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【あなたが好きな秀吉は?】天下人・豊臣秀吉を演じた名俳優たち

【あなたが好きな秀吉は?】天下人・豊臣秀吉を演じた名俳優たち

織田信長、徳川家康と共に三英傑と呼ばれる戦国大名“豊臣秀吉”。

貧しい農民から天下人へと上り詰めたそのサクセスストーリーは、下克上が世の常であった戦国時代でも抜きん出たものでした。

そんな立身出世のエピソードや愛嬌のあるキャラクターで、いつの時代も日本人に愛されてきた秀吉は、これまでドラマや映画などで数多くの俳優さんによって演じられています。

ちなみにNHK大河ドラマで秀吉が登場したのは、第55作となる『真田丸』(秀吉役は小日向文世さんに決定!)を含めなんと合計18回!3作に1回は登場していることになります。秀吉の人気の高さがよくわかる数字ですね。

今回はそんな歴代秀吉の中から、“この人の秀吉が良かった!”という方々を独断と偏見でピックアップ。

みなさんの好きな秀吉はいらっしゃるでしょうか?

秀吉と同じく成り上がりを果たす!『太閤記』(1965年)緒形 拳

最初にご紹介するのは、NHK大河第3作『太閤記』の緒形拳さんです。

当時は劇団に所属する若手の舞台俳優であった緒形拳さんが主役・秀吉として大抜擢。この作品をきっかけに、緒形さんは秀吉と同じく一躍スターダムへとのし上がり、その後の大河ドラマ人気を不動のものとしました。

また、緒形さんは第16作『黄金の日日』でも秀吉として登場。この時は『太閤記』とは打って変わり、悪役として秀吉を熱演しています。その他にもTBS「徳川家康」(1988年)でも秀吉を演じるなど、まさに“秀吉俳優”の代表格な俳優さんです。

恐怖の天下人!『独眼竜正宗』(1987年)勝新太郎

“秀吉=人懐っこい人物”というイメージとは打って変わり、恐怖の天下人として大きなインパクトを残したのがNHK大河第25作『独眼竜政宗』の勝新太郎さん。

天下統一を目前にした小田原城攻めで、渡辺謙さん演じる主人公・伊達政宗が死装束で秀吉に対面するシーン。主役の渡辺謙さんは、この時の正宗を睨みつける勝さんの鋭い眼光と凄まじい迫力に圧倒されたと後に語っています。歴代・秀吉の中でも、最も威厳のある秀吉といえるでしょう。

ちなみに『独眼竜政宗』は歴代大河ドラマの中で過去最高の平均39.7%(!)という驚異的な視聴率を誇った作品でもあります。

秀吉と言えばこの人しかいない!『秀吉』(1996年)竹中直人

そして秀吉と言えば多くの人が思い浮かべるであろう俳優さんは、『秀吉』(1996年)の竹中直人さんでしょう。『軍師官兵衛』(2014年)で再び秀吉を演じたことでも大きな話題になりました。

真っ黒に日焼けしたふんどし姿の竹中さんが泥大根をかじるという初登場シーンで強烈な印象を残した“竹中・秀吉”。今作で秀吉が、事あるごとに右手で5文字を強調しながら言う決め台詞「心配御無用!」は、その年の流行語ともなりました。この言葉は『龍馬伝』で香川照之演じる岩崎弥太郎も使用するなど、大河ファンにとってはお馴染みのキメ台詞になっています。

親子で秀吉の一生を演じる!『豊臣秀吉 天下を獲る!』(1995年)十八代目・中村勘三郎

最後に紹介するのは、親子で秀吉の一生を演じた『豊臣秀吉 天下を獲る!』の十八代目・中村勘三郎さんです。

多くの歌舞伎ファンに惜しまれながら、2012年に急逝した歌舞伎役者、十八代目中村勘三郎。明るくて人懐っこく、人情味あふれる勘三郎が演じる豊臣秀吉はまさにはまり役でした。(女好きだったというところも含めて・・・笑)

十八代目・中村勘三郎

十八代目・中村勘三郎

また、秀吉の少年時代である日吉を息子の中村勘九郎(当時:中村勘太郎)さんが演じているという点も本作の注目すべき見どころ。秀吉を演じた俳優は数多くいますが、親子で一生を演じたのは勘三郎・勘九郎親子だけではないでしょうか?

中村勘九郎(当時:中村勘太郎) 若い!笑

中村勘九郎(当時:中村勘太郎) 若い!笑

追悼・中村勘三郎!命日12/5に『豊臣秀吉 天下を獲る!』をチャンネル銀河で放送

チャンネル銀河では十八代目・中村勘三郎に命日である12/5(土)に『豊臣秀吉 天下を獲る!』を放送します。
本作には、豊臣秀吉役の勘三郎・勘九郎親子をはじめ、徳川家康を竹中直人、織田信長を宅麻伸、そしてそれぞれの少年時代を勘三郎の次男・中村七之助と市川新之助(現:市川海老蔵)が演じるなど、錚々たる顔ぶれが出演しています。ぜひこの機会にご覧ください!

『豊臣秀吉 天下を獲る!』
放送日:2015年12月5日(土)、12日(土)
特集ページはこちら

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多くの日本人に愛され続ける“豊臣秀吉”

ここまで歴代の秀吉を演じた俳優さんたちを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

ここでは紹介できませんでしたが、他にも『おんな太閤記』(1981年)の西田敏行さん、『春日局』(1989年)の藤岡琢也さん、『功名が辻』(2006年)の柄本明さんなどなど、名俳優たちによって数々の“秀吉”が生み出されてきました。

戦国時代が舞台となる2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』でも、おそらく秀吉は登場すると思いますし、今からどなたが演じるのか楽しみです。

みなさんにとっての“ベスト・秀吉”はどなたでしょうか?ご意見お待ちしております!

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