【 オドロキ 】1箱1万円の日本一高いティッシュ「十二単」が売れ続けるワケ

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【 オドロキ 】1箱1万円の日本一高いティッシュ「十二単」が売れ続けるワケ

花粉症の時期はもちろん、とにかく生活必需品として欠かせないティッシュ。
祖母が子供のころ「チリし」と言ってたのが懐かしい(笑)

現在では種類も豊富で、肌さわりのいい「プレミアム」みたいなのも各社出していますが、それでも300円前後が相場のなか、なんと一箱1万円もする、日本で最も高いティッシュ「十二単」が、毎月80箱も売れ続けているという驚愕のニュースが!さっそくレポートしてみました。

日本の古色を微細に表現した職人芸が凄い!

確かに美しい・・・
確かに美しい・・・

ご存知の方も多いかと思いますが、十二単とは平安時代の中期に完成した女房装束の儀服で、成人女性の正装。
宮中などの公の場所で晴れの装いとして着用されたそうですが、宮中の儀式など、公家女房の晴れの装いなど、着る時も限られたものだったそうです。

その名を付けた日本一高いティッシュ「十二単」は、ティッシュペーパーなどの紙製品を扱う大昭和紙工産業株式会社(静岡県富士市)が、2014年3月より発売を開始したもの。

「カラーティッシュを通じて、日常生活に彩りを広めたい」という同社が、2012年に7色の「七宝」、より高級品として2014年に「十二単」を発表して以来、数量限定で同社のネットショップほか高級百貨店などで発売され、なんと毎月80個前後の安定した売上を記録。

同社のデータによれば、この十二単を自分で利用するために購入する人よりも、プレゼントや贈答品として購入する人の割合が多く、ほとんどの方がプレゼント購入だそう。
やっぱりそうだよね・・・なんだかホッとしたワ・・・

こんなのサラッとプレゼントしてみたいw
こんなのサラッとプレゼントしてみたいw

人気の理由として同社は「1万円」という価格のインパクトや、高いデザイン性、1枚毎にめくる楽しみを感じられる十二単のモチーフにあると分析しているとのこと。

とはいえ、それでも1万円は高すぎる!という方もいるかとさらに確認してみたら、製造過程におけるティッシュの染色作業が最も大変で、1色分のティッシュの原紙を作るのにも手作業で相当な労力が必要となるということがわかりました。

別の色を染色する際には一度機械をまるごと洗浄しなくてはならないうえに、ティッシュを箱に詰める際もすべて手作業で行っているため、数量限定での生産になっているのだそうです。

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最大のポイントである色は、十二単の鮮やかな色合いをイメージし「桜、緋、蘇芳、橘、菜の花、若緑、苗色、常磐緑、わすれな草、瑠璃、桔梗、藤」といった日本の古色を再現。職人さんの技術が光ります。

もうこれは消耗品というよりは美術工芸品に近いのですが、そこをあえて「ティッシュ」として発売したあたりにもヒットの理由があるのでしょう。

購入者の傾向としては、男性54%、女性46%と男性の方が多く、職業別では主婦30%、経営者24%、年代別では20代22%、30代26%、40代24%、50代以上28%となっているとのこと。

花粉症の時期は隠しておきましょう。
花粉症の時期は隠しておきましょう。

大事な方へのプレゼントとしてチョイスの一つに加えてみてはいかがでしょうか?

img_88541_6参照元:
十二単」大昭和紙工産業株式会社オフィシャルサイト
@Press

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