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【主演:十八代・中村勘三郎】大河ドラマ「元禄繚乱」2019年4月放送スタート!

「元禄繚乱」©NHK

華やかな文化が生まれた反面、政治経済が乱れた5代将軍・徳川綱吉の元禄時代。君主・浅野内匠頭の刃傷事件を発端とした大石内蔵助ら赤穂浪士の討ち入りを中心に、百花繚乱の人間模様を描いた大河ドラマ「元禄繚乱」を、チャンネル銀河では2019年4月11日(木)より放送する。

主演を務めるのは十八代・中村勘三郎。息子の中村勘九郎が主演をつとめる大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」が放送中の今だからこそあらためて観たい作品だ。

あらすじ

「元禄繚乱」©NHK

江戸に出てきた赤穂藩の家老見習い、大石内蔵助は、遊郭で米沢藩の色部又四郎という男と出会う。意気投合した2人は遊女・染八をあげてどんちゃん騒ぎ。後に敵同士になるとは、このときの2人には知る由もなかった。朝帰りした内蔵助は後見役の頼母助にしかられてしまう。内蔵助の仕える浅野家の若き当主、内匠頭長矩は、いいなずけの阿久利の美しさに心奪われていた。一方、後に因縁の相手となる吉良上野介は、息子の綱憲を、妻・冨子の実家である米沢藩上杉家に送り込み、贅沢ざんまいの日々を送っていた。やがて藩主となった綱憲の婚礼の日取りが決まり、米沢藩内は浮き足立つ。

「元禄繚乱」©NHK

その頃、上州沼田藩には、将来を誓い合う恋人同士、岡島忠嗣と染子がいた。染子は叔母の浦里の勧めで館林藩主・徳川綱吉の屋敷に奉公に出る。2年間の期限付きで、花嫁修業のつもりだった。しかし、綱吉が染子に一目ぼれしたことから、染子の運命は急変してしまう。綱吉の正室・信子は、側室のお伝の方を牽制するために、染子を利用しようとするが……。やがて染子を側室とした綱吉の立場にも激変の兆しが表れる。

見どころ

新たな解釈で描きだす百花繚乱の「忠臣蔵」

「元禄繚乱」©NHK

江戸時代から現在にいたるまで、国民的人気を誇る「忠臣蔵」。本作では赤穂事件に政治的な背景があったという新解釈のもと、松の廊下での刃傷事件が起こるまでの人間関係をじっくりと描く百花繚乱の人間ドラマとなっている。主役の大石内蔵助を演じるのは十八代・中村勘三郎(当時・勘九郎)。赤穂藩の筆頭家老でありながら普段は呑気で遊び好きな”昼行灯”、しかし周囲の人望は厚く、いざという時には強いリーダーシップを発揮して家臣を統率するという役柄はまさにハマり役だ。

歴代大河ドラマの主役キャストが勢ぞろい!

「元禄繚乱」©NHK

歴代の大河ドラマで主役をつとめたキャストが多く出演しているのも大きな見どころのひとつ。石坂浩二(「元禄太平記(1975)」ほか)、東山紀之(「琉球の風(1993)」)、村上弘明(「炎立つ(1993-1994)」)をはじめ、後に主役をつとめることになる若き日の滝沢秀明(「義経(2005)」)や宮﨑あおい(「篤姫(2008)」)、さらにはNHKで放送中の「いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019)」でW主演をつとめる阿部サダヲも出演しており、大河ドラマ主役経験者の出演が最も多い作品となっている。

話題となった七之助との親子共演!

「元禄繚乱」©NHK

大河ドラマ「元禄太平記(1975)」で大石内蔵助の息子・主税を演じた中村勘三郎。本作ではその主税役を彼の次男である中村七之助がつとめ、親子共演に大きな注目が集まった。歌舞伎の舞台では以前から共演していた二人だったが、ドラマでも息のあったところを見せ、吉良邸への討ち入りという最大の見せ場を役柄と同じく親子で見事に演じきった。

物語を楽しむためのキーワード

赤穂事件

「元禄繚乱」©NHK

江戸時代中期にあたる元禄14年(1701)、江戸城で赤穂藩の藩主・浅野内匠頭が吉良上野介を斬り付けるという刃傷沙汰を起こし、即日切腹。主君の無念を知った赤穂藩の藩士(赤穂浪士)たちはその仇を取るべく討ち入りを決意し、綿密な計画を練っていく。そして翌年の元禄15年(1702)12月14日、筆頭家老の大石内蔵助を中心に四十七人の浪士が吉良邸へ討ち入りし、悲願である吉良の首をあげた。この”赤穂事件”と呼ばれる出来事を題材にした作品が「忠臣蔵」であり、江戸時代から現在にいたるまで舞台やドラマなど様々な形で取り上げられている。

関連記事:【赤穂浪士の討ち入り場所】吉良邸から泉岳寺まで事件当日の動き

大河ドラマ「元禄繚乱」

放送日時:2019年4月11日(木)放送スタート 月-金 朝8:00~
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/series.php?series_cd=21521

 

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