西洋医術発祥記念像(大分県大分市)。中央がルイス・デ・アルメイダ。(wikipediaより)
はい、この●●は何か分かりますか?
幾つか当てはまるものもあるかと思いますが、この人はご存知でしょうか。
ルイス・デ・アルメイダさん。
この方が作ったものを大分が初の●●として、今回ご紹介致します。
アルメイダさんは、1525年リスボンに生まれたポルトガル人。
1548年に医学を修めた後、商人としてインドへ向かい、中国と日本の交易で多大な財を成しました。
医学を修めたのに商人になり、商人としても力を発揮するなんて、神はニ物を与えています(笑)ん?医学?(笑)
そして戦国時代末期に彼は日本を訪れ・・
フランシスコザビエルが豊後(大分)を訪れたのは1551年ですが、その後、1557年に宣教師で、医師でもあったアルメイダが府内に初めての●●を建てました!
大分県人バンザイ!日本で初めての病院はルイス・デ・アルメイダにより豊後(大分)に作られたのです!
県人の方はみなさん、ご存知でしたか!?
この病院では、アルメイダ自ら、外科を担当して日本で最初の外科手術が盛んに行われたほか、食事療法の生活指導や巡回治療も行われ、その噂は九州はもとより遠く各地に広まり、遠く関東からも患者が訪れたとか。(関東から九州までなんてすごい!)
また、病院には、日本最初の医学校も併設されていました。アルメイダは、この病院を建てる2年前に私財を投じて育児院も開設しており、2頭の雌牛を飼って貧しい子供たちに牛乳を飲ませて育てたそうです。
商人の時に蓄えた私財はこんなところに使われたのですね。
なんと立派な方でしょうか。イケメン!
『日本で最初の病院は、アルメイダにより豊後(大分)に作られました』
参考:wikipedia(ルイス・デ・アルメイダ)、大分市医師会立アルメイダ病院、ポルトガル大使館
コメント