今年は、豊臣方と徳川方が雌雄を決した「大坂の陣」から400年。
大阪でも「大坂の陣400年天下一祭」が開催、昨日はお盆から東京丸ビルで「大坂の陣400年 丸の内夏の陣 真田幸村と戦国武将たち」が開催されるという記念すべき年なんですね。
そんな「戦国末期ブーム」のなか、講談社から電子書籍「決戦!大坂城」「決戦!関ヶ原」が本日7月31日から発売を開始されるというニュースを聞きつけました。
何やら発売を記念したキャンペーンも実施されるということで楽しみ。ではさっそくまいりましょう!
1冊目「決戦!関ヶ原」は、歴史ファンならずともご存知の「天下分け目の戦い」をテーマに描いた長編小説。
慶弔5年(西暦1600年10月21日)秀吉亡きあと、豊臣政権を引き継いでいた石田三成をはじめとする西軍と、豊臣家を滅ぼし、新しい幕府をつくろうとする徳川家康率いる東軍両軍併せて20万近くが、岐阜県関ヶ原で激突、結果としては徳川軍の圧勝に終わり、時代は大きく動くことになった戦です。
この「決戦!関ヶ原」は、当代の人気作家7人が「なぜ、勝てたのか」「負ける戦だったのか」「両軍の運命を握る男」というテーマで筆を奮った傑作長編です。
また2冊目「決戦!大坂城」は、慶長一九〜二十年(西暦1614〜1615年)に渡り、二度にわたって繰り広げられた最終決戦がテーマ。
「戦国時代の幕が引かれようとする中、男たちは何のために戦ったのか」ということについて、新たな作家さんを加え、こちらも7人の力作小説が一冊で楽しめる前代未聞の競作長編です。
確かに関ヶ原後の情勢を冷静に見れば戦うことが無謀だったのではないか、と思うのですが、その核心にメスを入れて描いた作品ということで、これも大きな話題を呼びそうです。
さらに、今回の発売を記念し、twitter上で本日から8月14日まで「この武将は誰でしょう?武将当てクイズ!」も開催!
講談社BOOK倶楽部のtwitter アカウント から、『決戦!関ヶ原』と『決戦!大坂城』に登場する武将のプロフィールなどがクイズ形式で、1日1問、twitterで発信、それをリツイートしていただいた方には、抽選で素敵なプレゼントがもらえるそうです。
リツイートしていただいた方は自動的にプレゼントへの応募が完了するというシンプルなもので、クイズの答えは翌日、ツイッターで発表。しかも毎日参加してもいいというのですから、これは随分と太っ腹なキャンペーンですね。
13日最終質問、14日の回答までとのことで、毎日参加してもよいそうなので、ぜひご参加ください。
もうすでに一問目が出題されていますが、本作を読まずとも分かる問題(ムフフ)、これは参加の価値ありと見た!
詳しくは講談社BOOK倶楽部のアカウント@KDigibooksをフォロー&チェックしてみてください。
いやあ、しかし戦国人気は凄い!
歴人マガジンをやっていてつくづくそう感じますが、7人の異なる作家さんの作品を読めるというのは本当に魅力。
作家さんそれぞれ好みもあるでしょうから、そのあたりの色合いを読み取りながらという楽しみ方もできますね。
1作ごとに読める分冊版 「決戦!関ヶ原」「決戦!大阪城」も同時発売ということで、段階を追って読んでいく楽しみもあります。
なかなか落ち着いて本を読む時間が取れないにとって、移動時などに読める電子書籍の存在は大変にありがたいです。
戦国ファンの方、ぜひこの2冊、来年の「真田丸」放送に向けてご準備されてはいかが?
副編集長Y