【 ファン激増中 】全国の「山城歩き 徹底ガイド」の内容が凄すぎる!

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歴史ファンならずともファンの多い「お城」。
歴人マガジン読者のみなさんにお聞きしますが、日本で「城」と呼ばれるもの、また「城跡」とよばれるものがいくつあるかご存知でしょうか?

大地震からの復活を期す熊本城
大地震からの復活を期す熊本城。がんばれ!

答えはなんと・・・3万とも4万とも5万ともいわれているのです!
城郭研究で有名な西股総生先生の著書や、城郭ライターとして大活躍中の萩原さちこさんの著書でもそのような記述があります。

城といっても姫路城や熊本城のような立派な天守や城郭があるものから、小さな砦だったと思われるものなど、どこまでを城とみなすかなどもいろいろな説があり、正確な数字として捉えるのが難しいこともこの数字がこれだけ違う理由なのです。

その中でも近年大人気を博しているのが「山城」。
山城とは読んで字の通り、険しい山の地形を利用して築かれた城の総称です。

古代の山城 鬼ノ城(岡山県)wikipediaより
古代の山城 鬼ノ城(岡山県)wikipediaより

山城については、前述の萩原さちこさんを実行委員長に、歴史書籍の編集では著名な「かみゆ 歴史編集部」の滝沢さんが主催されている「城フェス」でも、山城トレッキングにハマってしまった若い女性たちが多数集まっていて驚いた私。

お台場で開催された第6回城フェス。女性来場者も多数!
お台場で開催された第6回城フェス。女性来場者も多数!

そもそも女性の城ファンというだけでなく、天守がなくても城を探してあるくことに興味のある女性がこんなにいるのか・・・」と驚いた私は「これはもうブームとはいえない」という記事を書きました。
関連記事:もう「ブーム」じゃない・・・「城人気」 定着の秘密に迫る!

今回、そのかみゆ歴史編集部が編集を担当、日本全国にある「山城」を徹底的に取材した「山城歩き」徹底ガイド(洋泉社MOOK 別冊歴史REAL)が、今月発売され、大きな話題を呼んでいます。
最初に驚いたのはその内容の濃さとわかりやすさ。見てるだけで明日から山城歩きにでかけたくなります。

どーん!全巻カラー143ページの豪華版!
どーん!全巻カラー143ページの豪華版!

初心者でも明日から山城歩きに出たくなる保存版!

写真を見て分かるように、A4版143ページ、しかも写真やイラスト、縄張り図(城の設計図)がこれでもか!と入った徹底取材のフルカラー版。

巻頭企画としては、山城好きで有名な落語家の「春風亭昇太師匠インタビュー」、城ファンからの投票で選んだ「テーマ別山城ランキングTOP10」、さらにプロの城郭研究者たちが紹介した「山城100名城データファイル」など、のっけから山城に対する興味を惹く企画が連発です。

さらにかみゆ歴史編集部がこだわった初心者むけの「5つのポイント」が秀逸。

1.「Q&A と持ちものガイドで不安解消」
2.「プロが教えるルートガイド」
3.「駐車場やトイレなど詳細な山城情報」
4.「歩けるマップ(縄張り図)付き」
5.「全国の特徴あふれる16城を紹介」

本書のコンセプトでもある「初心者の人でも山城を歩くことができ、楽しさがわかる」という点に注力したつくりになっています。

初心者むけ「山城講座」でビギナーでも楽しく山城歩きに参加できる!
初心者むけ「山城講座」でビギナーでも楽しく山城歩きに参加できる!

山城講座で基礎知識や準備が整ったら、いよいよ実際の山城巡りに出発!
全国にある山城の中から厳選された16の城を、下記3つの章立てで詳しく説明してあります。

1章 山城の楽しさに触れる わかりやすい山中城(静岡県)
2章 戦国の戦う城を歩く
3章 全国の特徴あふれる山城へ

山城講座を学んだあとはいよいよ現地へ!写真と縄張り図で城がよみがえる!
山城講座を学んだあとはいよいよ現地へ!写真と縄張り図で城がよみがえる!

いかがでしょうか。
山を歩くことはもちろん健康にもいいですし、そこに古く展開していたであろう人々の営みを想像したり、さらには山城のある町に伝わる郷土料理に歴史を感じるなど、さまざまな楽しみ方ができます。
この連休、観光客で溢れる有名な城もいいですが、こんなふうにゆったりと歴史ロマンを感じるには山城がピッタリ。

とかく「歴史は難しくて・・・」と言われがちではありますが、このガイドを一読すればあなたも山城歩きの魅力のとりこになってしまうはず。一度手にとってご覧になることを、自信をもってオススメできる本書です!

参照元:
「山城歩き」徹底ガイド (発行:洋泉社MOOK 別冊歴史REAL 編集:かみゆ歴史編集部)
かみゆ歴史編集部 オフィシャルサイト

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編集長Y

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