日々歴史ネタ探しに奔走する編集部ですが、さすがに12月もこの時期になると正月を控え祭りなどのイベントはめっきり減り、魅力あるイベントのご紹介ができないこともあるわけですが・・・
今回はすばらしくロマンチックな歴史イベントをご紹介です。
佐賀県は神埼郡吉野ヶ里町にあるチョー有名な弥生時代の遺跡「吉野ケ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)」にて、12月20日(土)・21日(日)の2日間、「吉野ヶ里ウィンターバルーンフェスタ」なるイベントが開催されるのです!
内容はその名のとおり、30機もの熱気球が公園をメイン会場として競技するというもの。
園内からの一斉離陸や園外から公園への集結など、公園内の遺跡とのマッチングがなんとも言えず美しく、不思議な古代へのロマンをもかき立てます。
ここで吉野ケ里遺跡についてちょっとお勉強。
この遺跡は、紀元前3世紀〜紀元後3世紀まで、日本で稲作が始まったとされる弥生時代を再現した日本最大の遺跡。
しかしここができるまでには、実は紆余曲折があったのです。
佐賀県は当初、ここに工業団地をつくる計画を立てていたのだそうですが、その中でこの遺跡の価値が改めて見直され、昭和61年から本格的な発掘作業を開始。
そしたら貴重な文化財が出てくる出てくる!というので一気に注目を集め、平成4年の閣議決定(!)で国営吉野ヶ里歴史公園、周囲を佐賀県立公園という位置づけで整備されることになったそうです。
全部で86.7ヘクタール、東京ドーム約18個分というドデかい敷地からは魏志倭人伝に載っている「邪馬台国」の様子を彷彿とさせる建物跡などが発見され、それに基づき物見櫓や竪穴式住居など、当時の様子を再現するさまざまな建物などが復元されています。
写真を見てびっくりしましたが、公園がとにかく奇麗なんですよね〜〜〜。俄然行きたくなってしまいました。
しかもですよ!この日はバルーンフェスタだけじゃないんです!!
20日(土)〜23日(火・祝)の17:00〜20:30まで、同じく吉野ヶ里歴史公園内にてライトアップイベント「吉野ヶ里 光の響」も同時開催!
昼間のバルーンフェスタの気球や、施設内がライトアップ、花火大会等もあり、園内がさらに盛り上がります。
どうですかこの美しさ。正直古代史にはあまり興味がなかったのですが、最近年齢とともに古代史への興味が湧きつつある副編集長Y。
しかもこんなにオシャレでロマンチックなイベントなどがあると思うと、これは今後チェックが必要だな・・・と思う次第です。
一足早いクリスマスを古代遺跡なんてかなりシャレてますよね!ぜひお出かけください。
その他にも「あそぼーさが」には魅力的な佐賀県の観光地やイベント多数!こちらもチェックくださいね!
参照元
「吉野ヶ里歴史公園」オフィシャルサイト
「あそぼーさが」佐賀県の観光情報ポータルサイト
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