歴人マガジン

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【 足かけ5年のビッグプロジェクト 】「西国三十三所 草創1300年記念事業」が今週末からスタート!

人々の心に癒やしを与える仏像のなかでも人気・知名度ともに高い観音菩薩。
「観音様」と呼ばれ、古くから日本の仏教信仰を象徴する仏様として多くの人に癒やしを与えています。

その観音様が、「33の姿に身を変えて人々を救う」という教えのもと「西国三十三所」 と総称された寺院は「札所」となって順番に参拝する巡礼文化を生みました。

第一番札所 那智山青岸渡寺(和歌山県)

第一番札所 那智山青岸渡寺(和歌山県)

その総距離は実に約1,000kmに及び、和歌山県、大阪府、 奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県の2府5県を包括するように伸びています。こちらの地図でお分かりのとおり、ものすごい広範囲に渡っていますね。
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また、その三分の一が中世日本の首都・京都に集中していることを背景に、「西国三十三所」が生んだ観音信仰と巡礼文化は全国に広がり、昨今では多くの外国人が訪れる 巡礼道となっているそうです。

この巡礼はなんと養老2(718)年、観音菩薩が人々を救うために示したと伝わる観音霊場のルーツとして日本最古のもの。

その西国三十三所が、再来年の2018年には草創1300年を迎えることを記念し、今年の春から2020年にかけて足かけ5年をかけた大事業「西国三十三所草創1300年記念事業」が、まさに今週末4/24(日)から始まることになったそうです!719_2-1

毎月一つの札所を巡礼する「月参り巡礼」で特別な御朱印をゲット!

さて同記念事業の一つとして今週末24日から始まるのは、三十三の寺院が持ち回りで法要を行い、巡礼者と共に諸々の災害復興と世の安寧を願う「月参り巡礼」。

今回だけのスペシャル御朱印をいただこう。

今回だけのスペシャル御朱印をいただこう。

当日は、一番札所である和歌山県の青岸渡寺で、納経所が開いている午前5時~午後4時20分に御朱印をいただくと、今回のみの特別な御朱印も同時にいただくことができます。
なんといっても1300年記念の最初の札所で、今回しかもらえないというものですから、これはかなりのレア&ご利益度があるはず。

今回のみのスペシャル御朱印!レア度ハンパありません!

今回のみのスペシャル御朱印!レア度ハンパありません!

また、先週起こった「平成28年熊本地震」や平成23年に紀伊半島に上陸し、青岸渡寺とその周辺に甚大な被害をもたらした「紀伊半島大水害」をはじめとする災害復興と世の安寧を願うことを目的に、御本尊「如意輪観世音菩薩」 への法要を午前10時より本堂にて行うそうです。
熊本地震、まだまだ本当に大変な状況で胸が痛みますが、一刻も早い復旧を願います。

●一番札所 青岸渡寺法要について:
日程: 2016年4/24(日)納経時間午前5時~午後4時20分 ※午前10時より、青岸渡寺本堂にて法要を行います。
寺院名 : 那智山青岸渡寺
所在地 : 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 8 電話 0735-55-0001
料金 : 納経料300円が必要(入山料は不要)

さらに翌月から続く「巡礼の旅」さまざまな楽しみ方

こうして24日に一番札所の青岸渡寺での巡礼が終わると、5月は同じく和歌山県の金剛宝寺(紀三井寺)、6月も和歌山県の粉川寺と続き、7月以降大坂、奈良、京都、滋賀と毎月巡礼の旅が三十三所まで続いていくのです。

また、今回の事業はこの月巡り巡礼のみならず、1年を通じて三十三所で特別拝観を実施したり、1300年前と同じスタイルで各所を巡る「徒歩巡礼」ツアーや各所にある100種類以上の名物お寺菓子を紹介する「スイーツ巡礼」など盛りだくさん。

1300年前と同じスタイルで各所を巡る「徒歩巡礼」。

1300年前と同じスタイルで各所を巡る「徒歩巡礼」。

石山寺スイーツ「あも」(叶匠壽庵)

石山寺スイーツ「あも」(叶匠壽庵)

さらにオこの巡礼をすでに行っているハーバード大学大学院の博士課程に在学中のアメリカ人僧侶ジェシー・ロバート・ラフィーバーさんの巡礼の旅レポートも、彼のFacebooktwitterで発信されており、これから巡礼を考えているみなさんの参考になります。

アメリカ人僧侶ジェシー・ロバート・ラフィーバーさん。

アメリカ人僧侶ジェシー・ロバート・ラフィーバーさん。

いやーしかしこのプロジェクト。
ただでさえこんな広範囲なのに、祈りを捧げるために三十三の寺院が連携することがどれだけ大変か・・・
あえてこの大変な事業に、昨今の自然災害や世界情勢に対する不安を取り除くため、観音様に祈りを捧げる各札所の思いを感じます。

ぜひみなさんもこのプロジェクトをフォローしていただき、可能であれば巡礼の旅にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
その旅を成し遂げた瞬間、あなたの目の前には観音様に導かれた新しい世界が開けているかもしれませんよ。

参照元:
西国三十三所 草創1300年記念事業」特設サイト
Facebook

編集長Y

 

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