【 あの人気戦国武将の生誕450周年!】あの歴史上の出来事から今年で○年!2017年歴史イベントトピックスまとめ

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若干の「真田丸」ロスを引きずりつつも、いよいよ2017年に突入!
2017年もたくさんの歴史イベントが開催予定ですが、なかでも歴史的出来事の○周年というものが多いようです。
そこで2017年がどのような記念の年かが分かるイベントを、いくつかピックアップしてみました。どれも今年一年注目したいトピックスなので、ぜひチェックしてみてください!

大政奉還150周年記念プロジェクト

「大政奉還図」

慶応3(1867)年、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜が二条城に重臣たちを集め、政権を明治天皇に返上することを伝えました。そして明治天皇は将軍の申し出を受け入れ、大政奉還が行われたのです。長きに渡る武家政権の終焉であり、明治維新の始まりでした。

そんな大政奉還から、2017年で150周年を迎えます。
そこで、大政奉還の現場となった京都市の主導により、「大政奉還150周年記念プロジェクト」が発足しました。幕末から明治維新にかけて京都で活躍した偉人たちと関わりのある都市に参画を呼びかけ、交流を図るというものです。つまりは、各都市で様々な関連イベントが行われるというわけですね。
すでに各地でプレイベントが開催されており、2017年にはさらに多くの歴史イベントが予定されています。参画都市は1都1府14県(21の区と市)で、北は福島から南は広島まで、実に多くの自治体が名を連ねています。

「大政奉還150周年記念プロジェクト」
http://www.taiseihokan150.jp/project/

伊達政宗生誕450年

今から450年前の永禄10(1567)年に、出羽国米沢城にて伊達政宗が生まれました。幼少時に疱瘡で右目を失明しましたが、長じて強力な戦国大名となり、異名を「独眼竜」としたのは皆さんにもおなじみかと思います。

彼の生誕450年を記念して、「政宗ワールド」というプロジェクトが発足しました。
政宗をキーワードに、観光・歴史・町づくりなど異なるジャンルの団体がイベントなどを開催し、政宗公への関心をより高めてもらおうというものです。その先には、さらに50年後の生誕500年に向けて仙台城の復元を目指しているんだそうですよ。これが実現したら、すごいことになりそうですよね。多くの団体がイベントを開催予定なので、常時チェックすべきプロジェクトです!

「政宗ワールド」プロジェクト
http://masamuneworld.jp/

立花宗茂も!生誕450周年

「もっと知られるべき名将・立花宗茂(奥さんの誾千代にも注目」

さて、九州には政宗と同い年の偉大な戦国大名が誕生していました。
戦国を生き抜き、一時は領地をすべて失い浪人となりながらも返り咲き、島原の乱にまで出陣した立花宗茂です。大河ドラマの主人公にと待望論も根強い彼ですが、その彼の生誕450年を記念した特別展が、立花家史料館で2017年12月より予定されています。ブログが立ち上げられていますので、更新内容はチェックしておきたいですね。

立花宗茂450ブログ(立花家史料館)
http://www.tachibana-museum.jp/450blog/

夏目漱石も生誕150年

「ぜひこの機会に漱石作品を読み直してみては?」

2017年は、文豪・夏目漱石の生誕150年に当たります。
2016年は没後100年でもあったため、すでに2014年から様々な記念イベントが行われているんですよ。

新宿区には2月に夏目漱石記念館が開館予定となっていますし、2月12日まで広島市立中央図書館では「―没後100年・生誕150年― 漱石と広島」が開催されています。他にも新潮文庫では漱石関連作品のフェアを展開していますし、街中で漱石のことを目にする機会が多くなると思います。

先日、漱石の母校・二松学舎大学が2017年に創立140周年を迎えるということで、漱石のアンドロイドが作成され話題になりましたね。2017年末頃には漱石アンドロイドの講演会や出張授業まで予定されているとか?機会があれば、一度見てみたいですね。

夏目漱石・記念年実行委員会
http://soseki.a.la9.jp/

他にも、坂本龍馬没後150年ということで特別展覧会「没後150年 坂本龍馬展」が全国を巡回中。

【関連記事】現在は長崎で開催中、東京は4月から!特別展覧会「没後150年 坂本龍馬」
こういった記念イベントを探してみると、新たな発見があり、歴史や偉人をより身近に感じるきっかけにもなると思います。
他にもまだまだあると思いますので、皆さんがおすすめの2017年歴史トピックスがあれば、ぜひ教えてくださいね!

(xiao)

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