秦を強大な国家へと変貌させ、後の中国統一につながる礎を築いた第28代君主・昭王の激動の生涯を描いた中国歴史ドラマ「昭王~大秦帝国の夜明け~」を、チャンネル銀河で2018年8月より日本初放送する。
始皇帝が成し遂げた”天下統一”その礎を築いたのは一人の悩める王だった――
時は、紀元前の春秋戦国時代。列国での争いが繰り広げられる中、秦国では昭王・嬴稷(えいしょく)が即位する。しかし、その実権は叔父の魏冉(ぎぜん)と母である宣太后(せんたいこう)が政権を握っており、嬴稷は酒におぼれる日々を送っていた。政治的介入を許されない立場に不満を抱えた嬴稷は、無理矢理自らの意志を押し通して戦を起こすが結果的に自分の王としての未熟さを知ることとなる。己の王としての未熟さを悔いた嬴稷は、自ら奮い立ち、数々の裏切りや戦を乗り越えて秦史上最長の55年という在位期間を誇る偉大なる君主へと成長を遂げるのだった・・・。
ドラマの見どころ
“天下統一”の原点!秦史上最長の在位を誇る、第28代君主・昭王の生涯
紀元前306年に即位した、秦の第28代君主・昭王。漫画「キングダム」にも登場する彼は始皇帝の曽祖父にあたり、統治は秦史上最高の55年。この間、弱小国であった秦は頭角を現し、その軍事力および政治的手腕は他国をはるかに凌駕した。強国へと成長する中での葛藤と波乱、そして始皇帝が成し遂げた“天下統一”の原点がここに。
「三国志Three Kingdoms」チャン・ボーが魅せる、悩める王の真実の姿
主演は、浅田次郎原作のNHKドラマ「蒼穹の昴」にも出演し、「三国志Three Kingdoms」「琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~」において孫権を演じた、実力派チャン・ボー。母である宣太后や叔父・魏冉らに逆らえず、王としての自分の姿に悩む若き新王時代から、明君へと成長するまでのドラマチックな昭王の生涯を見事に演じきった。
秦時代の風格と壮大なスケールの映像美を実現リアリティを追求した圧巻の戦闘シーンに注目!
構想4年、製作費20億円越えの本作。リアリティを追及し、服装やメイク、小道具、兵器は全て史実に基づいた本格的な作りになっている。リアルな背景作りにもこだわり、横店映画村のほか、内蒙古高原、太行山脈の南麓にある焦作、三国志“桃園結義”の舞台で知られる涿州、象山などでロケを敢行し、当時の風格と壮大なスケール感を見事に再現している。また、数々の戦法を駆使した戦闘シーンは圧巻であり、歴史的重厚感だけでなく真実を描くことにこだわるディン・ヘイ監督ならではの演出は歴史ドラマファン必見。
中国歴史ドラマ「昭王~大秦帝国の夜明け~」
放送日:2018年8月16日(木)放送スタート 月-金 午後1:00~
第1話先行放送:2018年8月5日(日)夜8:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/shouou/
画像:「昭王~大秦帝国の夜明け~」©CHINA INT’L TV CORPORATION
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