大河ドラマ「八重の桜」の放送を記念し、チャンネル銀河では株式会社ジュピターテレコム(J:COM)と共同で「J:COM Wonder Studio」(東京ソラマチ®内)にて2018年9月30日に演歌歌手の三山ひろしさんと歴史作家・山村竜也氏をゲストに迎え、スペシャルトークショーを開催いたしました。台風が迫るの中、およそ463人の人たちが詰めかけ、大盛況のうちに幕を閉じたイベントの模様をレポートします。
第一部『スペシャルトークショー~それぞれの幕末~』
第一部では、歴史好きで今年坂本龍馬をテーマにした新曲「いごっそ魂」を歌う三山ひろしさんと大河ドラマ「八重の桜」の時代考証を務めた歴史作家の山村竜也氏を迎えて、『幕末』をテーマにトークショーを繰り広げました。三山さんは、大河ドラマ「八重の桜」で西島秀俊が実際に着用した羽織を身に纏い登場。「実際の羽織紐と色が違うんじゃないか」と突っ込みに対して、山村氏の冷静な解説でトークショーは始まりました。
「八重の桜」の主人公・八重については、「鉄砲をもって自ら戦い、その後、新しい時代に強く生きる女性として戦う八重さんは、男性から見ても生き様がかっこいい」と語り、ドラマで綾瀬はるかさんが実際に使用したスペンサー銃が登場すると「ならぬことはならぬ」の決め台詞で銃を手にポーズをとりました。会津藩でスペンサー銃を持っていたのは八重だけでしたが、もしも多くのスペンサー銃が会津にあったら歴史は変わっていたかも知れないとの話には観客も固唾をのんでいました。
龍馬好きの三山さんは龍馬についても熱く語りました。歴代の大河ドラマでは、坂本龍馬は10回登場していますが、福山雅治が主演を務めた「龍馬伝」が印象的だったそうです。山村氏からは「実は『八重の桜』では後ろ姿だけ一瞬坂本龍馬が登場している」との秘話も。歴史の話をする三山さんはファンにとっても初めてだったらしく、貴重なトークに詰めかけた約500人は大満足の様子でした。
第二部『三山ひろしミニステージ』
第二部では、けん玉4段の腕前を持ち、けん玉の資格を与えることもできるけん玉道二級指導員の三山さんによるけん玉検定会が開催。選ばれた5名のお客様が各級にチャレンジし、白熱したステージとなりました。そして、最後には「いごっそ魂」を含む5曲を熱唱し、会場の観客を魅了しました。
放送情報
大河ドラマ「八重の桜」
放送日時:(月-金)朝8:00~朝9:00 [再放送](月-金)深夜1:15-深夜2:15
出演:綾瀬はるか(山本八重/新島八重)、西島秀俊(山本覚馬)、長谷川博己(川崎尚之助)、オダギリジョー(新島襄)、綾野剛(松平容保)、玉山鉄二(山川大蔵/山川浩)ほか
作:山本むつみ/音楽:坂本龍一/制作:2013年/話数:全50話
三山ひろし出演番組
「三波春夫 追善 新潟記念公演 山内惠介・市川由紀乃・三山ひろしスペシャルコンサート」
放送日時:10月28日(日)昼12:00-午後2:30
出演:山内惠介、市川由紀乃、三山ひろし
制作:2018年 監修・脚本:三波美夕紀 構成・演出:宮下康仁
「この映画が観たい〜三山ひろしのオールタイム・ベスト〜」
放送日時:10月28日(日)午前11:30‐昼12:00
出演:三山ひろし 制作:2018年
「BS日本のうた」(#288、293、304、314)
放送日時:10月10日(水)夜6:00-夜7:45 ほか
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