News:【東大寺に「算額」奉納】奈良の大仏、身長何メートル?

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物心ついた小学校の時、すでに副編集長Yは、己の数学、いや算数、いや数字に対する適性のなさに気がついたのでした。とはいえ、この世の科学的進歩を支えているのは数学を中心とした理数系の頭脳。
ゴリゴリ文系であるYには、数学ができる人に対して永遠の憧れがあります。

今日ご紹介するのは公益財団法人 日本数学検定協会が製作した「算額」とよばれる「額」が大仏で有名な奈良の東大寺に奉納されるというニュース。

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「算額」とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが、額や絵馬に、数学の問題や解法を記し、神社や仏閣に奉納したものなんだそうです。
難問が多いですが、問題を解けた喜びを神仏に感謝する風習として日本独自に広まった文化
だとか。

この「算額」は現代風にいえば、インターネット上で、いろんな人がプログラムをどんどん進化させていく「オープンソース」の考え方に近いですよね。

また、今の西洋式数学術は幕末ヨーロッパから伝わったものですが、元は奈良時代あたりからはじまり、九九のかけ算はすでに平安時代に出現していたとか。
計算機であるソロバンは戦国時代に輸入されたもので、江戸時代にはもう商業活動にはなくてはならないものになっていました。その意味では算数、数学好きの人が、どの時代にもいたっていうことですよね。

今回の算額(たて68cm×よこ56cm 2体、たて68cm×よこ118cm)には、「奈良の大仏の身長は?」と「大仏のパンチ・・いや失礼、螺髪(らはつ)から割り出す頭の大きさ」という問題が書かれているもの。
観光客が大勢集まる東大寺に掲示され、みんなに頭の体操をしてもらうべく掲示されます。

1月23日(金)に執り行う奉納式で一般に初めて公開、特設サイトを公開するほか、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定め、継続的に問題を発表していく予定だそうです。
奉納式は2015年1月23日(金) 9:30~10:30、東大寺にて。下記参照リンク先に詳細が載っています。

ところでこの日本数学検定協会はその名の通り「数学検定」を主宰している協会。
文科省の後援により、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、全国レベルの実力・絶対評価システムだそうです。
1992年に第1回を開催したところは5,500人だった受験者数は、2006年以降年間30万人にもなっているとか。
またフィリピンやカンボジアなどでも実施、過去5年で述べ20,000人もの人が海外で受験しています。

数学って、文系科目と違って答えがスッキリでるのが気持ちいいんだろうなあ。
それにしても質問、分かります?私は一問目はともかく、二問目はもうギブアップモード。

やはり数学は得意な人に任せるのが一番かもなあ・・・・・

(副編集長Y)

参照元:
数学の額「算額」を東大寺に奉納  1月23日(金)「算額文化を広める日」に東大寺で奉納式 @Press News

 

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