【 「西郷どん 大河ドラマ館」も】西郷隆盛関連の施設が続々オープン!

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2018年1月7日(日)にスタートする大河ドラマ「西郷どん」に向けて、西郷隆盛の地元・鹿児島では関連施設が続々オープンします。おなじみとなった大河ドラマ館から、西郷が愛した温泉にできる施設、東京で開催される浮世絵展まで、気になる見どころをご紹介します!

「西郷どん 大河ドラマ館」オープン!

「西郷どん 大河ドラマ館」外観イメージ。
(写真提供:明治維新150年・西郷どん推進室)

西郷どん 大河ドラマ館」が2018年1月13日(土)、西郷らの生誕地・鹿児島市加治屋町にオープンします。
西郷家、大久保家をイメージした撮影セットの再現をはじめ、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、プロジェクションマッピングを活用したクイズコーナーなど、大河ドラマの世界観をたっぷり体験できる内容です。

ドラマの内容はもちろん、鹿児島県内の西郷ゆかりの地を紹介するコーナーも。
(写真提供:明治維新150年・西郷どん推進室)

また2018年1月13日(土)にはオープニングセレモニーを開催。特別ゲストとして、西郷隆盛の父・西郷吉兵衛(きちべい)役の風間杜夫さん、西郷隆盛の母・西郷満佐(まさ)役の松坂慶子さんが登場します。
大河ドラマファンなら外せない、いちおしスポットです。

「西郷どん 大河ドラマ館」

開催期間:2018年1月13日(土)〜2019年1月14日(月・祝)
住所:鹿児島市加治屋町20-1(鹿児島市立病院 跡地)
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:無休
お問い合わせHP:明治維新150年・西郷どん推進室
http://www.meijiishin150countdown.com/drama/

「維新ふるさと館」リニューアルオープン!

「維新ふるさと館」入口。偉人のイラストやパネルで、来館者をお出迎え。
(写真提供:維新ふるさと館)

幕末の薩摩や日本の様子とともに、明治維新を支えた英雄たちの姿を、展示や映像、ゲームなど多彩な演出でわかりやすく紹介している「維新ふるさと館」(鹿児島市)。こちらも大河ドラマに合わせ、2018年1月11日(木)にリニューアルオープンします。

今回新たに映像などを使った体験展示が導入され、薩摩武士の教育法であり、西郷らを輩出した「郷中教育」について、体感しながら学ぶことができます。

幼少期から青年期の西郷隆盛たちが体験した遊び、教えを体感できる「郷中教育」のコーナー。
(写真提供:維新ふるさと館)

館内には、大河ドラマ「翔ぶが如く」の映像を大画面で視聴できるコーナーも。「西郷どん 大河ドラマ館」と共にめぐれば完璧です。

「維新ふるさと館」

リニューアルオープン日:2018年1月11日(木)
住所:鹿児島市加治屋町23-1
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:無休
お問い合わせHP:維新ふるさと館
http://ishinfurusatokan.info/

西郷が愛した地にオープン「日当山西郷どん村」

「日当山西郷どん村」内にある「西郷どんの宿」。
(写真提供:霧島市観光課)

西郷がこよなく愛した日当山温泉郷に、他施設に先駆けて2017年12月10日(日)にオープンするのが、「日当山西郷どん村」です。
施設内にある「西郷どんの宿」は、当時、西郷が滞在していた龍宝家を復元したもの。江戸末期をイメージした建物に、日本庭園が併設されています。また、売店では霧島市内の特産品を中心に販売され、今後はレストランや足湯も整備される予定です。

「日当山西郷どん村」完成イメージ。
(写真提供:霧島市観光課)

西郷をはじめ、坂本龍馬やお龍をイメージした貸し衣装も提供されるので、彼らになりきって楽しむのもあり?
また、家族湯発祥の地とされる日当山温泉郷には、周りにも公衆浴場や旅館もありますので、ぜひチェックしてみてください。

「日当山西郷どん村」

オープン日:2017年12月10日(日)
住所:霧島市隼人町内町1487-1
お問い合わせHP:霧島市観光協会
http://kirishimakankou.com/

「明治維新150年 幕末・明治-激動する浮世絵」開催

太田記念美術館(東京都渋谷区)では、2018年1月5日(金)〜2月25日(日)まで、「明治維新150年 幕末・明治-激動する浮世絵」が開催。戊辰戦争や文明開化などの社会の変化を描き、時には西洋文明を受け入れながら、新たな絵画表現に挑戦した幕末・明治の浮世絵師たちの作品が約150点(前後期で展示替えあり)展示されます。

見どころはやっぱり、西郷隆盛が描かれた浮世絵。明治時代に様々な形で描かれた西郷の浮世絵が8点展示されます。

小林清親「鹿児嶋征討戦記」(前期展示)
(写真提供:太田記念美術館)

特に注目なのは対照的な西郷隆盛像。軍服姿にキリッとした表情の西郷は、明治10年(1877)5月に描かれたもので、西南戦争はすでに勃発し、西郷軍の劣勢が伝えられているものの、まだ勝敗の確定していない時期です。画中には西郷を「賊将」と記していますが、それを感じさせない威厳ある姿に描かれているのが印象的です。

鈴木年基「文武高名伝 旧陸軍大将正三位西郷隆盛」個人蔵(前期展示)
(写真提供:太田記念美術館)

一方、月岡芳年の描いた西郷は、眼の焦点が定まらず、唇も紫色になっています。制作は明治11年(1878)7月。すでに西南戦争に敗れて自刃した後で、幽霊となって建白書を届けようとしている姿が描かれています。
戦いの前後でこんなにも描かれ方が変わる人物もなかなかいないのではないでしょうか。

月岡芳年「西郷隆盛霊幽冥奉書」
(後期展示)
(写真提供:太田記念美術館)

他にも幕末の動乱を伝える風刺画や、近代化した東京の街並みを描いたものなど、浮世絵を通して時代を見つめ直すことができる、貴重な展覧会です。

「明治維新150年 幕末・明治-激動する浮世絵」

開催期間:2018年1月5日(金)〜2月25日(日)
前期:2018年1月5日(金)〜28日(日)
後期:2018年2月2日(金)〜25日(日)
開館時間:午前10時30分〜午後5時30分(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(1月8日と2月12日は開館)、1月9日、1月29日〜2月1日(展示替えのため)、2月13日
開催場所:太田記念美術館
お問い合わせHP:太田記念美術館
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

大河ドラマと合わせて巡れば、さらに盛り上がること必須。ぜひ、訪ねてみてはいかがでしょうか?

(編集部)

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