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【 激人気 】古代中国史漫画「キングダム」旋風が止まらない!

【 激人気 】古代中国史漫画「キングダム」旋風が止まらない!

老若男女問わず、絶大な人気を誇っている古代中国史を描いたマンガといえば「キングダム」です。アニメ化もされており、ますます目が離せないマンガとなっています。

そんなキングダムですが、いったいどのようなマンガなのでしょうか。
物語は古代中国の春秋戦国時代終盤のお話です。
主人公は、歴史の教科書で必ず一度は耳にすることがある秦の始皇帝になる前の秦王政と、農民から這い上がり大将軍にまで出世した李信の2人が数々の困難を乗り越え、中華統一を成し遂げるストーリーを描いています。

まだキングダムを読んだことのない人のために、今日はその見どころをいくつか紹介します。

ここが見どころその1「迫力ある戦闘シーン」

キングダムの見どころと言えば迫力ある戦闘シーンです。
兵士同士の戦も迫力があって見どころの一つですが、最大の見どころと言えば、武将同士の一騎打ちシーンです。

自分の命をかけた一騎打ちのシーンは非常に見どころがあり、読者をキングダムの世界に引き込むことでしょう。

ここが見どころその2「教科書より分かりやすい中国史マンガ」

キングダムは史実をもとに描かれているマンガです。
もちろんマンガですので、読みやすい様に登場人物など一部フィクションを織り交ぜています。
しかし大きな合戦や事件は史実をもとに描かれていますので、歴史の教科書などを見て、秦王政がいた時代の古代中国史を覚えるよりも分かりやすくていいかもしれません。

ここが見どころその3「個性豊かなキャラクター達」

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春秋戦国時代は、たくさんの武将達が出てきており、誰が誰だかわからなくなる心配をしている人もいると思いますが、その心配を解消しているのがキングダムです。

このマンガは主人公の他にも、一人ひとり個性豊かに描かれているため、誰が誰だか分からなくなる心配はありません。

例を挙げると李信の師匠である王騎というキャラクターがいます。
彼は普段はオカマみたいな話し方をしていますが、ひとたび戦に参加すれば、ものすごい迫力で敵を切り裂いていきます。
このギャップがインパクトありすぎて、一度見たら忘れないという人は多いかと思います。

他にもたくさんの個性豊かなキャラクター達が、キングダムのストーリーを盛り上げています。

7月には佐賀県立美術館にて展覧会も!

このキングダム、これらの要素が相まって、単行本の国内累計発行部数は実に2,300万部以上と、今年連載10周年の記念イヤーを迎え人気急上昇中。

7/30(土)~9/4(日)の会期で、作者の故郷である佐賀県立美術館にて「キングダム展 in 佐賀」が開催されるまでに。

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佐賀県では、今回の展覧会を通じて、佐賀県基山町出身の作者、原泰久氏の活躍を広く知ってもらうとともに「想像力」「表現力」「創作力」に満ちた漫画の持つ特性や魅力を、県内外の多くの方に伝えたいと考えているのだそうです。
こちらの詳細なども追ってレポートしてきますので、お楽しみにお待ち下さい!

歴史、特に中国史に、堅いイメージを持たれている方が多いと思います。
しかしキングダムは、某テレビ番組でも紹介されたように、すごく読みやすく読者を古代中国史の世界に引き込んでくれます。
ぜひ一度読まれてみてはいかかがでしょうか?

参照元:
佐賀県立美術館
©原泰久/集英社

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