2020年8月10日にこの世を去った俳優・渡哲也。大ヒットドラマ「大都会」「西部警察」をはじめ、数々の作品に出演し、多くの人々に愛された名優だ。チャンネル銀河では、そんな彼の没後1年となる2021年8月に追悼編成を企画。1996年に放送され、織田信長役で視聴者に強烈な印象を残した大河ドラマ「秀吉」を8月24日(火)より放送する。
平均視聴率30.5%の大ヒット作!秀吉の決め台詞「心配御無用!」は流行語に!
竹中直人がエネルギッシュな秀吉を鮮烈に演じ、平均視聴率30.5%の高視聴率を記録した本作。真っ黒に日焼けしたふんどし姿で泥大根をかじる強烈なシーンで登場した秀吉が、信長の足軽から天下人にまで上り詰めるサクセス・ストーリーは、多くの視聴者を魅了した。また、秀吉が事あるごとに手を突き出して自信満々に告げる「心配御無用!」という決め台詞は、この年の流行語にもなっている。竹中は2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』でも18年ぶりに秀吉役として出演。この時も「心配御無用!」のセリフが飛び出し、大河ドラマファンをおおいに沸かせている。
渡哲也が演じる織田信長の壮絶な”本能寺の変”は必見!
竹中直人の秀吉とともに話題となったのが、渡哲也が演じた織田信長だ。圧倒的なカリスマ性と威厳を放ちながらも、秀吉に対してはどこか愛を感じさせる信長像が人気を集め、あまりの反響に出演が4話伸びたという逸話も残っている。”本能寺の変”では、村上弘明が演じる明智光秀が謀反を起こし、当時19歳だった松岡昌宏が熱演した森蘭丸らが応戦。最期は信長が炎に包まれる本能寺の中で「神か…神が死ぬか!」と叫び、自らの首を斬り絶命するという壮絶なシーンとなった。2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』をはじめ、”本能寺の変”は大河ドラマで何度も描かれてきたが、本作はその中でも屈指の名シーンとして人々の記憶に刻まれている。
大河ドラマ「秀吉」
放送日時:2021年8月24日(火)放送スタート 月-金 朝8:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/detail/hideyoshi/
出演:竹中直人(豊臣秀吉)、沢口靖子(おね)、市原悦子(なか)、高嶋政伸(秀長)、村上弘明(明智光秀)、有森也実(ひろ子)、野際陽子(美)、赤井英和(がんまく/石川五右衛門)、古谷一行(竹中半兵衛)、伊武雅刀(黒田官兵衛)、大仁田厚(蜂須賀小六)、渡辺徹(前田利家)、真田広之(石田三成)、西村雅彦(徳川家康)、玉置浩二(足利義昭)、財津一郎(竹阿弥)、仲代達矢(千利休)、渡哲也(織田信長) ほか
制作:1996年/全49話
コピーライト:©NHK
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