中国・南北朝時代を舞台に、一族を殺された復讐を果たすべく亡国の王女がその名を変えて敵国へと入り込み、やがて皇后の座を勝ち取っていく姿を描いた中国歴史ドラマ「王女未央-BIOU-」。2016年に中国で衝撃の動画再生回数230億回を叩き出した大ヒット作を、チャンネル銀河では2017年9月より日本初放送する。
すべてを奪われた王女が復讐の矢を放つ・・・
舞台は群雄割拠の南北朝時代。小国・北涼は北魏の侵攻から民を守るため、降伏を宣言。北涼の皇帝は河西王に封じられ、人質として北魏に下った。
数年後、河西王の娘・馮心児(ふう・しんじ)は、多くの人々から愛され、幸せに過ごしていた。そんな中、河西王がようやく帰郷し、心児は父とのひさしぶりの再会を果たす。しかし、幸せな日々は長くは続かなかった。北魏の李敏峰(り・びんほう)、叱雲南(しつ・うんなん)らの陰謀により、一夜にして北涼は滅ぼされてしまう。父と祖母を殺された心児は、王族の血を残すために一人で生き延びる道を選ぶしかなかった。
追っ手から逃れて行き倒れになっていた心児は、村の娘・李未央(り・びおう)に救われる。彼女は北魏・尚書府の娘で、母親が身分の低い侍女だったために村で不遇の生活を送っていた。近々尚書の屋敷に戻れることになっていた未央だったが、刺客の手にかかり心児の目の前で殺されてしまう。
全ての黒幕が尚書府であることを知った心児は、李未央に成りすますことを決意。国を滅ぼされた復讐と未央の仇を討つため、様々な謀略が渦巻く尚書府へと入り込んでいくのだった。
主人公 “李未央”とは?
主人公の李未央(馮心児)のモデルとなったのは、北魏の文成文明皇后(馮太后)。父・馮朗の家系は五胡十六国時代から南北朝時代初期にかけて遼東を支配した北燕の皇族であったが、この北燕は北魏により滅ぼされ、馮朗は北魏に降って重用されていた。しかし馮朗は罪を問われて誅殺され、身寄りをなくした幼い馮太后は、北魏の太武帝の左昭儀(後宮における称号で皇后に次ぐ地位)だった叔母の馮氏に従って後宮入りした。その後、太武帝の孫、第5代皇帝・文成帝の皇后となった。
2016年大ヒット歴史ドラマ!衝撃の動画再生回数230億回!
動画再生回数が230億回を超え、2016年大ヒット歴史ドラマとなった本作。
主演のティファニー・タンは、「マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」で中国国内にて「現代テレビドラマ部門 最優秀女優賞」を受賞した注目の美人女優。本作では、復讐に身を投じていく亡国の王女を熱演し、話題を呼んだ。彼女に強く惹かれていく2人の皇子を、「三国志~Three Kingdoms~」ルオ・ジン、「流星花園〜花より男子〜」でブレイクし、その後も俳優、そしてアーティストとしてアジア全土で活躍するヴァネス・ウーが演じる。今までスタイリッシュなイメージが強かったヴァネス・ウーは、本作で歴史ドラマと悪役に初挑戦し、新たな一面を魅せた。
家族と名前を奪われた王女!ヒロインの勇知が導く、手に汗握る復讐劇!
尚書府の陰謀により、家族を皆殺しにされた馮心児。命からがら逃げ延びた自分を助けてくれた李未央までも殺され、その全ての黒幕が尚書府であることを知った心児は、李未央に成りすまし、尚書府に入り込むことを決意する。そこで待っていたのは、尚書府夫人の叱雲柔や夫人の娘・李長楽からの陰湿ないびり、そして義兄の李敏峰や従弟の叱雲南らから命を狙われ続ける日々だった。家族を奪われ、そして自身の名前をも奪われた馮心児が、命の恩人の名前「李未央」を名乗り、敵国に入り込み仇討ちをしていく。彼女の勇気と知恵で、敵を追い詰めていく展開は手に汗握ること間違いなし!
中国歴史ドラマ「王女未央-BIOU-」
放送日:2017年9月4日(月)スタート 月-金 午後1:00~ 第1話無料放送
※リピート:同日スタート 月-金 夜11:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/biou/
【ストーリー】
群雄割拠の南北朝時代、小国・北涼は北魏の侵攻から民を守るため、降伏を宣言。北涼の皇帝は河西王に封じられ、人質として北魏に下った。数年後、河西王の娘・馮心児(ふう・しんじ)は、多くの人々から愛され、幸せに過ごしていた。しかし、北魏の李敏峰(り・びんほう)、叱雲南(しつ・うんなん)らの陰謀により、一夜にして北涼は滅ぼされてしまう。追っ手から逃れた心児は、北魏尚書府の妾腹の娘・李未央(り・びおう)に命を助けられるが、未央は尚書府の追手の手にかかり殺されてしまう。全ての黒幕が尚書府であることを知った心児は、李未央に成りすますことを決意し、復讐のため、様々な謀略が渦巻く尚書府へと入り込んでいく・・・。
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画像:『王女未央-BIOU-』©Croton Entertainment All Rights Reserved.
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