みなさんはお寺や神社に参拝した証明としてもらう「ご朱印」という言葉を聞いたことがありますか?
このご朱印、誤解を恐れずにいえば「寺社仏閣のスタンプラリー」で、それを集めるための手帳を「ご朱印帳」と呼ぶのです。
このご朱印、二、三年前くらいから女性たちのあいだでブームになり、以前は寺社仏閣だけで販売しているものだったのですが、今や大きな文具店などが「ご朱印帳コーナー」を作って各種取り揃えているほど。
新しいデザインの御朱印帳を出したところ、「御朱印ガール」なる若い女性たちが続々と訪れ、参拝客が十倍になったという神社もあるとか。
しかし「御朱印ガール」という呼び名、アラフィフの私からするとちょっと抵抗があるなあ・・・
なんでもかんでもブームにすりゃいいってもんじゃないんだ!と、基本ブームが嫌いな私は、歴人マガジン読者の方にも理解いただけると勝手に判断し、あえてその言葉はこの記事では使わないようにします(笑)
ともあれ、そんな人気の御朱印帳に、今年の大河ドラマで話題になり大人気の「真田」が登場しました。
この「真田御朱印帳」は、三重県松坂市の御朱印帳専門店HollyHockが、戦国時代を命を燃やして駆け抜けた名将 真田信繁(幸村)の真田家家紋「六文銭」と「結び雁金」を表紙にデザインし、2/22より発売を開始したもの。
歴史好き、真田ファンの方はご存知かと思いますが、大人気の真田家には三つまたは四つの家紋を使用したとされています。
その中で最も有名なのが「六文銭(六紋連銭)」。
真田信繁の祖父である真田幸隆がこの家紋を使用したのが最初だそうですが、この六文は「三途の川の渡し賃」と言われ、命を惜しまずに戦う「不惜身命」の心構えを表したもの。真田家でも戦時の際にはこの六文銭を使用していたと言われています。
また次に有名なのが「結び雁金」。渡り鳥であるガンの姿を模した家紋は、平時の時に使われていたとされ、こちらもまた真田ファンの間で人気が高いです。
あとは河口にできる砂州のかたちを模した「州浜紋」や「割州浜紋」があったとされ、こちらはめでたい時に使う祭礼用の家紋だったそうです。
今回の御朱印帳は真田家メイン家紋とも言える「六文銭(六紋連銭)」と「結び雁金」を表紙にデザイン。
種類は、神社でおなじみの標準サイズ「真田六文銭・結び雁金(赤)」と、寺院でおなじみの大判サイズ「真田六文銭・結び雁金(黒)」の2種類。
恥ずかしながら神社とお寺で御朱印帳の大きさが違うとは知らなかったです・・・(汗)
この真田御朱印帳は、全国の百貨店や小売店、下記オンラインショップなどでの販売を予定。
真田家ゆかりの寺社を訪れる時はもちろん、全国の寺社仏閣を訪れる際にも使用できますので、ファンの方はもちろん、今から寺社仏閣めぐりをやってみたい人もチェックしてみてください!
参照元:
御朱印帳専門店 HOLLY HOCK本店
@Press
【商品概要】
「真田六文銭・結び雁金(赤)」
[仕様]本体:タテ160mm×ヨコ110mm/蛇腹タイプ48ページ(両面)
[価格]1,800円+税
「真田六文銭・結び雁金(黒)」
[仕様]本体:タテ180mm×ヨコ120mm/蛇腹タイプ48ページ(両面)
[価格]1,950円+税
[販売サイト]
御朱印帳専門店 HOLLY HOCK
http://www.goshuincho.com/(本店)
http://www.rakuten.ne.jp/gold/hollyhock/(楽天店)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hollyhock/ (Yahoo!店)
http://amzn.to/1Cfu41g(Amazon店)
コメント