2017年はあともう少し。今年は伊達政宗と立花宗茂の生誕450周年であり、幕末維新150周年という、節目の年でもありました。
歴人マガジンでもたくさんの記事をご覧いただきましたが、今年も戦国が強く、特に大河ドラマ「おんな城主 直虎」に、映画「関ヶ原」の大ヒットをうけた関連記事が読まれました。そして、特筆すべきはあの大河ドラマの記事です。
そんな、歴人マガジンならではの、2017年の記事ランキングベスト10を発表します!
まずは10位から4位まで、一気に発表いたします。
【10位】諸説あり、平清盛の死因とは?
【9位】2大平安大河ドラマのキャストを徹底比較
【 豪華キャストの源平合戦!?】『平清盛』『義経』で平安大河ドラマの違いを楽しもう!
【8位】「おんな城主 直虎」を支えた、頼もしい仲間たち
【 気になる井伊家家臣団を3分で! 】直虎の○○な仲間たちまとめ
【7位】「政次ロス」な人が続出!「直虎」小野政次の衝撃の最期
【 衝撃の最期 】大河ドラマ関係者が語る小野政次の実像と死の真相
【6位】流刑されても奇跡的復活を遂げた源頼朝!
【 流罪は死罪より重い?】 歴史上で多く選ばれた流刑先と奇跡の大逆転劇
【5位】リピーターも多数!映画「関ヶ原」が大ヒット
【 豪華キャスト続々発表 】岡田准一が石田三成に!司馬遼太郎の巨編・映画「関ヶ原」が2017年8月26日公開
【4位】直虎だけじゃない!勇ましくも麗しい女武者たち
【 意外と多い?女武将伝説 】 戦い抜き、誇りを守った乱世の女武者たち
以上が4位までです。
高橋一生さんが演じられた小野政次や家臣団など、あまり知られていない人物の活躍が目立った「おんな城主 直虎」。また「平清盛」「義経」という、チャンネル銀河で初放送の平安大河ドラマの記事も注目を集めました。
そして今年は、なんといっても映画「関ヶ原」のヒットではないでしょうか。この記事以外にも、たくさんの関連記事をご覧いただきました。
それでは気になる、ベスト3の発表です!
【3位】「直虎」と「真田丸」、赤備え以外の共通点って?
【 真田丸 赤備え対決の63年前 】井伊直虎と真田昌幸には、意外な共通点があった?!
3位はこちら、根強い人気を誇る大河ドラマ「真田丸」と「おんな城主 直虎」を比較する記事が選ばれました。
「真田丸」では、真田信繁(幸村)と井伊直孝の軍勢による「赤備え対決」が描かれ、話題となりました。そして今年の「おんな城主 直虎」でも、のちに「井伊の赤鬼」と恐れられた井伊直政が赤備えを継承する場面が描かれたことは、記憶に新しいですよね。
そんな真田家と井伊家はこの赤備え以外にも、ともに地方の小領主(国衆)から成り上がった大名であり、周囲の大名に翻弄されつつ、滅亡の憂き目に遭いながらも立ち上がる「しぶとさ」を持ち合わせていました。これは近年の大河ドラマの主人公の傾向といえるかもしれません。
【2位】これぞ“ソーシャル大河”の実力!みんな大好き「平清盛」
【観ないなんてもったいない!】大河ドラマ「平清盛」の面白きことを教えてやろう
2位はなんと、大河ドラマ「平清盛」の記事。
本放送当時は「画面が汚い」「低視聴率」といった報道もあったものの、終了から4年以上たった今も新たなハッシュタグが生み出されるなど、SNSを中心に熱狂的なファンを獲得した“ソーシャル大河”「平清盛」。チャンネル銀河での初放送を記念したtwitterキャンペーンから選ばれた、アツい気持ちが共感を呼び、見事ランクインを果たしました。
【1位】今年のトップは家康!子宝に恵まれた側室選びの秘訣とは?
【子だくさんには理由あり!】 徳川家康が側室選びでこだわった意外な着眼点
そして1位はこちら、徳川家康が獲得しました!
20人ほどの側室がいたという家康ですが、すでに結婚・出産を経験していた女性も多くいました。これは、男子がいれば信頼できる一族として育てられ、女子がいれば婚姻で有力大名を味方にでき、さらに一度子を産んでいれば、不妊ではない証になるという、合理的な考えからくるものでした。こんな家康だからこそ、戦国の世を終わらせ、平和が長く続く時代の礎を築けたのかも?今年は「おんな城主 直虎」で家康役・阿部サダヲさんの好演もあり、家康の魅力を再認識した年でもありました。
以上、歴人マガジン2017年人気記事ランキングベスト10をお送りしましたが、いかがだったでしょうか。
今年前半に公開した記事が多い中、「おんな城主 直虎」は、後半からの盛り上がりがわかる結果となりました。さらに今年は映画「関ヶ原」のヒットするなど、戦国時代が席巻する中、「平清盛」「義経」が大健闘しました。
来年の大河ドラマは幕末が舞台の「西郷どん」。今年の大政奉還に続き、明治維新150周年を迎え、幕末ネタが必須となりそうです。さらに平清盛の生誕900周年というメモリアルイヤーでもあり、ファンにとっては特別な1年になるのではないでしょうか。
今年も1年、歴人マガジンを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
2018年も充実の歴史ライフが送れるような、楽しいニュースをお届けできればと思います。来年も歴人マガジンをよろしくお願いいたします!
(編集部)
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