歴人マガジン

【キングダムから三国志まで】いっきに学ぶ中国の歴史

黄巾の乱~三国時代の幕開け

漢王朝末期、悪政によって民衆の生活が困窮する中、張角を教祖とする太平道により『黄巾の乱(こうきんのらん)』が起こります。

この反乱を機に時代は群雄割拠がひしめく戦乱の時代へ。その中で大きな力をつけ、『魏(ぎ)』『呉(ご)』『蜀(しょく)』という国を建てたのが曹操・孫権・劉備の三人でした。

みなさんのよく知る『三国志』が舞台となる三国時代の始まりです。

<ピックアップ!オススメドラマ>
『三国志 Secret of Three Kingdoms』

“漢王朝最後の皇帝・献帝には双子の兄弟がいた”という新たな解釈で描かれるもう一つの「三国志」。傀儡の皇帝が漢王朝復興と天下泰平のため、覇王・曹操に戦いを挑む。

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様々な民族が争う乱世の時代(晋~五胡十六国時代~南北朝時代)

『魏』『呉』『蜀』の三国時代を制して中国を統一した司馬炎の『晋(しん)』でしたが、皇位を巡る王族の内乱に乗じた異民族の匈奴(きょうど)によって滅ぼされてしまいます。

晋が滅びると中国は再び混乱の時代へ。華北では5つの異民族が国家を建国し、五胡十六国時代に突入します。一方、江南に逃げた司馬一族は『東晋(とうしん)』を建国。以後、隋によって再統一されるまで中国は南北に分裂し、それぞれ新たな王朝が入れ替わりながら独自の歴史を展開していきます(南北朝時代)。


<ピックアップ!オススメドラマ>

『琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~』
中国版エミー賞10冠に輝き、日本でも熱狂的なファンを獲得した大ヒットドラマ「琅琊榜ー麒麟の才子、風雲起こすー」の続編。前作から約50年後を舞台に、新たな主人公・蕭平旌(しょう・へいせい)らが様々な陰謀に立ち向かう壮絶な戦いを描く。

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隋の中国再統一と滅亡~唐の繁栄


北朝の帝位を譲られた楊堅(文帝)は『
隋(ずい)』を建国。589年に南朝を滅ぼし、晋の滅亡後およそ300年ぶりに中華再統一を果たします。しかし、暴君と呼ばれた2代目皇帝・煬帝(ようだい)が大運河の建設といった大規模な土木工事や外征を繰り返すと、不満をもった民衆により各地で反乱が頻発。最後は、近臣達に煬帝が殺害され、隋はたった30年あまりで滅亡してしまいます。

618年、隋の役人であった李淵(りえん=高祖)は『唐(とう)』を建国。これ以降、約300年も続くことになる唐の基礎を作り上げたのは2代目の李世民(りせいみん=太宗)でした。彼の時代の治世は“貞観の治(じょうがんのち)”と呼ばれ、君主政治の理想として称えられています。

続く3代目・高宋(こうそう)が崩御すると、皇后であった武則天(ぶそくてん 則天武后)は国号を『周(しゅう)』と改め、中国史上唯一の女帝として権力を掌握します。

唐の治世は中断し混乱も起こりますが、周は15年ほどで消滅。武則天の死後に権力を握ったのが玄宗(げんそう)でした。彼の治世は“開元の治(かいげんのち)”と呼ばれ、杜甫(とほ)や李白(りはく)といった詩人が登場するなど唐文化は全盛期を迎えます。

しかし、世界三大美女の一人・楊貴妃(ようきひ)を溺愛した玄宗が政治を疎かにし始めると、節度使(辺境警備の軍人)による安史の乱や、塩密売商人らによる黄巣の乱が起こり唐は滅亡します。

この隋建国から唐滅亡までを描いた通俗小説が「隋唐演義」であり、現在も門神として信仰されている秦瓊(しんけい)らの活躍や、ディズニー映画で有名なムーランのエピソードなどが収められています。


<ピックアップ!オススメドラマ>

『独孤伽羅~皇后の願い~』
隋の初代皇帝・楊堅の皇后として知られる独孤皇后(独孤伽羅)。彼女を中心に、北朝から隋唐の時代にかけて栄華を誇った独孤家の3人の娘たちが、皇后の座に上り詰めていく様を描く。

©Beijing Hope Century Motion Pictures Co., Ltd

 

『大唐見聞録 皇国への使者』
陵墓の発掘調査をしていた現代の青年がタイムスリップした先は、皇帝・李世民が統治する唐の時代だった……。中国ドラマランキング3冠を獲得した、最盛期の唐を舞台に描かれる歴史エンタテインメント大作。

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