歴人マガジンのオープン以来、日本全国各地で地元を愛しながら活動しているたくさんの方々と、メールや電話でやり取りさせていただきますが、今日はtwitterのフォローをきっかけに編集部にお声がけをしてくれた、播州(兵庫)は明石城を拠点に、各地のイベントで活躍中、戦国の語り部デュオ「春うらら組」のキュートなお二人をご紹介します。
私は最初ちょっと安直に「歴ドル」とか書きたくないな、と思ったのですが、誇りをもって活動をしている方に失礼な場合もあり、難しいんですよね。
と思っていたところ、二人の姫からやんわりと「アイドルではありませぬ・・」と謙虚なご指摘を受けたので、考えた末に「デュオ」と付けさせていただきました。
あ、そんなことはどうでもいい?
はい、その通りですね。さっそく彼女たちをご紹介いたします。
春うらら組は順に「今井かな」さん、「こかつあさみ」さんのお二人。
ご覧のとおり個性が光っていて、お二人ともとてもキュート。
関西でタレントとリポーターをしていたかなさんと、関東で声優や演者活動をしていたあさみさんが、神戸で出会い2014年の3月に結成、4月より活動を開始、まだ1年2ヶ月のコンビです。
しかしオフィシャルサイトの「出陣記録(かつどうきろく)」を見ると、定期公演のある明石城はもちろん、地元のローカルTV局の出演、戦国歴史イベントのMCなど大活躍をされています。
また、オフィシャルサイトのプロフィールには「我々が伝えたいことは、この今日という時があるのは、昔の方々が血と涙を流し築かれたということ。この日の本(日本)という国と大地は、そういった方々の想いで輝いているのだということを改めて見つめて頂けたらと思い、戦国の語り部として活動しております。」と書かれているではないですか!
キュートな印象だけでなく、しっかりとした言葉で書かれた自己紹介の文にハッとさせられました。
お二人がほぼ毎週1回定期公演を行う明石城は、1617年譜代大名である小笠原忠真公が築城。
その後城主はいろいろな事情で代わり、最後は明治7年(1874)に廃城となるまでは、親藩の松平氏が明石を治めました。
大正7年に県立明石公園として発足、広さ4ヘクタールの広大な土地。
緑がとても豊かな場所で、池やお堀もあるほか、四季折々の自然で溢れています。
平成2年には全国「さくら名所百選の地」に選ばれ、市民にも大変親しまれています。
現在城址の本丸跡には、国の重要文化財である二つの櫓と、立派な石垣があり、城好きにも大人気。
この城内でほぼ週1回行われているお二人の公演では、いろいろな歴史劇団などと協力した本格的な殺陣もある甲冑劇や、あさみさんの明智珠(明智光秀の娘 別称細川ガラシャ)、かなさんの浅井江(浅井長政の三女 徳川家光の生母)という役を活かした劇など豊富なバリエーションでお客さんを楽しませています。
綺麗な着物を着て、ワイヤレスマイクをつけながらの劇は大変そうですが、かけあいも絶妙な仲良しコンビなのが、Facebookページ や動画などでも伝わります。
イベント情報などは、こまめに更新されているオフィシャルサイトやFacebookでチェックできますので、お近くの方はぜひ彼女らの姿を見に明石城まで遊びに行ってくださいね!!
あー私も二人の姫にお会いしたいものじゃ・・・
戦国武者行列は私も大好きですが、かわいい姫達の姿もあればなお良しなのは当たり前!
過去、歴史イベントなどが割と男性よりの考えで考えられてきたことを考えると、こうした歴女子の存在はご当地を盛り立て、盛り上げる原動力にもなりますね。
また彼女たちのようなご当地アイドルはもちろん、イラストレーター小太刀御禄さんや城郭ライターの萩原さちこさん、歴☆女子会の磯部深雪さんなど、歴史好きで魅力的な女性たちが増えることは、一歴史ファンとして誠に嬉しいかぎりです。
歴人マガジンでは、今回の「春うらら組」のお二人のように、歴人のtwitterやFacebookのメッセージ、またはinfo@rekijin.netで取材の希望をお伝え下さい。
可能なかぎり掲載を前提に編集部で取材、執筆させていただきます。
これで歴人マガジンがもっとファンが増え、そして各地のみなさんのところに取材旅行ができるようになる日々を目指して頑張りますので(笑)、みなさんもご協力をよろしくお願い致します!
副編集長Y
参照元:
「春うらら」オフィシャルサイト
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