いよいよ7月に突入、後半からは小中学生の夏休みですね。夏休みはもちろん嬉しいんですが、子供のころ困ったのが「宿題と自由研究」。
今でもあるのだと思いますが、宿題はまあギリギリやればいいとして(笑)、自由研究はテーマを探すのも大変。
そんなお子さん達にとって最高の企画を発見しました!
それは子供でなく、大人のロマンまでかきたてる「親と子のギャラリー ミイラとエジプトの神々」が、7月22日(水)〜9月13日(日)まで、東京都の東京国立博物館で開催されるというのです!
この「親と子のギャラリー」は、当館が夏休みなどにあわせて親子向けに展開している企画。
今回は「古代エジプトでは死んだらどうなる?」「古代エジプトでは動物も神さまだった!?」の2つのテーマによる展示をメインに、さまざまな企画が展開されます!では簡単に見どころをご説明しましょう!
●見どころその1「パシェリエンプタハのミイラ」
は明治37年(1904)にエジプト考古庁から当館に寄贈された「本物」のミイラです。
ミイラと容器がそろって保管されている、きわめて珍しく貴重な資料で、日本国内で唯一常設展示されているミイラだそうです。
館内のミュージアムシアターでは、連動したプログラムを上演。
X線CTや赤外線撮影など最新の研究成果をもとに、現在は大半が見えなくなっている棺表面に彩色で描かれた神々の像や銘文、さらにミイラの骨をデジタル再現。カバー画像になっているのがその画像で、その美しさに息を飲みます。
(別料金。「親と子のギャラリー」開催期間中は小・中学生無料。画像提供:凸版印刷株式会社)
●見どころその2「動物の姿の神さまたち」
個性的な姿をした動物の姿をした神々は、「芸術」や「知恵」「豊穣」「子宝」などをつかさどる特別な力を持っていました。
動物の姿は、その姿によって喩えられる神々の超越したパワーを表しているのです。
●見どころその3 「ナイトミュージアムツアーほかさまざまな企画」
この企画展の開催中には、夜の博物館に入れる「親子でエジプト探検in ナイト・ミュージアム」などのさまざまな関連企画があるほか、以前にご紹介した「クレオパトラとエジプトの王妃展」も同時開催など内容も盛りだくさん。
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夜の博物館でミイラとかかなり怖そうですが、これもいい思い出になりそうですね!!
ここまで読んで「今年我が家の自由研究はこれに決まりだな」とかなっているお父さんがいる気がしてなりません(笑)
親子で楽しい夏の1日をお過ごしください!
副編集長Y
「東京国立博物館」オフィシャルサイト
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