突然ですが「歴史のおもしろさ」ってなんだと思います? 私は「想像&妄想できる楽しさ」なんじゃないかと私は思います。
誰もその場に居合わせたわけでもなく、かつ歴史の物語性は争いがフィーチャーされることが多いため、勝者が書き換えてきたという見方もできるわけです。
しかし、その物語のウラを読んだり、「たられば」を考えたりすると、今の社会が変わっていたのかも・・・など、ほとんどの人にとっては、想像と妄想が自由自在。
まあ、どんなかたちであっても、それが歴史を知るきっかけになり、少しでも歴史好きな人が増えることのほうが大事だと思うわけです。
そんな私にとって、一つ楽しみなプロジェクトを発見しましたのでご紹介します。
本年1月に発刊された歴史パロディ本「【悲報】本能寺で何かあったらしい……光秀ブログ炎上中! 歴史Web2.0」(日本文芸社)と、ラジオ番組「タイムマシーンRADIO歴史byWeb2.0」の連動プロジェクトです。
書籍とラジオのミクスチャー、果たしてどんなものなのでしょうか!?
本書は、8年前に発刊され大人気だった「歴史web」の続編というべきもの。
古代から明治維新に至るまでの重大事件や重要人物が、インターネットに登場したらどうか?というコンセプトで作られたこの本は、ブログや掲示板、SNSに至るまでネット上のガジェットを模して日本史が再現されています。
ただ凄いのは実際の史実に基づくストーリーなので、そのまま聞いていても勉強になってしまうというスグレモノ!
著者である藤井青銅さんはニッポン放送の深夜番組「オードリーのオールナイトニッポン」を担当する大人気放送作家、監修である金谷俊一郎さんは元カリスマ予備校講師として活躍、TV「世界一受けたい授業」「ネプリーグ」などにも出演している歴史コメンテーター。
歴史関係の書籍も多数発刊されており、その造詣の深さと面白さでは折り紙つき。
この本を元に製作されたラジオが「タイムマシーン RADIO by 歴史 Web2.0」で、現在youtubeチャンネルでは17本が公開されています。そのうちの1本「大江戸わいわいワイド 伊能忠敬」編をご覧ください。
なんとあの伊能忠敬さんと中継が繋がっています!
現在、全国各地をめぐって日本地図を制作中とのことですが・・・?
筋肉ムキムキの伊能さん、どこ行っちゃったんでしょうかね(笑)。
この他にも「聖徳太子 十七条憲法 発表記者会見」など、どこまでも歴史をおもしろく現代風にパロってくれていて、思わずクスクスと笑ってしまいます。
文科省のエライ人、これ、ぜひ歴史の授業に採用してもらえませんかね(笑)
しかも明日の収録に歴人マガジンも取材させてもらえるとのこと。聞くところによると、スペシャルゲストも収録に来るらしく、大変に楽しみです・・・
どんなテーマになるのかも私は未確認ですが、またその模様は後日お知らせしたいと思います!
参照元:
「【悲報】本能寺で何かあったらしい……光秀ブログ炎上中! 歴史Web2.0」日本文芸社オフィシャルサイト
「タイムマシーンRADIO歴史Web2.0」youtubeチャンネル
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編集長Y
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