2016年7月17日(日)~19日(火)まで、新潟県南魚沼市で「南魚沼市兼続公まつり」が開催されます。
会場となる南魚沼市六日町地区は、坂戸城下にあります。坂戸城下は清流・魚野川が流れ、関東と越後を結ぶ三国街道が通る交通の要衝。この地は直江兼続公が生まれた場所でもあり、上杉家にとってとても重要な城でした。
南魚沼市では、こうした歴史を踏まえて毎年7月17日から19日の3日間、兼続公を顕彰するお祭りを開催しています。
17日(日)、真田丸で兼続公を演じ話題のあの人がやってくる!!
開幕となる17日は昼から交通規制が始まり、御実城囃子や神輿などが町を練り歩きます。六日町の夏祭りならではの光景が繰り広げられるでしょう。
ただ、今年は一味違います。17日に話題のあの方がやってくるのです。
![「真田丸」で大人気!村上直江が登場!](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/07/kanetsugu2.jpg)
そう、今年の大河ドラマ「真田丸」にて、直江兼続公を演じている俳優・村上新悟さんがトークショーに登場します!しかも、ゲストがもう一人・・・真田信尹役を演じる俳優・栗原英雄さんも登場するのです!
![信尹も来たー!!](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/07/kanetsugu3.jpg)
真田丸プレミアム・トークショー
・会場:南魚沼市銭淵公園内 直江兼続公伝世館前野外特設ステージ(南魚沼市坂戸)
・日時:7月17日(日曜日)、開場18時、開演19時 、終演20時
・入場:無料
観覧は椅子席と立見エリアがあるようですが、椅子席は先着100名限定の整理券が必要ということですので、見たい方はお早めに!
16時より、南魚沼市ふれ愛支援センター2階・多目的ホールにて配布されるとのことです。
真田丸出演者によるプレミアム・トークショーは必見!
トークショーが終わったら、すぐに真田丸放送開始ですね。興奮さめやらぬ中に、すぐに大河ドラマの世界に入れそうですね。
地元に受け継がれた「お六流し」
![民謡【お六甚句】で踊る“お六流し”](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/07/orokujinku-300x225.jpg)
18日の目玉になるのは「お六流し」です。
お六とは、兼続公の幼名・樋口与六にちなんだものです。六日町の小学生は1年生のころから、このお六流しの踊りとリズムである民謡「お六甚句」の練習をしています。当日は、子供から大人までが、お六甚句に乗せて踊ります。
この民謡・お六甚句には、歴史があります。昭和18年、時代は太平洋戦争の真っ最中でした。多くの男性が出征し、地域に残ったのは女・子供と老人たちばかり。
このままでは暗くなってしまう!と危機感をもった人々が、地元の英雄・兼続公を顕彰し地域に誇りを持てるようにと活動を始めます。敗戦後の昭和21年には、皆に元気が出るようにと「お六甚句」が完成しました。お六甚句とお六流しは、今でも六日町の人々を結びつけるものとして受け継がれています。
19日は武者行列、フィナーレには大花火大会も!
19日には、祭りのフィナーレを飾る上田五十騎武者行列が行われます。
上杉景勝公の側近として重きをなした上田衆の威風を伝える武者行列が、午後1時45分から市内を練り歩きます。
![迫力ある武者行列。カッコイイ!](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/07/mushagyoretsu.jpg)
また、上杉家と縁の深い米沢市から稲富流砲術団体がやってきて、鉄砲の演武を行います。鉄砲の轟音は想像以上です。戦国時代はこのような音が鳴り響いていたのだと感じることができるでしょう。
![砲術隊の本格的な実演も見れます。](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/07/hojutsutai-300x200.jpg)
最後は魚野川河川敷で大花火大会が行われます。約2000発の花火が、午後7時半から9時まで南魚沼の夜空を彩ります。この兼続公祭りが終われば、南魚沼に本格的な夏が訪れます。
![フィナーレには花火も打上ります](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/07/hanabi-245x300.jpg)
会場となる六日町は、東京から約2時間ほど。南魚沼市兼続公まつり、ぜひこの夏参加してみてはいかがでしょうか?
参照元
兼続公まつり公式Facebook
南魚沼市公式サイト
にいがた観光ナビ
(黒武者 因幡)
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