歴史好きにはおなじみ、毎年開催されている「江戸文化歴史検定(通称:江戸検)」。2017年のテーマは、『疾走!幕末・維新 新選組結成から戊辰戦争まで』です。ご存じの通り今年は大政奉還から150年という節目の年ですし、改めて幕末や維新を見つめ直す良い機会。チャレンジしてみようという方も多いのではないでしょうか。
第12回江戸文化歴史検定、テーマは『疾走!幕末・維新 新選組結成から戊辰戦争まで』
第12回江戸文化歴史検定
開催日:
夏検/[3級のみ]2017年8月27日(日)
本試験/[1,2,3級]2017年11月3日(金・祝)
開催エリア:東京/大阪/名古屋(本試験のみ)
申込締切日:夏検/2017年8月9日(水)、本試験/2017年10月12日(木)
※上記はネットからお申込みの場合です。お申し込み方法によって受付期間が異なるためご注意ください。
主催:一般社団法人 江戸文化歴史検定協会
公式サイト:http://www.edoken.jp
とはいえ、受検するのに何を勉強すればいいの?という方も多いはず。
そこで、東京・神保町の書泉グランデで現在開催中の「江戸文化歴史検定フェア」より、受検対策におすすめの書籍をご紹介いただきました!
「江戸検」対策におすすめ&レアな江戸関連書籍
おすすめはこの4冊。江戸検定最年少合格・お江戸ル「ほーりー」こと堀口茉純さんによる『新選組グラフィティ 1834-1868』(実業之日本社)は、教科書で光の当たらない敗者目線の幕末史を丁寧にわかりやすく書き上げた1冊。また、『江戸検クイズ百問答 事件編』(小学館)は、クイズを解いて解説を読むだけで、江戸の“通”になれる入門書。江戸文化歴史検定の過去問題から精選した百問が掲載されているので、受検の予行練習にちょうど良さそうです。他にも「江戸文化歴史検定フェア」では、上級者におすすめの『江戸博覧強記』(小学館)や、すでに絶版になっている『えどたん 江戸文化歴史単語集1200語』(小学館)など、レアな江戸本に出会えるチャンスです。
新選組検定対策にもおすすめの書籍
また、江戸検とあわせて受検したいのが「新選組検定」。なんと受験者累計のべ1万人という、新選組好きマストの検定なのです。受験者の約7割が女性、年代も10~30代が約7割と、若い女性に大人気なのだとか。スゴイ・・・!
しかも今回は、大政奉還150周年特別企画として江戸文化歴史検定と新選組検定を両方受検(もしくは過去受験者)すると「江戸割」が適用されるとのこと。これはもうダブルで受検するしかない!?
第5回 新選組検定
開催日:2017年9月24日(日)
開催エリア:函館/東京/名古屋/京都
※受験会場は申し込み後のご案内
申込締切日:2017年8月16日(水)まで
主催:新選組検定運営事務局
公式サイト:http://www.kentei-uketsuke.com/shinsen-gumi/
新選組検定対策におすすめの書籍
新選組検定対策におすすめなのはこの4冊。新選組隊士全520人を最新史料で完全網羅した『新選組隊士録』(新紀元社)、結成から終焉までの軌跡、全国のゆかりの地までを徹底紹介した『新選組を旅する』(ベストセラーズ)、隊長たちの素顔に迫る『新選組10人の隊長 土方・近藤とともに戦った男たちの群像』(洋泉社)、新選組をめぐる膨大な資料を精査し、その真実の姿を描く『新選組全史 幕末・京都編』(文藝春秋)。どれも新選組好きなら知っておきたい情報満載の書籍ですね。
新選組の問題は江戸検でも出題されると思うので、読んで損はありません。
やっぱりマスト!第12回江戸文化検定お題公式テキスト
そしてなんといっても公式テキストは必須です!
勝海舟・坂本龍馬・西郷隆盛・高杉晋作、そして新選組といった幕末に活躍した人々の人物伝やコラムも充実しており、まさに受検者必読の幕末ガイドブック。書泉限定で店頭販売されます。
また、この「江戸文化歴史検定フェア」期間中に日本史・江戸文化歴史検定関連書をお買い上げの方には、江戸文化歴史検定オリジナルグッズをプレゼント。無くなり次第終了だそうなので、欲しい方はお急ぎください!
「江戸文化歴史検定フェア」は6月30日(金)まで。受検の有無に限らず、どの書籍も江戸や幕末関連に興味がある方は楽しめるはず。書籍を読んで自信がついたら、ぜひW受検にチャレンジしてみてくださいね。
「江戸文化歴史検定フェア」
【開催期間】2017年5月22日(月)~6月30日(日)
【場所】東京・神保町 書泉グランデ4階
※江戸文化歴史検定受験申し込みも受付中です。
https://www.shosen.co.jp/fair/54126/
(編集部)
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