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【 編集部スペシャルレポート 】「九州駆け足歴史旅」vol.4 島原

みなさんこんばんは!歴人マガジン編集部Yです。
さて、いよいよ後半に入ってきた「九州駆け足歴史旅」も4日!
昨日の晩大雨で真っ暗な山道をたどり着いたのは島原!

島原といえば?の問いにみなさんはなんと答えますか?
歴史ファンは「天草四郎」「島原の乱」と答えるかもしれませんし、ある方は「普賢岳」「平成新山」と答えるかもしれません。

もちろん私もその二つは想像したのですが、実は以前に島原の「島原江戸まつり」をご紹介したこともあり、どうしても行きたかった町。行ってみたら想像どおり素晴らしい魅力ある町でした。早速参ります!

日本で一番新しい山「平成新山」

夜には全く見えなかったのですが、朝起きて目の前に現れたのはこの絶景。
平成2(1990)年の雲仙普賢岳の噴火によって新しくできた「平成新山」です。
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既に25年前になる大噴火ですが、この噴火と土石流により、当時の島原一帯の集落が莫大な被害を受けたのも一つの歴史と言えるでしょう。

南島原市の道の駅「みずなし本陣ふかえ」は、土石流災害の爪跡を保存した『土石流被災家屋保存公園』が隣接しており、噴火後の土石流で埋まってしまった家屋がそのままの状態で保存されています。

また、敷地内には「大火砕流体験館」があり、そこで当時撮影された大迫力の映像を見ることができます。

住民は避難して無事だったそうですが、報道陣や消防団の方43人が亡くなられました。
心からご冥福をお祈りするとともに、大自然のエネルギーに人間の存在のちっぽけさを感じます。

当時土石流に飲まれた電柱。

当時土石流に飲まれた電柱。

家屋がここまで土石流に飲まれて埋まってしまった。

家屋がここまで土石流に飲まれて埋まってしまった。

貴重な史料が満載!島原城

さて、次は島原市内へ。
市の中心部にある島原城は、元和4(1618)年に松倉豊後守重政が長い年月をかけて築いた立派な城です。
天守は明治に入り解体されてしまいますが、市民の熱い要望に答え、昭和39(1964)年に再現。
五層の天守のうち3つのフロアが大変な数の史料館として公開されており、その充実ぶりに驚かされました。

天草四郎時貞をリーダーとして、キリシタンが立ち上がった「島原の乱」についても、当時の江戸幕府によるキリスト教への弾圧がどれだけ厳しかったを示す貴重な史料も多数。
また、島原藩を統治した武士たちの甲冑や日本刀など、失礼ながら想像以上に素晴らしいものでした。

お城では「島原城七万石武将隊」が出迎えてくれました!

お城では「島原城七万石武将隊」が出迎えてくれました!

江戸幕府になって禁制となったキリスト教弾圧の惨状を描いた画。「雲仙地獄」とまでよばれたそうだ。

江戸幕府になって禁制となったキリスト教弾圧の惨状を描いた画「雲仙地獄」とまでよばれたそうだ。

幕府によるキリシタン禁制の立て札

幕府によるキリシタン禁制の立て札

島原の乱の図

島原の乱の図

甲冑の迫力が凄い

甲冑の迫力が凄い

槍は政常入道  脇差は備前長船祐定(すけさだ)

槍は政常入道  脇差は備前長船祐定(すけさだ)

島原藩札

島原藩札

武士たちの免許皆伝目録

武士たちの免許皆伝目録

天守から平成新山をのぞむ

天守から平成新山をのぞむ

そして美しい湧き水の町・・・

島原城を出て、城下の武家屋敷へ。ここは島原藩士が住んでいた旧武家屋敷をそのまま保存し、昔を偲ばせる史跡です。
藁葺き屋根の旧家がいくつかあり、歴史好きにはたまらない一角です。

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武家屋敷の通りだけでなく、市内各地にこのような水路が。

武家屋敷の通りだけでなく、市内各地にこのような水路が。

ちょっと怖いw

ちょっと怖いw

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そして最後は「鯉の泳ぐまち」。水路を厳重に管理し、そこに鯉を飼っています。
これ、町の中心にある商店街のすぐ脇にあるんですけど、町の人がこの町をこよなく愛しているからこそ、このようなことができるのでしょう。

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水の清らかさよ・・・

水の清らかさよ・・・

さて、ようやく4日めも終わりです。いやあ、本当に島原、キレイでいい町でした。
地元の人に「いいですね〜こんなにキレイな水があって」というと「私らは当たり前すぎて意識してないんです」って・・・どんだけ贅沢やねん!!

と、今日はここまでにしておきます。
連日お付き合いしてくれている歴人マガジン読者のみなさん、ありがとうございます。

明日はいよいよ最終日、夕方に島原からフェリーで到着した熊本にて、熊本城を攻めます!投稿は遅くなるかと思いますが、ぜひ見てやってくださいね。

参照元:
島原城」オフィシャルサイト
住んでよし 訪れてよし 島原のまち」島原温泉観光協会オフィシャルサイト

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