歴人マガジン

”盛絵”を描いたマンガ家の方々より大河ドラマ『平清盛』へのメッセージが到着!

イラスト:高田明美

 

大河ドラマ『平清盛』がNHKで放送された当時、インターネット上で大ブームとなった“盛絵”。ドラマに惹き付けられた多くのファンたちは、ハッシュタグ「#盛絵」をつけてイラストをTwitterなどに次々と投稿していきました。

“盛絵”ブームの一端を担い、マンガ家仲間とともに盛絵本も出版したキャラクターデザイナーの高田明美氏は、特別番組「平安トーーク!大河ドラマ『平清盛』 “#銀河盛”に備えよ!!」の中で、「『平清盛』の放送が終わった後、面白いなと思う作品があっても、同じようにイラストを書く気持ちにさせてくれる作品はありませんでした。本当に特別な作品です。」と語っています。

そんな高田明美氏とともに盛絵本を出版したマンガ家の方々より、大河ドラマ『平清盛』へのメッセージをいただきました。

※コメントは五十音順に掲載

井荻寿一

「平清盛」、大変楽しく観ていました!
元々好きな題材なのと、役者陣がなかなか魅力的で松ケンもどう清盛を演じるのか、毎回楽しみでした。特に「断られておるではないか!」の一言は、今でも爆笑で時折会話で使っています。六波羅殿の禿髪たちの妖しさとか、ざっくばらんな政子とか、まさかの聖子様登場とか、母様(吹石一恵さん)の絶命シーンとか、個人的にツボも多く、最後まで楽しめました。美術にもこだわりが入っていてとても良かったですね。
主に漫画家などのファンらがネット上でおのおの描きまくった、通称「盛絵」にも何枚か描かせていただき、それもファン同士で楽しめた要因でしたね。またこれからの大河も楽しみにしています!

イラスト:井荻寿一

海野つなみ

私にとって、初めて描いたドラマ絵が『平清盛』でした。ざらざらした美しい画面、癖のあるキャラ達の怪演、最初はツッコミながら見ていましたが、次第に夢中になりました。それが、毎日続けて見られるなんて、贅沢…!これから初めて見る、という人は、第1話の杏さん演じる雄々しい北条政子を見て、この作品が今までの大河ドラマとは違うことを思い知ることでしょう!

イラスト:海野つなみ

折原みと

ドラマの放送が終わるか終わらないかのうちにアップされる盛絵が、いつも楽しみでした!SNSでみなさんと一緒に鑑賞する大河は、何倍も楽しめますね。清盛本に参加させていただけたことも、いい思い出です。

イラスト:折原みと

北崎拓

一部心ない人から「画面が暗い」など言われた『平清盛』でしたが、まさに平安時代末期という日本史の「古代」の闇から「中世」への移り変わりを表した見事な画面に、第1話から夢中になった当時を思い出します。長い年月に渡って源平合戦を題材に漫画作品を描いておりますが、この『平清盛』を拝見して満足した部分も大きくあり、自分の作品の方で「描くべきこと・描かなくていいこと」がハッキリ選択された気がいたします。
他の歴史大河ではなかなか見られない魅力満載な『平清盛』の面白さがより多くの人に届く事を期待しております!

イラスト:北崎拓

久世番子

盛絵を描くようになった動機のひとつにヴィジュアルの新しさがあると思います。土ぼこりの汚れふんどし、眉を抜いた貴族の青白い顔、崇徳院の血涙も「汚い怖い」ではなく「かっこいい!美しい!」のです。

イラスト:久世番子

もんでんあきこ

『ちりとてちん』の藤本有紀さん脚本ということで楽しみにしてたのが初回から打ち抜かれました。人間ドラマの濃さがたまりません。濃いドラマに素晴らしい役者さん達がはまって極上の大河ドラマでした。多くの人に観てもらいたいです。

イラスト:もんでんあきこ

ゆうきまさみ

盛絵本にも書きましたが、好きな時代の物語ではあったのです。初めから観るつもりではいましたが、はじめは「『新平家物語』でやったところだよな」と思っていたことも事実でした。ところが観始めてその空気感の濃密さに驚かされます。からっ風に舞う土埃と、地面に這いつくばるように生きる人々。その中から立ち現れる新興勢力としての武士達の姿に、「これからの大河ドラマはこうだ」という宣言すら聞こえてきそうでした。いま思い出しても、なにかこう「異形の大河ドラマ」だったという気がします。

キャラクターに眼を転じれば、松山ケンイチさんが演じる主人公平清盛(僕はピーク時のあの僧形のまま足利義満を演じてもらいたい、なんてことも思いますが)は言うまでもなく、伊東四朗さんの白河上皇から始まって濃いキャラクターのオンパレード。山本耕史さん扮する藤原頼長の魅力的なこと。阿部サダヲさんの軽妙洒脱な信西。童形で初登場する若々しい後白河上皇。藤原信頼の意外性抜群のキャスティング等々、例を上げればキリがありません。それぞれが人間臭くありながら、総体としては華麗な平安絵巻を作り上げ、支えていたと思います。

脇役も面白く、全般的に結束が固かったと言われる平家の家中にあって、源頼朝の許に下って家名を保つことになる平頼盛という、複雑さを持ったキャラクターを丁寧に描いてくれたのも嬉しかったですし、神木隆之介さんを源義経に起用するというのは嬉しいサプライズでした。

そしてこのドラマで描かれた源頼朝・北条政子夫婦のキャスティングは、周囲の俳優さんも含めてそのまま続編、新時代の『草燃える』を熱望する人々を生み出しました。ぜひこのスタッフ、あの夫婦で続編を!

イラスト:ゆうきまさみ

大河ドラマ「平清盛」

放送日:2017年2月20日(月) 月-金 午後2:00~ ※リピート:深夜0:00~
番組ページ:http://www.ch-ginga.jp/feature/kiyomori/
元永元年(1118年)、京都。貴族の世は乱れ、武家である平氏の嫡男、忠盛(中井貴一)も朝廷に命じられるまま盗賊の捕縛などをしていた。ある日、忠盛は貧しい身なりの女性と出会う。舞子(吹石一恵)というその女性はかつて御所に出入りしていた白拍子で、時の最高権力者、白河法皇(伊東四朗)の子を身ごもっていた。忠盛はお腹の子を殺されることを恐れ逃げてきた舞子をかくまう。忠盛の家の納屋で、舞子は出産。その赤ん坊こそが後に平家の棟梁となる平清盛(松山ケンイチ)であった。

平安トーーク大河ドラマ平清盛』“#銀河盛に備えよ!!」

 

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