【こいつは凄い】モノつくりが挑む「超精密 戦国フィギア」

エンターテインメント

歴人マガジン読者のみなさんの間でも人気の高い「甲冑」。
Yもホンモノが欲しいですが、経済的な理由や、置き場所を考えるとなかなか手が出ない・・そんな方も多いのではないでしょうか。
そんな甲冑ファンのみなさんに 今日ご紹介したいのは、株式会社TO9(トク)さん(福岡市)が、もの作りのプライドにかけて、可能な限りディテールを忠実に再現した甲冑人形です。
まずは余計な説明無しにご覧ください。高さ30センチとは思えないクオリティの高さに、ビックリされると思います。

img_n
第二弾は織田信長公。黒づくめが最高にカッコいい。

near_n

第三弾はおなじみ真田幸村公の赤備え。こちらもGOOD!
第三弾はおなじみ真田幸村公の赤備え。こちらもGOOD!


near_s

代表の鶴田さんがこのような事業をされていることを、戦国グッズを製作・販売している別の方から紹介されたのが、この人形を知ったきっかけ。

さて、この「戦国大甲冑人形」は、第一弾の黒田官兵衛が絶賛販売中。
第二弾として織田信長が2月23日販売開始予定、さらに第三弾は真田幸村公の赤備えが4月27日の発売予定とのことで、今後はさらに徳川家康、伊達政宗といった人気武将の甲冑人形が次々と販売予定とのことです。

甲冑の意匠については、映画や時代劇の甲冑製造国内シェア90%を誇る「丸武産業株式会社」が完全監修。
このクオリティの高さもうなずけます。

ただ鶴田さん曰く「弊社では戦国武将以外のフィギュアに比べ部品数の多さ、細かさに悪戦苦闘しました。全くないものから新たに作り出すことよりも、既にあるものを形にするのがこんなに難しいのかと痛感しました。基本骨格を忠実に再現するため、3Dスキャナでデータベースをつくり、そこから職人さんの手で造形を整えていく作業と資料との照らし合わせで企画から1年を経てようやく完成しました。」 という苦労のすえ完成した思い入れのある商品。
もの作りの思いがこもった逸品なのです。

さらに興味深いのは、鶴田さんは以前歴史にはあまり興味がなかったということ。ある本に出会って歴史や過去に興味をもってこのプロジェクトを始めたそうです。
「人は未来を視ることは永遠に不可能だが、過去はいくらでも視れます。 様々な歴史から知恵や経験を得ることで新たな一歩が踏み出せる、人にはそれが出来るのだと知り歴史にも興味を持つようになりました。」
くううカッコいいじゃないですか!!

これからはこの甲冑人形だけに留まらず、行政や学校とのコラボ企画で新しい歴史プロジェクトを計画中と鶴田さん。
これだけのクオリティを実現するもの作りのプロがそのプライドをかけて手がける次なる企画に、目が離せません。
黒田官兵衛人形も予約殺到中で残数わずかとのこと。ファンの方は早めにお問い合わせを!
YもTO9さんの次のプロジェクト、期待して追いかけていきたいと思います!

参照元 「株式会社TO9」オフィシャルサイト  

Visited 1 times, 1 visit(s) today
READ  【「青天を衝け」ファン必見!】渋沢史料館で、渋沢栄一から妻・千代への手紙が一挙公開中

コメント

タイトルとURLをコピーしました