おそらく「世界で最も有名な現役中国人映画スター」といえばジャッキー・チェンでしょう!「彼の映画を一度も観たことがない」という人は、見つけるのが難しいほど。
御年61という年齢にも関わらず、スタントを使わず、危険なアクションにチャレンジし、毎回期待を裏切らないクオリティをキープする、まさにスーパーマンです。
その彼の最新作「ドラゴン・ブレイド」が、ついに満を持して2/12より公開、大反響を呼んでいるそうです。
制作日数なんと7年、総製作費は中国語映画史上最高の6500万ドル(約80億円!!!)、スタッフ総勢700人、使用した馬は400頭という世界映画史に残る大スケール作品。
しかも今回は、これまで映画化されていなかった「ローマ帝国VS中国前漢連合軍」という知られざる激闘をテーマにした作品だとのこと。これはホント凄そうです!
この物語は、紀元前50年頃のシルクロードが舞台。
陰謀によって反逆者の汚名を着せられ、辺境の雁門関に送られてしまった過去をもつ西域警備隊の隊長フォ・アンをジャッキーが熱演。
対するローマ帝国側は、権力争いで父を暗殺されたプブリウスを守りシルクロードに逃れてきた将軍ルシウスを、ハリウッドの演技派俳優 ジョン・キューザックが、そしてプブリウスの兄でローマより大軍勢を率いて西域に侵攻してきたティベリウスを「戦場のピアニスト」で世界的に有名になったエイドリアン・ブロディが演じます。
しかしここで大きな問題が。
西域と言われるエリアは現在で言う中央アジア・西アジア、はたまたインドの一部まで入る広大な地域。
今でこそタジキスタン、トルクメニスタン、キルギスなど国にはなっていますが、それでも地域の実権はこのエリアに暮らす各部族によって成り立っているのです。
ティベリウス率いるローマ帝国軍の大軍勢が目前にせまる中、いざこざを繰り返していた36もの部族が分かれて争っていては、侵略されてしまうことは明白。
自らの国境と人命を護るためにジャッキーは各部族へ結束を呼びかけますが、果たしてうまくいくのでしょうか!?
そのスケールをちょっとだけでも感じていただくために、迫力満天のトレーラー(予告編)をご覧ください。(1:35)
うー!ストーリーはぶっちゃけシンプルですが、それが分かっていてもアツくなりますよね。
監督・脚本は「三国志(2008)」「項羽と劉邦(2011)」など、中国歴史大作を手がけてきたダニエル・リー氏。
同作品は昨年、中国のお正月である春節に初公開され、初日で22億円という興行新記録を樹立したそうです。
このスケールの映画は、映画館で見てこそ満喫できること間違いなしですよね。
また小耳に挟んだ情報では、日本公開版にのみ特別にNG集があるとか!?
そんな同作は、2/12(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国各地にて公開中。
お近くの映画館へ急ぎ出陣してください!私も観に行かねば!
参照元:
「ドラゴン・ブレイド」オフィシャルサイト
CinemaGene
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編集長Y