みなさんは何が浮かびますか?
私は連鎖反応のごとく「美人➡佐々木希」「きりたんぽ」「日本酒」と続きましたが、もう一つ大事な冬の東北の風物詩「なまはげ」がありました!
「なまはげ」は秋田県男鹿市ほか一部の地域の民俗行事として有名で、男鹿市のそれは昭和53年に「重要文化財」として指定を受けているそうです。山の神々の使い鬼たちが里に出現、大晦日に「悪い子はいねがー」「泣ぐ子はいねがー」と出刃包丁を手に各家を回り、ビックリした子供がビィビィ泣く姿はテレビでもお馴染み。
しかしこのなまはげは神様のお使いですから、来た家には吉をもたらすとされ、迎えた家の人達は正装してなまはげを迎え、お酒でおもてなしをする、恐ろしい形相とのギャップが人気なのかもしれませんね。
2月13日(金)〜15日(日)、この「なまはげ」発祥の地である秋田県男鹿市は北浦の真山(しんざん)神社で「なまはげ柴灯(せど)まつり」が開催されます。
神事である「柴灯祭(さいとうさい)」と「なまはげ」を組み合わせたこのお祭りは毎年2月の第2週の金曜日〜日曜日に開催されており、境内に炊かれた柴灯の炎のなか、迫力ある演出が大きな人気。
先ほど書いた通り、なまはげのイメージって、各家を回っているシーンが思い出にありますが、雪の中で撮られたこのお祭りの写真は、いい意味での迫力が満点。
けっこー怖いじゃないか!!!
演出もしっかりと構成しており、なまはげの面を神社の石段で神主さんから受け取る「入魂」や、市内各地のなまはげの「乱入」、「なまはげ太鼓」「なまはげ踊り」などのパフォーマンスもしっかりある見ごたえ十分のもの。
しかも祭りの最後には、なまはげが柴灯火で焼いた大餅を切り分けてみんなに配ってくれるんだそうです!
この護摩餅(ごまもち)は、災難除去の御護符(おごふ)としてご利益があるそうです。写真は護摩餅を焼いている様子です。美しいですね。
もの凄く寒いのでしょうが、会場案内図では立ち見席があるくらいですから、大きな炎を出して燃え盛る柴灯火と、人の熱気で寒さも忘れて楽しめそうですね。
また、このあたりの期間にはお祭りを含め、岩手や青森などのお祭り5つを評して「みちのく五大まつり」としてさまざまな催しものも開催。こちらもお祭りのオフィシャルサイトをご参照ください。
ちなみにこのオフィシャルサイト、大変見やすいよいサイトだとYは思います!
寒いところが苦手なYですが、美人もきりたんぽも日本酒もなまはげも大好きなので、いつの日か秋田はじめ東北のウマいもの巡りを取材で行くことを夢見て頑張ります!
(副編集長Y)
参照元
「なまはげ柴灯まつり」オフィシャルサイト
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