
巷で、女性たちが『彼氏にするなら、年収○○万以上じゃないと・・』なんて、男性の稼ぎの話をしているのを聞く事がありますよね。
昔はお米に価値がありました!この金銭ってお米に例えると・・?
学生時代に習いました、石高制。
石高制度とは、土地の標準的な収穫量である石高を基準として組み立てられた日本近世封建社会の体制原理であり、土地の大小や年貢量だけではなく、身分秩序における基準として用いられていました。
お米の生産量に換算していたのですよね。
今やパン食の方も多いと聞きますが、なんてお米は大切なものだったのでしょうか(笑)
さて、石を使って表された単位ですが、一石とはどのくらいの量だったか、ご存知ですか?
一石とは、大人一人が一年に食べる米の量を指していたようです。
一石を兵士たちに与える報酬とみなせば、石高×年貢率と同じだけの兵士を養えることになる。つまり、石高は戦国大名の財力だけではなく兵力をも意味していました。
さて、本題。
現代の金額に換算してみると。
※諸説あるかと思いますので参考まで
100万円=13石
200万円=27石
300万円=40石
400万円=53石
500万円=67石
600万円=80石
700万円=93石
800万円=107石
900万円=120石
1000万円=133石
ふむふむ。何百万という単位は石にすると半端な数値になるのですね。
さて、あなたの年収、石高おいくらでしたか!?
ちなみに、とある時期の石高1位は前田利長の119.5 万石。
なんだかリアルな数字かも!?(笑)
※正確にはお米だけではなく収穫できる穀物など入れての換算もあるなど、時代にもより、諸説あります。
参考:wikipedia(石高)、wikipedia(石高制)
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