歴人マガジン

【偉大なる王の物語】「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」2019年12月より日本初放送

【偉大なる王の物語】「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」2019年12月より日本初放送

14世紀初頭のポーランドを大国に押し上げ、王国の歴史を通して唯一”大王”と称されたカジミェシュ3世。現在のポーランド紙幣にも描かれるなど、その功績は今もなお語り継がれている。そんな偉大な王の物語を描いた歴史ドラマ「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」を、チャンネル銀河で2019年12月17日(火)より日本初放送する。

ストーリー

14世紀初頭、ポーランド王国の基盤はいまだ脆弱であった。宿敵ドイツ騎士団をはじめ、近隣諸国の侵略とどう対決するのか。ポーランド王ヴワディスワフの決断は、リトアニアとの同盟、すなわち、皇太子カジミェシュと公女アルドナを結婚させることだった。

恋人との仲を引き裂かれ、キリスト教への改宗を強いられるアルドナは、洗礼名アンナとしてカジミェシュの妻となる。しかし、ヴァヴェル城の住人となった彼女にとって、最も困難な相手とは、王妃ヤドヴィガだった。敬虔なキリスト教徒である王妃は、異教徒であったアルドナを受け入れることができなかったのだ。

やがてヴワディスワフが亡くなり、カジミェシュはポーランド王として即位する。ドイツ騎士団や近隣諸国による脅威にさらされる中で、偉大なる王の道を歩んでいくカジミェシュ。しかし、彼はある難題に生涯苦しむことになるのだった……。

見どころ

「オスマン帝国外伝」にインスパイアされて制作した歴史ドラマ

世界90カ国以上で大ヒットし、日本でも多くのファンを獲得したトルコの歴史ドラマ「オスマン帝国外伝」。同作はポーランドでもヒットし、そこに着想を得た国営放送TVポーランドによって制作されたのが「大王カジミェシュ」だ。国内のテレビドラマで活躍している俳優を中心にキャスティングされた本作には、王妃ヤドヴイガ役のハリナ・ワボナルスカなどポーランドを代表する映画俳優も出演。シリーズを通して高視聴率を獲得し続けた本作は、その人気を受けて続編も制作されている。

2019年は「日本・ポーランド国交樹立100周年」

2019年は日本とポーランドとの間で国交を樹立してから100周年を迎える記念すべき年。両国では年間を通じて、様々なイベントや記念事業が行われている。そうした中、ポーランド以外ではハンガリーやリトアニアといった東欧諸国でしか放送されていなかった本作がついに日本初上陸。日本ではほとんど知られることのないポーランドの歴史をぜひその目で確かめてほしい。

時代背景

カジミェシュ3世【在位:1333-1370年】

ポーランドの歴史の中で、ただ一人”大王”と称された国王。中世末期のポーランドを東ヨーロッパの大国に押し上げ、ポーランド王国の基盤を作った。当時のポーランド王国は神聖ローマ帝国やドイツ騎士団などから外圧を受けていたが、カジミェシュ3世は武力ではなく外交によってこれらの脅威を排除し、通商を盛んにすることで国力を高めた。さらに、法典の整備や通貨の発行など、内政においても大きな成功を収めている。1364年には首都クラクフに国内初の大学を設立。また、西ヨーロッパで迫害されたユダヤ人を保護し、移民による植民も積極的に奨励するなど、ポーランドはカジミェシュ3世の時代に大国として大きく発展した。この功績から「木でつくられたポーランドに生まれ、レンガでつくられたポーランドを残した」と言われている。

ドイツ騎士団

1190年の第3回十字軍遠征の際に創設された騎士修道会。チュートン騎士団とも呼ばれ、テンプル騎士団、聖ヨハネ騎士団と共に、中世ヨーロッパの三大騎士修道会の1つに数えられる。1226年、ポーランドのマゾフシェ公コンラト1世により異教徒であるプロイセン人の土地を平定(キリスト教化)する目的で招聘されたドイツ騎士団は、ポーランド北部の都市を次々と支配。さらに、ラトビアのキリスト教化を行っていたリヴォニア騎士団を吸収し、バルト海沿岸の一大勢力となった。しかし、ドイツ騎士団と敵対していたポーランドとリトアニアによる連合王国が誕生すると、1410年のタンネンベルクの戦い(グルンヴァルトの戦い)でポーランド・リトアニア連合王国軍に敗れ、衰退した。


「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」
放送日:2019年12月17日(火)放送スタート 月-金 深夜0:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/Kazimierz/

画像:「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」©Telewizja Polska S.A.


 

<関連記事>
【イベントレポート】横浜FC・松井大輔も太鼓判!「大王カジミェシュ」日本初放送記念先行試写@駐日ポーランド共和国大使館

 

Return Top