衝撃の結末で終えたシーズン1から1年…2017年にトルコ発ドラマとして初めて日本で放送し、大きな話題を呼んだ「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」。チャンネル銀河では待望のシーズン2を2018年7月より日本初放送する。
日本では馴染みのないトルコ発のドラマではあったが、海外ドラマファンを始め、宮廷ドラマや歴史ドラマ好きまでも虜にした本作。人気の秘密は、日本でも好評の中国や韓国の愛憎劇をも超えるストーリー展開だ。奴隷としてハレムに献上された主人公・ヒュッレムをはじめとした女性たちによる、第10代皇帝スレイマンの寵愛を巡る苛烈な争い。そして、トルコを中心に東地中海を支配したオスマン帝国の最盛期を圧倒的な迫力と豪華絢爛な映像美で描き、多くの視聴者を釘付けにした。
熾烈さを増す宮廷内で、権力を強めていく寵妃ヒュッレムは、皇后の座をつかむことができるのか。次から次へと巻き起こる新展開から片時も目が離せない!
シーズン1までのあらすじ
セリム1世が崩御し、皇太子のスレイマンがオスマン帝国第10代皇帝として即位。同じ頃、ルテニアではアレクサンドラ(後のヒュッレム)が家族と婚約者を殺され、タタール人の奴隷商人に捕えられていた。その後、スレイマンのハレムに奴隷として献上されたアレクサンドラは、スレイマンの寵愛を得て男子を産めば、ハレムで絶対的な権力を得て生き残れるということを知る。
スレイマンの寵愛を得ることに成功したアレクサンドラは”ヒュッレム“の名を賜り、イスラム教へと改宗。皇帝妃マヒデブランによる嫉妬と陰謀の渦に巻き込まれながらも3人の子供を産んだヒュッレムは、スレイマンの寵妃としてハレム内での存在感を増していく。
そんな中、死んだと思われていた元婚約者レオが宮廷画家としてヒュッレムの前に現れる。2人の関係を疑う大宰相イブラヒムは、ヒュッレムを救うためと脅し、レオから真実を聞き出す。ヒュッレムはイブラヒムと決着をつけるため、母后や皇女の留守中に大宰相邸へ。そこでイブラヒムはヒュッレムとレオの前で菓子に毒をかけ、不義で死刑になる前に自分とレオの運命を決めろと迫る。その頃、大宰相邸に到着したスレイマンのもとに侍女サドゥカが忍び寄り、首に短刀を突きつけるのだった…。
見どころ① ハレムで権力を強めていく寵妃ヒュッレム
皇帝妃マヒデブランとの対立や母后との確執によって幾度も命の危険にさらされたヒュッレム。しかし、スレイマンの寵愛を受け続けた彼女は、メフメト、ミフリマーフ、セリムという3人の子を授かり、ハレムでの地位を確立することに成功する。自身と愛する子たちを守るため、ヒュッレムはさらなる権力を求め策略をめぐらしていく。
見どころ② 激化するヒュッレムとイブラヒムの対立
スレイマンの寵愛を受け、ハレムでの存在感を増していくヒュッレム。一方、大宰相に就任しスレイマンの右腕として信頼の厚いイブラヒム。命を脅かす存在である相手を葬り去ろうとする2人の争いは、周囲の人間を巻き込みながら、しだいにその激しさを増していく。
見どころ③ 勢力を拡大するオスマン帝国
征服王と称される曾祖父メフメト2世もなし得なかったベオグラードとロードス島の攻略成功により、2つの要所を掌握したスレイマンは、破竹の勢いでオスマン帝国の名を世に轟かせた。そしてさらなる帝国の領土拡大を目指し、スレイマンはハンガリー王ラヨシュ2世や神聖ローマ帝国カール5世(=カルロス1世)らと対立していく。
宮廷歴史ドラマ「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」シーズン2
放送日:2018年7月23日(月)スタート 月-金 深夜0:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/ottoman/
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