一夫多妻制が残る1900年代初頭の中国を舞台に、夫の愛を得ようと激しく火花を散らす女性たちの闘争を描いた涙と戦慄のドラマ「名家の妻たち」。
美しき6人の妻たちによる寵愛争い、嫁姑の対立、兄弟の跡目争いなど、物語は波瀾尽くし。先の読めないストーリー展開に、本国で放送回数を増すごとに視聴率を伸ばし続け、中国本土のみならず、台湾、韓国、アメリカでも放送された話題作がついに日本初放送。
江戸時代の”大奥”や、中国王朝の”後宮”で繰り広げられる女たちの寵愛争いにも引けを取らない女性たちの凄絶な争いから、あなたは目を離すことができない!
夫への愛が美しき妻たちを狂わせる・・・「不倫ドラマ」を超える「一夫多妻制ドラマ」
物語の舞台は1900年代初頭の中国。代々受け継がれてきた有名な製薬一族である白(バイ)家は、5年前に長男の乾楓(チェンフォン)が外出先で盗賊に襲われ亡くなって以来、次男の乾笙(チェンション)が製薬所の主人を務めていた。
この時代は、経済力が許せば複数の妻を娶る”一夫多妻制”が一般的。彼にもまた正妻を含め4人の妻がおり、彼女たちは日ごろから夫の寵愛争いを繰り広げていた。そんな妻たちの諍いを尻目に、乾笙は兄・乾楓の婚約者であった善良な女性・采薇(ツァイウェイ)を密かに慕っていた。
二人は次第に惹かれあい、ついに乾笙は5人目の妻として采薇を白家に迎え入れる。ますます激しくなる妻たちの嫉妬、確執、陰謀。彼女もまた、妻たちによる寵愛争いに巻き込まれていくことになる。
そんな中、亡くなったと思われていた長男・乾楓が突然戻ってくる。かつての婚約者と再会した采薇は、今の自分が愛するのは乾笙だけだと彼に告げるが・・・。さらに、乾笙が6人目の妻を迎え入れたことで、妻たちによる寵愛争いはそれまで以上に熾烈なものとなっていく。果たして采薇に待ち受ける運命とは?
見どころ① 主演は“華流歴史ドラマ界の貴公子” ハン・ドン
大きな目に澄んだ眼差し、端正な顔立ちが印象的なハン・ドン。「宮廷女官 若㬢」の第九王子役で注目を集め、一躍スターに上りつめた彼は、歴史ものコスチュームや辮髪(べんぱつ)がよく似合うことから“歴史ドラマの貴公子”の異名を持つ。そんな彼が演じる一家の次男・乾笙が纏う長衫(ちょうさん)姿は新鮮で、また、実直で情に厚い役柄や長年好意を寄せる采薇への熱のこもった視線も女性ファンを悶えさせるポイントだ。
見どころ② ノスタルジックな趣きのロケ地と妖艶なるチャイナドレス
作品全体に中華民国時代のノスタルジー感が漂う本作。物語の主な舞台となる白家のシーンは、「北に故宮、南に蘆宅あり」といわれる中国・江南の国宝級建築物である「蘆宅」で撮影された。1400年代に建てられた古民居群で、2006年に「世界危機遺産」にも登録された中国の国宝級建築物でのロケ撮影は、本作に重厚な趣きを与えている。
また、美人妻たちが着こなすチャイナドレスはどれも意匠を凝らした艶やかなものばかり。豪華な衣装に目の肥えた歴史ドラマファンにも、鮮やかに映ること間違いなし。
中国ドラマ「名家の妻たち」
放送日:2016年11月9日(水)スタート 月-金 夜11:00~ほか ※第1話無料放送
番組ページ:http://www.ch-ginga.jp/feature/meika/
【ストーリー】
白(バイ)家は代々受け継がれてきた有名な製薬一族。5年前、長男の乾楓(チェンフォン)が外出先で盗賊に襲われ亡くなって以来、次男の乾笙(チェンション)が製薬所の主人を務めている。彼には正妻を含め、4人の妻がおり、彼女たちは日ごろから寵愛争いを繰り広げていた。そんな妻たちを尻目に、乾笙は兄・乾楓の婚約者で善良な女性・采薇(ツァイウェイ)を密かに慕っていた。次第に惹かれあう二人。ついに、乾笙は采薇を5人目の妻として白家に迎え入れる。嫉妬、確執、陰謀。采薇もまた、妻たちによる寵愛争いに身を投じていく。
そんな中、亡くなったと思われていた長男・乾楓が突然戻ってくる。混乱する白家でさらなる騒動が起こった。乾笙が6人目の妻を迎え入れたことで、妻たちによる寵愛争いは、さらに熾烈さを増していった・・・。
◆山路徹×ヨシダナギ スペシャルインタビュー公開中◆
ドラマの日本初放送を記念し、いくつもの修羅場を乗り越えてきた「平成の色男」ことジャーナリスト 山路徹 と、今最も注目を集める「裸で撮るフォトグラファー」 ヨシダナギ。世界を見てきた二人が目から鱗の新しい価値観で、ドラマのキーワードである“一夫多妻制”や“婚姻制度”について語ります。
画像:『中国ドラマ「名家の妻たち』© 2013 China Syndication Entertainment Co., Ltd.