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【西太后の逸話】中国三大悪女として語り継がれる恐怖のエピソードとは?

手足切断?瓶詰めに!麗妃を襲う女の嫉妬

次々とライバルを葬っていった西太后には、恐ろしい逸話がまだ他にも……。ライバルの麗妃(皇帝の側室)の手足を切り落として瓶の中に入れ、“だるま女”としてさらしものにしたという伝説です。西太后を題材とした映画にも、そのようなシーンがあります。夫である咸豊帝の寵妃に対する嫉妬から、このようなことをしたといわれています。

想像するだけでも恐ろしい話ですが、この伝説は事実無根であることが分かっており、同じく「悪女」としてあげられる呂后や武則天の逸話と混同されたようです。しかし、このような逸話ができたのも、「西太后ならやりかねない」と思われていたからでしょう。

恐ろしい逸話は後付けされた?権力を持ち続けた女性

神輿に乗る西太后
神輿に乗る西太后。男尊女卑の社会の中で権力を握っていました。

生きた女性を井戸に投げ込んで殺したり、甥を毒殺したり、ライバルの手足を切断したりと、恐ろしすぎる逸話が現代まで語り継がれています。しかし、中には麗妃の話のようにフィクションと判明している話もあります。なぜ、このように誤解を含んだ恐ろしい話が、西太后の伝説として語り続けられているのでしょうか。

中国の歴史上、女帝は武則天しかおらず、権力階級では男尊女卑の習慣がありました。その中で西太后は、50年近くの長きにわたって女性でありながら権力を持ち続け、しかもその直後に王朝が崩壊してしまったのです。事実よりも強烈に脚色された悪いイメージを植え付けられてしまったのも、そうした状況を考えると致し方ないのかもしれません。

今後も語り継がれていく悪女伝説

西太后が崩壊する王朝においてどのような思いで権力にしがみ付き、政敵を殺し、垂簾聴政を行ったのかは想像するしかありません。中国の諸王朝の最後、清王朝の崩壊期をさまざまな逸話で彩った人物として、これからも語り継がれていくことでしょう。

 

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