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【 2018年は没後200年 】伊能忠敬の記念事業が千葉県香取市で開催!

江戸時代、初めて実測による日本地図を完成させた伊能忠敬(1745〜1818)。2018年で没後200年を迎える彼の記念事業が、ゆかりの地・千葉県香取市佐原で開催されます。今年、要注目の歴史トピックスをいち早くご紹介!

伊能忠敬像
(伊能忠敬記念館蔵)

50歳で隠居して趣味の道へ

伊能忠敬は1745年(延享2年)、現在の千葉県山武郡九十九里町で生まれました。17歳で千葉県香取市佐原の伊能家に婿入りして当主となり、家業はもちろん、村のために名主や村方後見として活躍します。

忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図を紹介している伊能忠敬記念館(千葉県香取市)。

その後、長男の景敬に家督を譲り隠居。興味があった天文学を学ぼうと50歳で江戸に出ます。それから55歳から71歳まで、10回にわたり測量を行い、「大日本沿海輿地全図」を完成させました。その精度はとても高く、欧州でも評価され、明治以降は国内の基本図の一翼を担います。

日本地図を完成させたのが隠居後というのも驚きますが、そもそものきっかけが「地球の大きさを知りたかったら」という、伊能のスケールの大きさにも驚嘆します。

伊能忠敬が最初に測量してつくった実測図「寛政十二年測量小図」。1800年(寛政12)完成。
(伊能忠敬記念館蔵)

立川志の輔の独演会が開催

記念事業の一環として4月7日(土)に行われるのが立川志の輔さんの独演会です。演目はズバリ、新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」。
新作落語はもちろん、古典落語も独自の解釈で再構成し、「志の輔らくご」と呼ばれる世界観を築き上げた志の輔さん。発表されて以来、ファンの間でも人気の演目がついに、伊能の地元で実演されることとなりました。

伊能忠敬記念館にて、地図の精密さに感動したことが、伊能に興味を持つきっかけとなったという志の輔さん。「大河への道 伊能忠敬物語」では、緩急自在の語りによって伊能の人生が描かれます。
ストーリーの中には、没後200年の2018年に伊能忠敬の大河ドラマを実現しようと、脚本作りを依頼された脚本家が登場。その苦難と共に、物語に収まりきれない伊能の豊かな人生を浮かび上がらせるという場面もあり、まさにこの時のために準備されたのでは?と思わせるほど。

普段の独演会も大人気の志の輔さん。チケット発売日は2月10日(土)。この機会をお見逃しなく!

立川志の輔 独演会
「大河への道 伊能忠敬物語」

開催日:2018年4月7日(土)
開場:午後2時30分
開演:午後3時
料金:3800円(全席指定・税込)
開催場所:佐原文化会館(千葉県香取市)
チケット販売開始:2018年2月10日(土)午前9時〜
チケット取り扱い:行木堂、仁木書店駅前店、風土村、道の駅くりもと
※チケットのお申込みはお一人様4枚まで
お問い合わせ先:伊能忠敬翁没後200年記念事業実行委員会事務局
TEL 0478-50-1206

5月20日には記念式典開催

また、忠敬の忌日である5月17日(1818)に合わせ、5月20日(日)記念式典を開催。
JR佐原駅南口ロータリーに完成予定の伊能忠敬銅像の除幕式や、忠敬を始め、シーボルト間宮林蔵などの子孫によるパネルディスカッションが行われる予定です。

佐原公園(千葉県香取市)にある伊能忠敬像。今度はどんな銅像ができるのか楽しみ!

伊能イヤーの2018年。改めて彼の偉業を振り返りに、参加してみてはいかがでしょうか。

(編集部)

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