の千葉道場に遊学、剣を学び、今も現存する北辰一刀流の目録をもらったほどの剣の達人であるということ。
イザとなれば目録の腕がありながら、一説では「一度も刀を抜かなかった」という逸話も残されているほど。

さらにファンの人はご存知の通り、道場主であった千葉定吉の娘さな子(佐那)と、俗にいう「コイバナ」があったようで、明治まで存命していたさな子は「私は坂本龍馬の許婚(いいなづけ)」といい、死ぬまで独身を守り通したという話が伝えられています。

ファンの方には常識的な話ですが、少しでも知らない人に龍馬の魅力を伝えたいと思い、思わず前置きが長くなりすぎてしまった。。今日のニュースの本題に入らねば!!

龍馬が青年時代に千葉道場から受けたというこの「北辰一刀流長刀兵法目録」、一時期は行方不明だと言われていたのですが、実は高知県に本社のある株式会社技研製作所の北村精男(きたむらあきお)氏が所有、高知の龍馬歴史館(アクトランド)に大切に保管されていることが判明、しかも調査の結果間違いなくホンモノだ!と証明されたというビッグニュースが入ってきたのです!

やっぱり龍馬はどこまでも人気ものだった・・

今回のニュースは、江戸の千葉道場で修業した北辰一刀流の免状「長刀兵法目録」一巻(安政五年正月吉日付)が、高知で発見。
実物を坂本龍馬研究では著名な京都国立博物館 宮川禎一氏に調査依頼、調査検討した結果、他の剣術目録と共通性があることなどから、間違いなく坂本龍馬が道場主の千葉定吉より受けた免状(目録)であることが判明したというもの。

さな子(佐那)の名前が残る唯一のもの。

さな子(佐那)の名前が残る唯一のもの。

「北辰一刀流長刀兵法目録」は、若い龍馬が江戸で鍛錬に汗を流した北辰一刀流の武術のうちの長刀兵法の目録で、安政五年一月(1858年2月)、龍馬24歳のときに、龍馬が修行した桶町千葉道場の道場主・千葉定吉から「北辰一刀流長刀兵法目録」を授けられたとされています。

この目録は、千葉定吉の娘たちの名前 佐那・里幾・幾久(さな・りき・いく)が連なっているというユニークな形式から、以前は一部の研究者達の間で本物かどうかを疑問視する向きもありましたが、龍馬生誕150周年の年(昭和60年)に札幌市で公開された、文久三年(1863年)に龍馬が姉・乙女(おとめ)に宛てた手紙の中で、龍馬自身がこの目録の存在について言及していたため、真贋論争には終止符が打たれたというエピソードがあるとか。

またこの目録には、「龍馬の許嫁」と言われる千葉佐那(さな)の名前が記されており、佐那の名前が入った目録はこれだけとも言われており、よって龍馬と佐那の関係性を裏付ける唯一の物的証拠ともなる大変貴重な資料になります。
さな子さん、よかったね。。
思わず大河ドラマ「龍馬伝」でさな子を演じた貫地谷しほりさんの演技が思い出され感涙が・・

これだけ龍馬が人気で有名なのになぜ今発見されたのかナゾでもありますが、問題はそこではなく、なにからなにまで人気者の要素を持っている魅力的な人だったという印象が残るのが龍馬が龍馬たる所以だと思います。
さすが龍馬だ!!ってオチが平凡ですみません(汗)

あ、そうだ。
龍馬の魅力、幕末にについてもっと知りたい人は、歴人マガジンキュレーターのレキシズル渡部首脳がとても面白い切り口で連載コラムを書いてます。こちらをご覧ください!
【レキシズル流 幕末のいろは⑤】幕末を難しくした男

また、6/7に公開されたこの記事も大反響でした。こちらもどうぞ!
【 龍馬or新選組? 】 最強は誰だ!幕末の動乱を生きた剣豪たち

参照元:
@Press

編集長Y

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