春といえばなんといってもお花見!全国的に見頃を迎える4月は、全国各地で桜まつりが開催されます。その中でも特に城ファン&歴史ファンにおすすめの桜まつりを厳選してご紹介します。
国宝天守&桜の最高コンビ
世界遺産であり、桜の名所として人気の高い国宝天守・姫路城(兵庫県)。ソメイヨシノを中心にシダレザクラ、ヤマザクラなど約1000本の桜が植えられ、白亜の天守を彩ります。
今年の見頃は4月上旬から中旬で、4月7日(土)には、琴演奏などのステージイベントを行う「姫路城観桜会」が開催されます。
通年ライトアップされている姫路城ですが、実は時期により色合いの違うライトアップが施されているんです。桜の時期はより一層美しい風景が堪能できますよ。
さらに、4月3日(火)〜4月8日(日)には、普段は入ることのできない夜の西の丸庭園内の桜をライトアップする「花あかり姫路城夜桜会」も開催。昼も夜も見逃せません!
「姫路城観桜会」
開催日:2018年4月7日(土)
※雨天時は4月8日(日)に順延
開催時間:午前10時〜午後4時
開催場所:姫路城三の丸広場「花あかり姫路城夜桜会」
開催日:2018年4月3日(火)〜8日(日)
開催場所:姫路城西の丸庭園
お問い合わせHP:姫路城
http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
そのほかの国宝天守、彦根城や松本城、犬山城、松江城でも桜の開花時期に合わせておまつりが開催されます。お近くの方はぜひチェックしてみてください。
「天下第一の桜」に出会える山城
山城ファンに人気の高い高遠城(長野県)。江戸の頃より「天下第一の桜」と称され、桜の馬場と呼ばれる名所がありましたが、明治時代に廃城になり、荒れ放題になってしまったとか。そのことを悲しんだ高遠旧藩士たちが馬場から城の中心部へ桜を移植。かつての活気を取り戻し、今もなお楽しませてくれるのが「高遠城址公園さくら祭り」です。
今年の見頃は4月上旬から中旬。樹齢130年を超える大木から若木まで、約1500本もの桜とともに、スタンプラリーや伝統芸能の公演などのイベントが楽しめます。
ソメイヨシノよりも小ぶりで赤みの強いタカトオコヒガンザクラは、高遠城でしか見ることができない貴重なもの。北アルプスの眺めとともに満開の桜を満喫しよう。
「高遠城址公園さくら祭り」
開催日:2018年4月1日(日)〜30日(月)
開催時間:午前8時〜午後5時
※最盛期は午前6時〜午後10時(最終入場は午後9時30分)
開催場所:高遠城址公園
お問い合わせHP:高遠さくら祭り2018
https://takato-inacity.jp/h30/
「日本三大夜桜」のひとつ・高田城
徳川家康の六男・松平忠輝の居城として築かれた高田城(新潟県)。広大な内堀と外堀をはじめ、その周辺には約4000本の桜が咲き誇ります。
開花期間に開催される「高田城百万人観桜会」では、約3000個のぼんぼりが灯り、その美しさは青森県の弘前公園、東京都の上野公園と並んで「日本三大夜桜」と称されるほど。毎年全国各地から花見に訪れる人たちで賑わいます。
今年の見頃は4月中旬。6日(金)のライトアップ点灯式オープニングをはじめに、公園内の「さくらステージ」でのパフォーマンス、パレードや観光PR展ど、楽しいイベントが目白おし。夜桜だけでなく、1日中楽しめますよ。
「高田城百万人観桜会」
開催期間:2018年4月6日(金)〜22日(日)
開催時間:日没〜午後9時
※最盛期は〜午後10時
※高田城三重櫓のライトアップは午後6時〜午後10時
開催場所:高田公園
お問い合わせHP:上越観光ネット
http://www.joetsu-kanko.net/kanoukai/2018/about2018.php
今回は桜の名所になっている城の中から、国宝天守、山城、夜桜と、厳選してご紹介しました。日本の四季がもっとも感じられるこの季節、美しい桜を堪能しに、ぜひお出かけください。
(編集部)