京都の観光名所として名高い清水寺。
開創は宝亀9年(778)、奈良時代の末に開かれた大変古い歴史のあるお寺です。
山号は音羽山。宗派は北法相宗のこのお寺、京都 東山・音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの広大な境内に、国宝、重要文化財を含む15もの伽藍が建ち並んでいます。
そのほとんどが江戸初期の再建であり、平成6年(1994)にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。
「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂の舞台、音羽の滝などが特に知られていますが、実はこの緑深い境内には、様々な意匠の堂宇があり、深い自然と調和した仏教の場としての空気が流れています。
以前より、この清水寺が、写真SNS「インスタグラム」の公式ページアカウントで公開してきた境内の美しい四季を切り取った写真は、その素晴らしさから評判になっていました。
そしてこのたび2015年8月7日(金)に、京都・清水寺が公式インスタグラムで公開してきた数々の写真を未公開写真等とともに収録した写真集『清水寺の日々 FEEL KIYOMIZUDERA』が、株式会社主婦の友社より発売されることになったそうです。
「@feel_kiyomizudera」のアカウントで開設されたインスタグラムには、清水寺の四季折々の風景を見事に切り取った美しく幻想的な写真たちが投稿されています。
その美しさに魅了された多くの人から「本当にこの世なのか」「一枚一枚にストーリーがある」と絶賛され、現在97,000人ものフォロワーを抱える話題のアカウントです。
本書は、公式インスタグラムやWEBサイトに掲載された数々の写真をベースに、撮りおろしの完全未公開ショットで書籍オリジナル企画の「もしも、清水寺で一日すごしたら…」や、「今年の漢字」でも知られる森清範貫主による書と12の心に響く和英対訳のメッセージを収録した、“清水寺を感じる” 写真集です。
ページをめくるたびに、清水寺の美しい景色を慈しみ、癒される一冊となっているとのこと。
さらに発売日である7日からは、京都市内ブックファースト京都店にて、このパネル展も開催されますので、京都にお住まい、またはお出かけの方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
副編集長Y
「清水寺の日々 FEEL KIYOMIZUDERA」amazon.com
「清水寺」オフィシャルサイト
PRtimes
清水寺の四季
The four seasons of Kiyomizudera
すがすがしい深緑に包まれる夏。
鮮やかな紅葉色に染まる秋。
凛とした空気が漂う冬。
艶やかな桜が舞う春。
2013年夏から2015年春までの清水寺の春夏秋冬
- 森清範貫主による書と心に響く12の和英対訳メッセージを収録
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●巻頭企画「もしも、清水寺で一日すごしたら…」
早朝6時の開門から、夕闇せまる18時の閉門まで。ある初夏の一日を31枚の写真で綴ります。
何気ない日常の景色の中にも、新しい発見が得られる、31枚のストーリー。
●『清水寺の日々 FEEL KIYOMIZUDERA』 写真パネル展開催のお知らせ
【場所】 ブックファースト京都店
〒600-1001 コトクロス阪急河原町 京都府下京区 四条通河原町北東角 コトクロス阪急河原町4階・5階
電話:075-229-8500
営業時間:10時~22時
【期間】 2015年8月7日(金)~ 9月6日(日)
【内容】 5階エスカレーター壁面の通路にて、写真集に掲載の写真パネルと森清範貫主の直筆の書の一部を展示
【参加費】 無料