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【王冠をかぶった娼婦?】ロシア最強女帝「エカテリーナ」2018年2月より日本初放送スタート!

【王冠をかぶった娼婦?】ロシア最強女帝「エカテリーナ」2018年2月より日本初放送スタート!

歴代のロシア皇帝の中で最長在位を誇り、最も領土を拡大するという輝かしい功績を残した最強の女帝エカテリーナ2世。しかし一方で、多くの愛人が存在し、夫の死後、皇位に就いたため「王冠をかぶった娼婦」「夫殺しの王位簒奪者」とも呼ばれている。

そんな彼女の波乱に満ちた生涯を、豪華絢爛なロマノフ王朝に潜む愛欲と権勢、策謀とともに描いた歴史ドラマ「エカテリーナ」を、チャンネル銀河では2018年2月より日本初放送する。

ロシア黄金時代を築いた偉大なる女帝の愛と欲望の生涯

厳冬のロシア、粗末な馬車で荒野を急ぐ女性がいた。まだ幼さの残るフレデリーケ(のちのエカテリーナ)だ。プロイセンの小国に育った貧しい貴族の娘であるが、彼女が母とともにロシアを旅するのには、重大な理由があった。ロシアを支配する女帝・エリザヴェータの決断により、次期王位継承者の立場にあるフョードロヴィチの后候補となったからである。

夢と野望に満ちたフレデリーケは、ロシアに到着するなりロシア語の勉強に励み、エリザヴェータ謁見の合格を目指した。彼女は持前の賢さを活かし、機智に富んだ会話で、権力者の心に食いこみ、やがてエリザヴェータ謁見の合格を果たす。

しかし、そこで待ち受けていたのは、愛の無いフョードロヴィチの態度やフレデリーケとの結婚に反対する宮廷に渦巻く暗殺計画であった…。

見どころ① 愛人が300人!? ロシアの黄金時代を築いたエカテリーナ2世とは?

ドイツ生まれのエカテリーナは、大公妃候補になると、ロシアの言語、歴史、宗教について学び、国を愛そうとした。その結果、女帝エリザヴェータに認められ、16歳でフョードロヴィチと結婚するも、夫自身の問題のため、長く懐妊しなかった。世継ぎを産むべく、愛人を作り、男児を出産した彼女であるが、以降、愛人が途絶えることなく、後世「その数は300人」とも言われた。数々の愛人との関係や夫謀殺の噂により“悪女”とも言われる彼女だが、愛人には一切政治に関与させず、皇后に上り詰めており、自分の信念に忠実に生き抜いた知謀の女性である。

見どころ② 主演はNHKドラマ『坂の上の雲』にも出演した美人女優!

主役のエカテリーナを演じるのは、女優マリーナ・アレクサンドロワ。司馬遼太郎原作のNHKドラマ『坂の上の雲』(2009年-2011年)にも出演している。当時、登場シーンが少ないにも関わらず、その美貌が日本でも話題を集めた。

『エカテリーナ』の制作にあたり、プロデューサーは長い間、エカテリーナ役にふさわしい女優を探し求め、200回以上におよぶテストスクリーンの末、彼女を抜擢した。結果、ロシア政府が、芸術分野で功績を挙げた人物に顕彰する”功労芸術家*1″の称号を受賞。さらには、ゴールデンイーグル賞*2「ベストテレビドラマ女優」(ロシア)にノミネートされるなど、数々の賞を受賞し、ロシアの国民的女優と呼ばれるようになった。

*1:ソヴィエト連邦時代から存在する権威ある称号で、芸術分野で功績を挙げた人物を顕彰する制度。
*2:2002年よりある映画賞であり、アカデミー会員によって受賞者が決められる。

『坂の上の雲』でアリアズナ役を演じた女優マリーナ・アレクサンドロワ

見どころ③ 細部までこだわった映像美と豪華絢爛な衣装

エカテリーナ2世は、エルミタージュ美術館の礎となる絵画のコレクションや宝飾品の収集に力を尽くしたことでも知られている。本作にも、ロシアで有名な肖像画家フョードル・ロコトフが、エカテリーナと愛人のグリゴリー・オルロフとの息子の肖像画を描くシーンが登場する。

撮影はモスクワやサンクトペテルブルクで行われ、美しい自然や宮殿内の豪華さの再現に圧倒される。美術品やインテリアには、18世紀の貴重なアンティーク品を使用するなど演出は細部までこだわっている。そして豪華絢爛な宮廷ドレスや軍服などを着こなすエカテリーナのファッションにも注目してほしい。イタリアとスペインのアトリエから取り寄せた最高級の生地を使い、当時の縫製技術を用いて約200着に及ぶドレスが復元されている。

 宮廷歴史ドラマ「エカテリーナ」

放送日:2018年2月19日(月)スタート 月-金 深夜0:00~ 第1話スカパー!無料放送
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/ekaterina/

 

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画像:『エカテリーナ』© RUSSIA TELEVISION AND RADIO

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