昨年7月に、写真の美しさに魅せられてご紹介した、栃木県足利市で活動する「歴マニ会」。
そのネーミングから想像できるとおり「足利の歴史をマニアックに語る会」なのですが、昨年の3回めに続き、今年もきたる4/10(土)に開催するとのお知らせをいただき、ご紹介させていただくことにしました。
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【6/13 足利】地元 栃木を愛するクリエイター集団が主催する「歴マニ会」開催!
この会を主催するのは、栃木県足利市を中心に活動する歴史クリエイター集団「あどもい」。
平成25年の設立の市民団体で、歴史が好きなWebデザイナーやフォトグラファーなどが集まったコンソーシアム(委員会)的な存在です。
足利市は栃木県全体の3%に満たない面積ですが、栃木県全体の29%を占める国宝、21%の指定重要文化財が集中している歴史都市。
古くは渡良瀬川の周辺に栄えた豪族や、渡来人の技術が集まる先進都市として実に1,300基を超える古墳を作り、鎌倉時代には後に将軍となる足利氏を輩出。
学術分野においては日本最古の大学「足利学校」を構えることでも有名です。
さらに2013年8月には「鑁阿寺本堂」が国宝に指定され、足利の歴史や文化財に改めて注目が集まりだしています。
今年の節分に開催されたお祭り「鎧年越」にも、現足利市長自ら甲冑を着て「出陣」するなど、市をあげて歴史をテーマにした町おこしを盛り上げています。
この素晴らしい市長の写真は、同じくあどもいに所属するフォトグラファー折田利宏さんの作品。
彼の写真の一ファンでもある編集長Yは、彼のことも記事として昨年紹介させていただきました。
【 歴史クリエイター企画 vol.5 】
「身近すぎて気づかない地元の美しさを伝えたい」フォトグラファー 折田利弘さん
そんな恵まれた環境で開催される第4回「歴マニ会」、さっそく内容をチェックしてみましょう!
築125年!足利の名士の邸宅で学ぶ足利の歴史!
今回で第4回目の「歴マニ会」が開催される会場は、助戸公民館横に残る旧木村浅七邸(築125年!)。
木村浅七は、足利の名誉市民で実に20年以上足利
助戸公民館も、もとは木村浅七が自宅の一部を整えた土蔵造りの工場だったそうです。
講師は、郷土史研究家で多数の郷土史関連の書籍を出版さ
このお二人に足利の歴史や織物産業の歴史についてお
足利市民はもちろん、そうでない方でも参加は大歓迎だそうで、
「思わず『へぇ〜!』と言ってしまう、今まで知らなかった
歴史ある史跡で郷土史家の話を聞くのに、和菓子もついて500円とは・・・
なんとも良心的な価格設定。これも郷土愛をもつあどもいだからこそ実現できたのでしょう。
なお、和菓子を注文するため、人数には限りがあるので、Facebookのイベントページへの参加表明またはメール、電話で予約してください。
足利の魅力に興味をもった方、新しく歴史を愛する仲間を作りたい!とお考えの方はぜひご参加ください。
★イベント概要:
■日時/2016年4月10日(土)14:00〜(入退
■講師/
長太三氏(郷土史研究家)『足利の織物産業の歴史』
臼井好雄氏(足利文化財サポーターズ)『大日本史 将軍
■会場/旧木村浅七邸(助戸公民館・足利市助戸仲町45
■駐車場/あり
■会費/500円
■定員/20名
■主催/あどもい
■お申込み/050-3556-1338(事務局) info@adomoi.separate.jp(メー
Facebookイベントページ
参照元:
「あどもい」オフィシャルサイト
編集長Y
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