今回、漫画のルーツとしても知られる国宝『鳥獣人物戯画』絵巻の修復が終わり、展覧会が行われると噂を聞きつけました!
この展示の見どころとは!
①平安時代のジャパニーズ・ファンタジー
兎(うさぎ)や猿、蛙(かえる)の人間のようなしぐさは、まるで話し声まで聞こえてくるよう♪
まさにファンタジーの世界、現代の漫画の原点です。
②修理完了後、四巻すべてを初公開
描かれてから八百年が経過した鳥獣戯画は、劣化や損傷に悩まされていました。和紙そのものの劣化や退色、小さな焦げ跡や虫食いの跡を4年がかりで保存修理!
今回は修理作業中の新発見を紹介しながら、完成後の全四巻を初めて一挙に展示する稀有な機会です。
③世界文化遺産・高山寺の歴史をひも解く
平成六年(一九九四)に「世界文化遺産」に登録された高山寺は、時代を超えて文化人が集い、川端康成や白洲正子、河合隼雄の著書にも記されています。
日本最古の茶園もある!
国宝 鳥獣人物戯画 甲巻 (部分) 平安時代 「高山寺蔵」【この場面は、後期11月5日~11月24日展示】
国宝 鳥獣人物戯画 乙巻 (部分) 平安時代 「高山寺蔵」【この場面は、後期11月5日~11月24日展示】
国宝 鳥獣人物戯画 丙巻 (部分) 平安時代 「高山寺蔵」【この場面は、後期11月5日~11月24日展示】
国宝 鳥獣人物戯画 丁巻 (部分) 平安時代 「高山寺蔵」【この場面は、前期10月7日~11月3日展示】
展覧会公式サイトでは、国宝『鳥獣人物戯画』を漫画でご紹介しています!
うさぎがかわいい!
『国宝 鳥獣戯画と高山寺』 開催案内
会期:2014年10月7日[火]|11月24日[月・休](休館日は別途公式サイトでご確認下さいませ)
会場:京都国立博物館 明治古都館(本館)
詳細はこちら:国宝 鳥獣戯画と高山寺
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