歴人マガジン

歴人マガジン

【 「キングダム」の舞台 】特別展「始皇帝と大兵馬俑」が大阪で開催!

【 「キングダム」の舞台 】特別展「始皇帝と大兵馬俑」が大阪で開催!

《兵馬俑(右から)跪射俑/軍吏俑/将軍俑/歩兵俑/立射俑》秦始皇帝陵博物院蔵

古代の中国を初めて皇帝として統一したとされている秦の始皇帝。
大人気マンガ「キングダム」では、この始皇帝の少年時代、春秋戦国時代が舞台となっています。

《始皇帝の肖像》(※参考図版)秦始皇帝陵博物院蔵 ©陝西省文物局・陝西省文物交流中心・秦始皇帝陵博物院

《始皇帝の肖像》(※参考図版)秦始皇帝陵博物院蔵

その後中国を統一した始皇帝の時代に、亡くなった人を埋葬する時に副葬品として埋められた俑(よう)と言われる土人形が多数作られ、後年になって多数発掘されたわけですが、今回大阪の国立国際美術館にて特別展「始皇帝と大兵馬俑」が福岡・東京に次いで7/5(火)から始まるそうです。

圧巻!整然と揃って発掘された「軍団」が会場に再現!

今回の特別展に出品されるのは、始皇帝が自らの陵墓(お墓ですね)に埋めさせた、約八千体もの軍団を形成した兵馬俑のレプリカ約60体をはじめ、秦が小国から帝国に成長するまでの過程を表す貴重な文物の数々。

兵馬俑は当初1974年に発掘された後、現在も発掘は続けられており、始皇帝時代の知られざる歴史を伝える貴重な史料です。

驚きなのは一体一体顔が違うこと。
恐らく実在した武将をモデルに作られたものではないかとのことで、様々な身分の兵士が個性豊かな表情を見せています。
これが紀元前3世紀頃に作られたものという事実にも驚きを隠せません。

《将軍俑》秦始皇帝陵博物院蔵 

《将軍俑》秦始皇帝陵博物院蔵

《騎馬俑》咸陽市文物考古研究所蔵

《騎馬俑》咸陽市文物考古研究所蔵

《2号銅車馬》(展示は複製)秦始皇帝陵博物院蔵

《2号銅車馬》(展示は複製)秦始皇帝陵博物院蔵

しかも今回、会場ではこの兵馬俑が発掘された時の「兵馬俑坑」を再現。
一つ一つ違う兵馬俑の魅力もさることながら、軍団として集まった迫力の体験ができます。

《1号兵馬俑坑》秦始皇帝陵博物院蔵 

すごい迫力!《1号兵馬俑坑(中国・陝西省)》秦始皇帝陵博物院蔵

紀元前3世紀にすでに秦には水道があった!?

さらに今回の特別展では、始皇帝が暮らした「咸陽宮殿遺跡」跡地から発掘された水道管も展示。
紀元前3世紀にすでに水道の技術があったとは… そのスケールの大きさに圧倒されます。

《水道管、L字形水道管、取水口》秦咸陽宮遺址博物館蔵 

《取水口》秦咸陽宮遺址博物館蔵

現代と変わらない。《L字型水道管》秦咸陽宮遺址博物館蔵。

この他にもまさにキングダムの舞台、秦が小国の春秋戦国時代に拠点としていた陝西省で発掘された、土器や銀器なども展示されています。

《秦公鐘》 宝鶏青銅器博物院蔵 

《秦公鐘》 宝鶏青銅器博物院蔵

《玉剣・金剣鞘》韓城市梁帯村古墓葬群文物保護管理所蔵

《玉剣・金剣鞘》韓城市梁帯村古墓葬群文物保護管理所蔵

これだけの規模で開催される特別展。さすが中国、スケールが大きい!!
すでに終了した東京・福岡でも大反響を呼んでおり、大阪での開催も大きな話題になることでしょう。
この他にも期間中には関連イベントなどが多数開催。キングダム好きな息子さんやお父さんにはたまりませんね。
特別展は7/5(火)から。
夏休み中は大変混雑も予想されるので、早めの参加がオススメです!

参照元:
特別展「始皇帝と大兵馬俑」オフィシャルサイト
国立国際美術館」イベントページ

特別展概要:
特別展「始皇帝と大兵馬俑」
会期7/5(火)〜10/2(日)
開館時間10:00~17:00、金曜日は19:00まで (入場は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(ただし、7月18日(月・祝)、9月19日(月・祝)は開館)
観覧料 一般 1,500(1,300)円 大学生 1,200(1,000)円 高校生 600(500)円
※( )内は前売・団体料金/団体は20名以上/中学生以下無料
※心身に障害のある方とその付添者1名無料(証明できるものをご提示願います)。
※本料金で、同時開催の「コレクション2」もご覧いただけます。

秦始皇帝陵博物院蔵作品は
©陝西省文物局・陝西省文物交流中心・秦始皇帝陵博物院
その他の作品写真はいずれも
©陝西省文物局・陝西省文物交流中心

編集長Y

Return Top