本日2016年10月16日、岐阜県関ケ原町で行われた「関ケ原合戦祭り」に行ってまいりました!
なんてったって今日は、大河ドラマ「真田丸」で石田三成役を演じた山本耕史さんがスペシャルゲストとして来場!!
山本三成公好きとしては、是非この目で直に拝みたい・・・ということで編集部が現地で潜入取材。本日のイベントの模様を早速レポートします!
初日の15日も大変な盛り上がりでしたが、2日目の今日は朝から町はすごい人だかり。
まずは笹尾山の特設会場にて、トークショーが行われました。
なんと会場には約2400人のファンが詰めかけたそうです。
いよいよ山本さんが登場・・・
み、三成の衣装でキターー!!
「真田丸」での衣装で登場した山本さんに会場からは大歓声。治部さまが笹尾山に・・・ありがとうございます!(胸熱)
トークショーでまず話題にあがったのは、やはり関ケ原のシーンがほぼ描かれなかったことについて。
山本耕史さん(以下、山本)「結果は皆さん知っていますし、描こうと思えばいくらでも描けると思います。『真田丸』では主役の信繁に焦点をあてて、真田側からだとあんな感じだったんだと見せるのは斬新。さすが三谷さんだなという感じですね。」
最期のシーンについては、
山本「俺はここまでだけどその先に思いを託した人がいる、というやり遂げた感がありましたね。三成はあの時代、逃げることなく曲げることなく生きた人だったと思います。」
ちなみに当初予定していたより三成の出番はかなり伸びたのだそうですよ。
関ケ原・笹尾山に来たのは3度目だという山本さん。
以前陣跡で会った青年(山本さんの妻・堀北さんのファン)に「やられちまえよ」と言われたことが強烈にインパクトに残っていたようで、何度もネタにされていました(笑)
また、ところどころ「真田丸」の中で三成が残した名言を披露する場面も。
生で「私は無駄が大嫌いだ」や「馬鹿と話すと疲れる」も言ってくれるなんて、ほんとファンサービスがスゴイ・・・(涙)
三成語録については、
山本「 『私は殆ど間違えることがないが、ごくたまに誤った決断をすることがある。そのときは遠慮なく教えてくれ』というセリフなんて、一般的にちょっと恥ずかしいセリフじゃないですか。最初テストでは目線を合わせずにいたんですが、監督から言われてまっすぐ信繁に言ってみたら、三成公らしくなりましたね。その後わりとすぐ誤った決断をするんですけど、遠慮なく教えてくれなかったです(笑)」
他にも「御館様は本気になられた」と得意?の低音ボイスで村上新悟さんが演じる直江兼続のモノマネもしてくれました。
自身のモノマネについて聞かれると、
山本「僕の真似をする人はいないんですよ。松村さんになぜかと聞いたら、『セリフや表情に特徴がなくて、つかみづらい』と言われました。でも今回は『馬鹿と話すと疲れる』とか印象的なセリフが多いから、それを真似すればいいんじゃないかな(笑)」
今月末40歳になる山本耕史さん。三成もほぼ同い年だったことについて、
山本「僕は『新選組!』の時は27歳で土方を、今回も40歳で三成を演じているので、大河ドラマではほぼ同い年を演じているんです。だけど今の自分の歳で、命をかけて日本を動かす立場なんて考えられない。今と時代が違いすぎますし、僕たちがあの時代の同年代の人たちのことを言うのは難しいですよね。」
三成のカッコよさについて聞かれると、
山本「加藤清正や福島正則が詰め寄っても、三成は説明しない。好かれようと思ってないんですよね。切なくなるくらい人望がないんですけど、三成は何でだと悪あがきしたりしない。腹痛い、ってなるくらいで(笑)
僕もわりと全員に好かれようと生きていないので、自分の信念を信じて周りに流されない三成はかっこいいなと思いますね。」
山本さんの三成への思いに、観客も胸が熱くなったトークショー。
最後、山本さんにせーので一言メッセージをということになったのですが、皆さん「ありがとう!!」と言われていました。
武者行列にも甲冑姿で登場!
さらに午後からは武者行列にも参加されました。
甲冑を付けて馬に乗った山本さん、もはや三成公にしか見えません!!
全身バージョン。かっこよすぎ!!
このあと行列は家康の最後陣跡である陣場野公園へ。
行列の沿道には常に途切れることなく人が並び、三成・治部コールに溢れていました。
改めて、山本三成公の人気を感じた1日。
トークショー後の会見では、こんなコメントもおっしゃっていましたよ。
山本「三成公が好きで来られた方がほとんどだと思うのですが、こうやって皆さんの熱い思いを感じて、三成を演じてよかった、幸せだなと感じましたね。三成を演じた立場からすれば関ケ原は寂しくもあり、まっすぐ生き抜いた熱い思いもある場所。僕で良ければいつでも来たいです。」
ぜひまたその姿を見れることを願っております!
関ケ原では10月23日まで関ケ原スペシャルウィークが開催中。
関ケ原のアツ過ぎる9日間!関ケ原で戦国好き必見のイベントが続々開催
他にもまだまだイベントが開催されているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
(編集部)
参照元
岐阜県公式HP
みる!しる!かわる!関ケ原 ―関ケ原古戦場グランドデザイン公式サイト―
関ケ原観光WEBサイト
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