一度聞いたら忘れられない、低音が魅力のバイリンガルラジオDJクリス・グレンさん。
みなさんも一度は絶対に聞いたことがある声なので、オフィシャルサイトで聞いてみてください。
1968年オーストラリア生まれのクリスさんは、18歳の頃からプロのラジオDJとしてデビューして以来、バイリンガルDJとしてトップ路線を走りながら、ヘリコプターパイロットでもあるといったマルチな才能を見せています。
しかし、この人はもっと多くの引き出しがあります。
それは「豪州人歴史研究家」という肩書き。
小学校のときに教師だったお祖父さまから日本の話を聞いて「日本」に興味をもったクリス少年、17歳で日本に留学。
1992年に再来日して以来、歴史研究家として講演活動やイベント主催、歴史をテーマにしたまちづくりの提言など、数多くのプロジェクトを成功させている、本当にいい意味での「マルチタレント」なのです。
今回、そんなクリスさんにさらに新しい実績の1ページが追加されました。
先日2月18日にクリスさんの著書「豪州人歴史愛好家、名城を行く」(宝島社)が発売されたのです。
オーストラリア出身のラジオDJ・タレントにして、日本の歴史・文化に造詣の深いクリスさんが、外国人ならではの視点で日本の城を語り尽くす名城探訪エッセイ。
全国400か所以上の城や城址を訪れたクリス氏が、「名古屋城」「姫路城」「犬山城」「彦根城」「安土城」など、日本人ならとくに一度は行ってほしい名城・城址を紹介します。
城にまつわるうんちくはもちろん、外国人がどこに感動しているのかなど、ユーモアたっぷりに綴られており、クリスさんを知らない人も、歴史に詳しい人にも楽しめる内容になっています。
なかでも私が興味を感じるのは第三章「外国人が見た戦国時代」。
いかに日本好きでも、外国に生まれた人の視点から見た日本史の考え方には大変興味を覚えます。
日本人としてはとても嬉しい限りです。
お忙しいとは思いますが、年齢もYと凄く近いので、いつかお会いしてみたい。
東京までヘリコプターでフラッと遊びに来てくれたり・・しないか。
ともあれ、マルチな才能あふれる「オーストラリアのサムライ」にこれからも目が離せません。
ぜひこの本、本屋で見つけたら手に取ってみてくださいね。
ちなみにこちら(amazonへのリンク)からも購入可能です!
副編集長Y
参照元:
「クリス・グレン」オフィシャルサイト
「豪州人歴史愛好家、名城を行く」Amazon
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