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【主演・柴咲コウ】大河ドラマ「おんな城主 直虎」2021年4月CS初放送スタート

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戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた―。激動の時代を生き抜いた井伊直虎の生涯を描き、その魅力的なストーリーで多くのファンを獲得した大河ドラマ「おんな城主 直虎」。Twitterトレンド大賞2017ドラマ部門で第1位になるほどの盛り上がりをみせた話題作を、チャンネル銀河では2021年4月7日(水)よりCS初放送する。

あらすじ

時は戦国。井伊家当主・井伊直盛には後を継ぐ男子がいなかったため、一人娘・おとわと分家の嫡男・亀之丞を婚約させ、亀之丞を次の当主にするつもりだった。ところが、井伊家を実質的に支配していていた今川家から謀反の疑いをかけられ、亀之丞の父が殺害されてしまう。亀之丞も命を狙われ逃亡し、行方知れずに。おとわは出家し、「次郎法師」として暮らすことになる。その後、亀之丞が帰還。元服して井伊直親となり、井伊家の将来は安泰かに見えた。しかし、度重なる戦で直盛をはじめ井伊の男子が次々と亡くなり、ついには直親も今川家の陰謀で命を落としてしまう。残された男子は直親の嫡男・虎松(後の井伊直政)のみ。この窮地を救うため、おとわは還俗して「井伊直虎」と名乗り、女城主として井伊家を支えていくのだった。

駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3つの大国が虎視眈々と領地をねらう中、資源も武力も乏しいこの土地で、頼るべきは己の知恵と勇気。仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延びた直虎は、その後の井伊家が発展する礎を築いていく。そんな直虎の原動力となったのは、幼いころに約束を交わした許婚への一途な愛。愛を貫いて自らの運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯とは…。

ドラマの主人公”井伊直虎”とは?

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井伊家第22代当主・井伊直盛の一人娘。直盛には後継者となる男子がおらず、直盛の従兄弟にあたる井伊直親を娘婿に迎えて家督を継がせる予定であった。しかし、直親の父が今川家に殺され、直親自身も命を狙われたため、信州へ逃れることに。直親の失踪を嘆いた直虎は龍潭寺で出家し、次郎法師を名乗るようになる。その後、井伊谷に帰還した直親は、直盛の養子となり奥山家の娘と結婚。2人の間には虎松(後の井伊直政)が生まれた。永禄3年(1560)、桶狭間の戦いで直盛をはじめ多くの井伊家家臣が戦死。さらには永禄5年(1562)、直親が今川氏に誅殺されると、井伊家は存続の危機に陥る。翌年には直虎の曾祖父・直平も急死し、井伊の名を継ぐ男子は直親の遺児である幼い虎松ただ一人。永禄8年(1565)、この窮地を救うために次郎法師は「井伊直虎」として還俗し、虎松の後見人として実質的な女領主となった。今川氏から徳政令を突きつけられた際には、その見事な政治手腕で難局を乗り切っている。天正3年(1575)、身を隠していた虎松を徳川家康へ出仕させると、虎松は万千代、直政と名を変え、数々の武功をあげて徳川四天王に数えられる名将へと成長。断絶寸前だった井伊家を復活させた。こうした直政の出世を見届けた直虎は、天正10年(1582)8月26日に、その激動の生涯に幕を閉じる。その後、井伊家は260年にわたって江戸幕府の屋台骨を支えることとなった。

見どころ

直虎から直政へ…受け継がれる意志が、戦国の世を終わらせる

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井伊谷で育った3人の幼なじみ、おとわ(井伊直虎)、亀之丞(井伊直親)、鶴丸(小野政次)。出家して次郎法師となったおとわは井伊を陰から支え、直親は井伊家の当主として、政次は今川家の目付役として、それぞれの立場から井伊家を支えていくはずだった。しかし、直親が命を落としたことで運命は大きく動き出す。直親の意志を受け継ぎ、女城主となった直虎は、目まぐるしく勢力図が変わる戦乱の中で、後見人として直親の嫡男・虎松を育てながら、政次と協力して井伊の生き残る道を探ることに。だが、政次までもが直虎と井伊を守るために壮絶な最期を迎えてしまう。さらなる犠牲と戦を避けるため、井伊家の再興を諦めて穏やかな生活を求める直虎。そんな中、成長した虎松は、自らの手で井伊家の再興を成し遂げるべく、徳川家康のもとで万千代と名を変え出世を重ねていく。やがて直虎が没し、南渓和尚から「井伊の魂」を伝えられた万千代は、井伊の通字である「直」と小野の通字である「政」を合わせた「直政」の名を家康より賜り元服。3人の意志を受け継いだ直政は、家康のもとで天下太平の世を実現するのだった…。これは大切な人たちを守るため、多大な犠牲を払いながらも、戦のない世を求めて戦った者たちの、受け継がれていく意志の物語なのである。

Twitterトレンド大賞2017ドラマ部門第1位!脚本家・森下佳子が描く極上のエンターテインメント

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SNSを中心に大きな盛り上がりを見せた本作は、その年に最もツイート数の多かったドラマ作品として「Twitterトレンド大賞 エンタメコンテンツ・オブ・ザ・イヤー ドラマ部門」で第1位を獲得。さらに、未公開シーンも追加された総集編の放送終了後には、Twitterトレンド世界ランキング1位に「#おんな城主直虎」がランクインするという偉業を成し遂げた。その立役者は何といっても、連続テレビ小説『ごちそうさん』などを手掛けた脚本家・森下佳子だろう。少女マンガ『ベルサイユのばら』と『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの小説で知られる山田風太郎の作品を参考にしたというオリジナル脚本は、大河ドラマの新たな可能性を広げたとまで高く評価されている。井伊直虎はほとんど資料が残されていない人物だが、そうした数少ない史実をつなぎ合わせ、その隙間を想像力で拡大していく手腕、直虎たちを容赦なく追い詰めていく血なまぐさい展開と少女マンガのようなイケメンドラマを両立させるバランス感覚、所々にはりめぐらせた伏線など、その緻密な脚本は多くの視聴者を惹きつけた。また、史実では井伊家を裏切った奸臣とされる小野政次や、悪女として有名な築山殿(瀬名)といった人物が「実はこうだったのかもしれない」という新たな解釈で描かれており、史実を知る視聴者にも新鮮な驚きを与えたことも人気の理由のひとつだ。そんな森下が書いていて最も楽しかったエピソードというのが、最終回「石を継ぐ者」だったという。今まで描かれてきたすべての出来事が見事に集約される最終回を、ぜひその目で確かめてほしい。

主演、柴咲コウ!三浦春馬、高橋一生、菅田将暉など豪華俳優陣が集結!

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主人公・井伊直虎を演じるのは柴咲コウ。大河ドラマ初出演ながら、過酷な運命に立ち向かい成長していく女城主の一代記を見事に演じきった。そんな直虎の元許嫁であり、悲劇的な最後を遂げる井伊直親を演じたのは三浦春馬。その凛々しい武者姿とまばゆいばかりの笑顔は、多くの視聴者を虜にした。もう一人の幼馴染である小野政次を演じたのは高橋一生。直虎との主従を超えた深い絆や衝撃的なラストシーンで強烈な印象を残し、2017年のブレイク俳優の一人となった。さらに、本作のオリジナルキャラクターであり、やがて直虎を支える存在となる盗賊団の頭・龍雲丸を柳楽優弥が演じている。歴史ドラマでありながら、タイプの違う3人の男性が直虎に好意を寄せるというイケメンドラマを彷彿とさせる構図も本作の魅力の一つだ。さらに、後半の物語を加速させる井伊直政を演じた菅田将暉、徳川家康を演じた阿部サダヲ、その妻・瀬名を演じた菜々緒といった人気俳優が出演。その他にも、直虎の師匠・南渓和尚を演じた小林薫、武田信玄を演じた松平健、織田信長を演じた市川海老蔵など、大河ドラマならではの豪華俳優陣が集結している。

槍ドン!?究極の愛の形!?高橋一生演じる小野政次の壮絶な最期

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本作で最もSNSを沸かせたのは、第33回「嫌われ政次の一生」での高橋一生演じる小野政次の壮絶なラストシーンだろう。近藤康用の罠にかかり、窮地に陥った井伊を守るため、政次は自らが罪を被り処刑されるという決断をする。しかし、処刑場で磔にされた政次に長槍でとどめを刺したのは、ほかならぬ井伊直虎だった…。当初は直虎が刑場に見送りに行ってお経をあげるだけの予定だったが、脚本を書き進める中で、この壮絶なシーンが生まれたのだという。脚本を読んで号泣したという岡本幸江チーフ・プロデューサーは、脚本を書き終えた森下は虚脱状態となり、音楽担当の菅野ようこも脚本を読んで10日ほど熱で寝込んだほど、制作サイドにおいても大きな衝撃だったことを明かしている。「裏切った家老」「裏切られた城主」という形をお互いが演じながら「日の本一のひきょう者と未来永劫語り継いでやる」などと互いを罵り合っているように見える一方で、それらの言葉は裏返しの「誓いの言葉」になっており、主従の関係を超えて深い絆で結ばれた2人の愛の告白ともいえるシーンとなっている。放送後のSNSでは「政次ロス」という言葉が生まれ、「壁ドンならぬ”槍ドン”」「これは究極の愛の形だ」といった絶賛の声があがった。さらに、放送3日後に発売された追悼CDアルバム『鶴のうた』(音楽:菅野よう子)は、2017/9/7付オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得。ドラマや映画のサントラは売上1万枚以上が大ヒットとされる中、1カ月で2.5万枚を売り上げるという快挙を成し遂げている。

天才子役たちの名演に注目!全4回にわたり描かれた子供時代

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この作品が異例だったのは、子役による子供時代が第1回から第4回まで描かれたことだった。近年の大河ドラマであれば第1話で終わることが多い中、物語の軸となるおとわ(直虎)・亀之丞(直親)・鶴丸(政次)の3人の関係性を子役時代から丁寧に描くことによって、後の物語へ大きな説得力を生むこととなった。もちろん、おとわを演じた新井美羽(連続テレビ小説『花子とアン』『わろてんか』出演)、亀之丞を演じた藤本哉汰(大河ドラマ『平清盛』出演)、鶴丸を演じた小林颯(大河ファンタジー『精霊の守り人』出演)といった天才子役たちの名演も見逃せない。3人は第4回までの出演にとどまらず、最終回にも印象的なシーンで再登場する。どのような描かれ方をするのかにも注目だ。さらに、井伊直政の子供時代である虎松を演じた寺田心など、例年になく子役たちの熱演が光った大河ドラマだった。

もう1人の主人公!菅田将暉が演じる井伊直政の成長物語

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小野政次の死後、視聴者に大きな喪失感が漂う中、後半の物語を大きくドライブさせたのが、菅田将暉が演じる井伊万千代(後の直政)だった。「井伊家を自らの手で再興させる!」という誓いを胸に、徳川家康の家臣としてあらゆる困難に全力でぶつかっていくエネルギッシュなキャラクターは、まさに”井伊の赤鬼”と恐れられることになる直政そのもの。井伊家の再興を望まない直虎と対立しながらも、井之脇海が演じる幼馴染の小野万福とともに武功を重ねていくさまは痛快だ。万千代がどのような成長を遂げ、直政を名乗ることになるのか…。このドラマは女城主・井伊直虎の一代記であるとともに、”徳川四天王”とよばれた猛将・井伊直政の誕生物語でもあるのだ。

「信長、浜松来たいってよ」パロディだらけのサブタイトルがSNSで話題に!

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名作映画や小説などの作品をもとにしたユニークなサブタイトルもSNSで大きな話題となった。第3回「おとわ危機一髪」(映画『007危機一発』)、第13回「城主はつらいよ」(映画『男はつらいよ』)、第16回「綿毛の案」(『赤毛のアン』)、第21回「ぬしの名は」(映画『君の名は。』)、第41回「この玄関の片隅で」(『この世界の片隅に』)、第48回「信長、浜松来たいってよ」(映画『桐島、部活やめるってよ』)など、総集編を含む全エピソードに、制作陣の遊び心が込められている。中でも名作といわれているサブタイトルが、映画『嫌われ松子の一生』のパロディである第33回「嫌われ政次の一生」だ。悪役を演じたまま本懐を遂げた政次の生きざまと、演じる高橋一生の「一生」がかかっており、壮絶な処刑シーンとあいまってSNSでは「神回」の声であふれた。脚本の森下、演出担当と3人でサブタイトルを考えたというチーフ・プロデューサーの岡本は「見た人が自由に想像して盛り上がってほしい」と、あえて元ネタの正解は明かしていない。サブタイトルの元ネタを想像しながら、物語を楽しんでみてはいかがだろうか?

大河ドラマ「おんな城主 直虎」

放送日時:2021年4月7日(水)放送スタート 月-金 朝8:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/naotora/
出演:柴咲コウ(おとわ/次郎法師/井伊直虎)、三浦春馬(亀之丞/井伊直親)、高橋一生(鶴丸/小野政次)、杉本哲太(井伊直盛)、財前直見(千賀/祐椿尼)、貫地谷しほり(しの)、阿部サダヲ(竹千代/徳川家康)、菜々緒(瀬名/築山殿)、前田吟(井伊直平)、小林薫(南渓和尚)、柳楽優弥(龍雲丸)、菅田将暉(虎松/万千代/井伊直政) ほか
制作:2017年/全50話
作:森下佳子(『JIN-仁-』、連続テレビ小説『ごちそうさん』)
音楽:菅野よう子
語り:中村梅雀
コピーライト:©NHK

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