日本でありながら、昔は琉球王国として栄華を誇っていた沖縄。
私、石垣島だけは7回くらい行ったことありますが、本島は今年の2月に初めて訪問したばかり。
那覇市内にある首里城を見学し、その素晴らしさに圧倒されながら、紹介記事を書かせていただきました。
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この沖縄に古くから伝わる民俗芸能として、知らない人はいない「エイサー」。
基本的にはお盆の時期に現世に戻ってくる祖先の霊を送迎するための踊りなのですが、沖縄の人は、八重山諸島など本島以外でも結婚式など、何かイベントがあるごとにこのエイサーを踊るというほど深く沖縄の人々の生活に根ざした文化です。
2007年(平成19年)6月13日、沖縄市は「エイサーのまち宣言」を制定。
宣言文は音楽の街にふさわしく歌詞の形態をとっており、キャラクター「エイ坊」や「サーちゃん」も誕生。中心市街地に面した故屋(ごや)十字路には2体の銅製モニュメントも設置され、観光客にも親しまれていますが、来る9月4日(金)~9月6日(日)に「第60回沖縄全島エイサーまつり」が開催されるのだそうです!
沖縄全島エイサーまつりは、1956年「コザ市誕生」をきっかけに、旧盆明けの最初の週末に行われる「全島エイサーコンクール」としてスタート。今では夏の風物詩として日本を代表する祭りのひとつとなりました。
本島各地から選抜された青年会などの団体や、全国の姉妹都市や協賛団体のゲストが集結。
会場に鳴り響く三線(さんしん)、歌、太鼓のリズムに酔いしれ、その迫力あるバチさばきに感動しながら本場のエイサーの醍醐味を味わうことができる一大イベントなのです。
祭りは3日間にわたり、初日の金曜日には国道330号コザ・ゲート通りでの「みちじゅねー」、土曜日の中日は沖縄市青年団体協議会による「沖縄市青年まつり」、日曜日の本祭には全島から集まったエイサー大会がコザ運動公園で開催。
まさに「沖縄全島」をあげて、歌えや踊れやの祭りを楽しむ3日間を過ごせるそうです。
日程:2015年9月4日(金)~9月6日(日)
開催場所:コザ運動公園陸上競技場・胡屋十字路付近
料金:無料席に加えて、有料席の設定あり
S席 前売り2,000円 当日2,500円(全席指定)
A席 前売り1,200円 当日1,500円(全席指定)
B席 前売り なし 当日1,000円
※スタンド席以外、演舞場周辺、芝生席等は無料。
また、沖縄市ではエイサーをテーマにした多彩な取り組みが企画されています。
お祭り以外の時期でも参加できるものなので、ぜひみなさんもチャレンジして「エイサー通」をめざしてみませんか?
1.エイサー検定
エイサーの知識と理解度を測る検定で、3級から特級まであり、合格すると認定書が交付されます。
3級はウェブ上で無料受験することができ、特級のみが有料で沖縄市内の会場で受験します。
沖縄県立芸術大学の教授らを講師に招いたエイサー講座は無料で受講が可能とのこと!
詳しくはエイサー検定オフィシャルサイトを確認ください。
「あ、俺ね、エイサー検定 特級なんだ〜」って言ってみたいです(笑)ってどこで使うんじゃ!
2.さまざまなエイサーグッズ
本物とほぼ同じ締め方で作る「かんたん!クラフト太鼓」は、段ボール製ながら本格的な仕上がりになっていると評判のグッズ。
このほか、ストラップ・キーホルダーの「しまで~く」、沖縄全島エイサーまつりDVD、ポロシャツ、キャラクターのステッカーなどがエイサープロジェクト オンラインショップで購入できます。
3.エイサー家
体験メニュー(例)
内容:要望に合わせて大太鼓、締太鼓、パーランクー、手踊りなどをグループに分けて体験。
会場:原則、沖縄市内
料金:お問い合わせください。
お申し込み:体験希望の3週間前まで
問い合わせ:沖縄市観光協会 観光誘客プロモーション事業
あの独特な沖縄音階、そして民族衣装をまとって踊る、これもまた独特の振り付けと「イーヤーサーサー」の掛け声。
あああ、またもや行きたくなってきた・・
夏の沖縄はハイシーズンですが、秋は観光客も落ち着いて過ごしやすい時期。
台風の到来だけは気をつけて、沖縄を満喫してください!
副編集長Y
参照元:
「第60回沖縄全島エイサーまつり」オフィシャルサイト
「エイサー検定」オフィシャルサイト
エイサープロジェクト オンラインショップ
「エイサー家」Facebookページ
PR Times
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