【平均視聴率39.7%】渡辺謙主演!大河ドラマ「独眼竜政宗」2018年6月放送スタート

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【平均視聴率39.7%】渡辺謙主演!大河ドラマ「独眼竜政宗」2018年6月放送スタート

好評放送中の「西郷どん」で島津斉彬役を演じ、圧倒的な存在感をみせた渡辺謙。そんな彼が主演をつとめ、大河ドラマ歴代トップとなる平均視聴率39.7%を記録したのが大河ドラマ「独眼竜政宗」だ。一代で仙台62万石の礎を築いた伊達政宗の波乱の生涯を描いたこの大ヒット作を、チャンネル銀河では2018年6月より放送する。

“奥州の暴れん坊” 伊達政宗の激動の生涯を描く

16代当主・伊達輝宗と義姫の嫡男として生まれた梵天丸(後の伊達政宗)は、5歳の時に疱瘡(天然痘)にかかり右目を失明してしまう。小さい頃は沈みがちな性格であったが、虎哉和尚の教育により、しだいに逞しく成長していく。

18歳で父から家督を継いだ政宗は、片倉小十郎や伊達成実とともに、奥州の覇者をめざす。しかしそのためには、父・輝宗を自らの鉄砲隊で敵将もろとも撃ち、自分を毒殺しようとした母を追放し、さらには弟を殺害するという悲劇を乗り越えなければならなかった。そして1585年(天正13年)、人取橋の合戦に勝利して次々と領土を広げていった政宗は、23歳でついに東北を制覇する。

天下取りを目指し、東北から南下してさらに勢力の拡大を図りたい政宗。しかしその前に、豊臣秀吉と徳川家康という2人の男が立ちはだかるのであった。

「西郷どん」に出演の渡辺謙が異彩を放つ

主役の伊達政宗を演じるのは渡辺謙。現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」では島津斉彬を演じ、その圧倒的な存在感で大きな話題となった。右目は常に眼帯を付けた状態にも関わらず、合戦のシーンなどにおいて軽やかな立ち回りを見せ、悲劇や骨肉の争いの連続だった伊達政宗の生涯を見事に演じきっている。放送当時はあまり知名度が高くなかった渡辺謙だが、本作で一躍その名を全国に轟かせることとなった。

伊達政宗役で一躍トップ俳優の仲間入りを果たした渡辺謙

今も愛され続けている大河ドラマ最大のヒット作

NHKにて放送された際に平均視聴率39.7%を記録し、今もなお大河ドラマの中で歴代トップの視聴率を誇る「独眼竜政宗」。“エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」”(「あなたの好きな大河ドラマ」2010年1月2日放送/NHK)では4位にランクインし、80年代に制作された大河ドラマの中で唯一トップ10にランクインするなど、放送から30年以上たった今でも愛され続けている作品だ。幼少時の梵天丸が言った「梵天丸もかくありたい」というセリフは、放送された1987年を代表する流行語にもなっている。

恐ろしい形相の不動明王が実は慈悲深い仏であると知った際に「梵天丸もかくありたい」の名セリフが生まれた

 

受け継がれる名優の魂

本作の見どころのひとつが、勝新太郎が演じる豊臣秀吉と政宗が初対面する「小田原攻め」のシーンだ。2人はこの撮影まで、一度も顔を合わせることなく本番を迎えたという。そうした状況が現場に大きな緊張感を生み、この場面は名シーンとして語り継がれることとなった。後に渡辺謙は本作を通し、勝新太郎から様々なものを学んだと語っている。現在放送中の「西郷どん」でも、第5話の相撲シーンまで渡辺謙が鈴木亮平とあえて関わりを持たなかったというが、これは本作の経験がもとになっている。勝新太郎から渡辺謙へ受け継がれた名優の魂は、時を経て、渡辺謙と同じように主演に抜擢された鈴木亮平へと受け継がれたのである。

圧倒的な存在感をみせた豊臣秀吉を演じる勝新太郎

大河ドラマ「独眼竜政宗」

放送日:2018年6月18日(月)放送スタート 月-金 午後2:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/series.php?series_cd=1790

 

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画像:『独眼竜政宗』©NHK

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